小学生 冬期講習個別指導



今年も2カ月を残すばかりとなりました。

年が明けますと、塾ではすぐに新年度体制に入ります。4年生は新5年生に、5年生は新6年生に入ります。中学受験は全ての受験の中で最も過酷で厳しい受験と言われていますが、それは単に受験生だけの問題だけではなく、ご両親やご家族の協力なくしてありえない受験だからです。

ご家族で意志を統一していただくためにも、4、5年生のうちに学校訪問にできるだけ足を運んでいただき、志望校をいくつかに絞っていただきたいと思います

4年生は、学習習慣の定着が課題です。学習習慣の定着とは、単に机に座って勉強をする、ということだけではなく、演習問題⇒まるつけ⇒直し といったことをみずからできるようになることです。

5年生は、新しいカリキュラムになって、少し進歩が見られるようになりました。現在使用中の算数テキスト『受験シリーズ』は八冊あり、各テキスト終了後にテストを実施しております。8割以上の得点で合格となり、次のテキストに進めます。この8冊のテキストを来年の夏期講習中に終わらせられるよう計画を立ててください。

6年生はいよいよラストスパートです。寒くなってまいりますので、体調管理はこれまで以上に気をつけてください。受験まで100日をきっています。風邪をひいたりインフルエンザやコロナに罹患したりすると数日間〜一週間程度寝込まなければいけません。これから受験までの日々は非常に重要ですので一日も無駄にしないように最大限の注意を払ってください。

冬期講習の学習内容としましては、基本的に過去問とその対策となります。各自の志望校過去問は10年分程度を三周できると理想かと思います。そのなかで、合格するためにどこで点数をとって、どの問題を捨てるかを判断していくことが重要になってきます。

体調管理の一環としまして就寝・起床時間も見直していきましょう。人間の脳は朝食後二〜三時間後が最も働くと言われています。これから寒くなりますので朝はつらくなっていきますが、今のうちから六時には起きる習慣をつけていくのが良いでしょう。

秋以降、志望校の過去問にどれだけ本気で集中をして学習できたかが、合否を決定するといっても過言ではありません。「必ず○○中学に合格する!」という強い思いを持てば、自ずと何をしなければならないかが分かるはずです。

これからの時期は難問、解説を見ても分からない問題に時間をかける必要はありません。基礎事項を徹底的に反復すれば点数は必然的に上がります。暗記ものでも苦手分野はどうしても後回しにしがちかと思いますが、自分の苦手な科目・単元から逃げずに、「必ずできるようになる!」という強い心で立ち向かって下さい。自分だけが苦しいのではありません。みんなが苦しい思いをしています。これまでの先輩たちも苦しい想いをしてきました。志望校がある程度決まってきたこの時期以降、精神戦の色合いが強くなってきます。つらいときは、合格した自分・志望校に通っている自分を強くイメージして自分に勝って下さい。

受験生のやるべきことは勉強です。合格するために、とにかく一にも二にも勉強をすることです。余計なことをできるだけ考えず、頭の中をとにかく、勉強のことでいっぱいにしましょう。

中学受験では、ひとり平均四〜六回を受験すると言われています。同じ学校を複数回受験する人も多くいます。受験当日の合格発表が多いものですから、その結果を受けて翌日の受験に備えなければなりません。結果によっては、一週間ほど毎日受験をする人もいます。小学生にとって、このスケジュールはかなり精神的にも肉体的にもハードなことです。

これから何日の午前・午後にどこを受けるか考えていかなければなりませんが、上記のことも考慮しながら、受験日程を考えて頂ければと思います。また、どんな状況でも最後まであきらめずに受験できる強い心を持つように日々、鍛えていきましょう。

悔いの残らぬように、全力で学習に取り組みましょう。Kipスタッフも、みなさんが第一志望校に合格できるように全力でサポートしていきますので、合格に向かって一直線で進みましょう!

■冬期講習期間

12月中旬〜翌年1月初旬


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