大学・中学合格体験記



■海城中学 「淡々と着実に」

彼が Kip に入塾したのは、小学 3 年生の夏でした。二つ違いの弟と一緒でした。彼は生来の穏やかな性格で、いつも淡々と行動できる子でした。嫌なことがあっても顔に出したり、激昂したりすることは全くありません。
素直で真面目な少年です。

中学受験を視野にいれて勉強をしている時に、なかなか偏差値が上がらずに何度もお母様と面談をして話合ったことがあります。 塾のデータによると45〜52を行ったり来たり・・・親が心配するほどには本人に危機感がありませんでしたが、ご両親も口うるさくいうタイプではなかったのが救われました。
アップダウンを繰り返しながら、彼の成績は少しずつ上がっていきました。
お母様との面談の時に
「Y 君は、感情を表にださないけれども、その分忍耐力があるので中学受験には有利だと思いますよ」と、お話したことを記憶しています。

彼は塾の一日特訓にも出席しましたし、時間の許す限り様々な Kip のイベントに参加しました。ご両親はいつもで協力的で、私たち Kip の講師を信頼してくださっていました。私たちにとって、そのことが一番の励みになりますし、ご両親のためにも頑張ろうという気持になります。

中学受験は高校や大学受験と大きく異なるのは、親子の受験といわれるようにまだ幼い小学生の勉強は母親がサポートせずには、たちいかないのです。
Y 君は自宅から遠く離れた私立小学校に通っていましたので、通学に要する時間も大変でした。くたくたになって塾にくることも何度もあり、私たちも可哀想になってしまうこともたびたびでした。
「学校が遠いから大変だね。ラッシュとかすごいでしょう?」というと「僕、電車の中で遊んでいるから大丈夫だよ」
とニッコリしました。
こどもってなんて逞しいのでしょう。

彼は、最後まで淡々と勉強をやり抜きました。すべての Kip の教材をやり抜きました。6 年の秋からは実力が付いてきているのがわりました。
毎年そうですが、合格をする子は、秋からめきめき頭角を現します。
体力があるうえに、心も強いのです。

1 月受験から 2 月1日の本命まで彼の闘いは続きました。

海城中学の受験で持てるエネルギーをすべて使い果たしてしまった Y 君が合格の報を耳にしたのは、次の日の S 校の受験を終えてからでした。

試験会場で合格の報を受けたお母様が、電話で、「憔悴しきって今試験会場に入っていきました」
「本命ですべてを出し切ってしまったのだね」と大沢先生と大笑いしてしまいました。
4 月から海城中学 1 年生です。
彼は将来医学の道を目指しています。彼が医師になったら、3 代目になります。まだまだ勉強への道のりは長いけれど、その粘り強さと意志の強さ、そしていつも穏やかなその性格が、きっと Y 君の将来を輝かしいものにしてくれると先生は信じています。

謙虚で優しい父親と穏やかで聡明な母親に恵まれた Y 君は幸せ者です。
自分ひとりで合格ができたのではないですよ。

ご両親のサポートに感謝を忘れないでね♪

<< 「大学・中学合格体験記」一覧へ戻る

お問い合わせ・無料受験相談