■横浜市立大学国際教養学部AO合格/「Kipで学んだナマケモノ、自分の夢にしがみつく」
私は高校一年生の夏、友達の誘いで参加したオープンキャンパスがきっかけで、横浜市立大学を志すようになりました。そのときから「AO入試」というものに興味はあったものの、特に何もせずに日々を過ごしていました。
高校三年生の春、Kip学伸ならばAO入試の対策もしてくれる、という母の友達の勧めで入塾し、一般入試の勉強をしながらAO入試の勉強を少しずつするようになりました。
恥ずかしい話ですが、私は超がつくほどの怠け者です。また、物事を軽く見てしまう悪い癖もあり、AO入試の勉強は一般入試の勉強より簡単だろう、苦労することはないだろうと、大学受験という人生のなかでも特に重要な出来事に対して自分の悪癖を発揮し、AO入試の勉強をどんどん後回しにしてしまいました。しかし、夏休みに入り、自分の文章のあまりの拙さに気づき、このままでは間に合わないと大沢先生に発破をかけられ、それがきっかけとなり私は心を入れ換え、これまで真剣になれなかった日々を埋めるようにAO入試の勉強と向き合うようになりました。
大沢先生とはLINEを使いながらの話し合いを重ね、参考図書やアドバイスを多く授かりました。私は学校で生物部に所属していたことや、飢餓の問題に興味があったこともあり、「昆虫食」に強く魅力を感じていたため、一次試験で提出する資料には昆虫食について学びたいという気持ちを大学の教授に伝えられるよう何度も何度も文章の書き直しをしました。
また、昆虫食について詳しく調べるのはもちろん、昆虫食の店やイベントに食べに行ったり、実際に昆虫を使ったクッキーを作ってみたりと、両親の協力を得ながら自分に出来ることは何でもするようになっていきました。
生物部を6年、習い事のピアノを小さい頃から続けていること以外、私にはこれと言って大した経歴がありません。しかし、過去は変えられないので、そのことを補えるように自分は未来のことをよく考えることができている人間である、ということを多く文章中に練りこみました。
AO入試の対策に本格的に取り組み始めた時期が遅かったことや、一般入試に向けての勉強をする時間が以前と比べて大幅に減ったことなど、辛いと思ったこともありましたが、それ以上に自分の将来のことを考えることの楽しさをAO入試の勉強に見出していました。
二次試験では質疑応答に加え、一次試験で提出した資料についてのプレゼンテーションが必要となるため、プレゼンテーションで必要となる写真を集めたり、質問に答えられよう徹底的に練習をしたりしました。不安もありましたが、当日はあまり緊張することなく、笑顔で試験を迎えることができました。
今回の経験を経て、AO入試は過去の自分を見直し、これからの自分を確立していくための一歩となる、一般入試とはまた違ったものを得ることができる、人生の中でとても重大な機会になると私は感じました。
もしAO入試に対する気持ちが変わらず、怠け続けていたら。もしKip学伸で、大沢先生のご指導の下でAO入試の勉強をしていなければ。もし先生との距離が近く、話し合いをしやすい個人塾でなく、大きな予備校を選んでいたら。おそらく、今の私はいなかったでしょう。生徒に寄り添った指導をしてくださった大沢先生、本当にありがとうございました。
これからも自分の夢に向かって日々邁進し続けていきます。
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