■新高校2年生〜3年生 大学受験 春期講習
3月より新年度がスタート致します。受験は、国立受験をする子を残すのみとなり、あとはすべて終了しました。
去年に続き、今年も上智大学・公募の合格者が出ました!4月のマーク模試で国語の偏差値が30台でしたから、奇跡の大逆転です。去年は文学部・史学科でしたが、本年は総合人間学部・社会学科でした。
学校・学部・学科によってAO・公募は試験形式が異なりますが、最も重要なことはセルフプロデュースする能力だと思います。
志望理由書、課題レポート、当日の試験、面接と何段階にも分けてありますが、それぞれをバラバラに捉えるのではなく、自分が大学で学習したいことを念頭に置いてそれぞれの課題を捉える必要があります。
市販されている小論文のテキストをみると、小論文の書き方が様々載っておりますが、基本的には文の書き方の型を覚えさせ、それによって小論文が書けるというものが大半です。こうした作業はもちろん、初歩的なこととして重要ですが、難関大学を合格したいのであれば、それだけでは足りません。
自分の過去・現在・未来といった点を、点のままにしておくのではなく、それらを結び、線にする作業が不可欠です。Kipの小論文の授業では、そうしたことを踏まえて進めていきます。
ある日突然、やりたいことができるわけではありませんから、そうした意味で情報収集は重要です。新聞やニュースを積極的に見て社会的な問題に関心をもったり、あるいは本を読んだりして、知識を増やしましょう。以下に推薦図書を掲げましたので、是非手に取ってください。
◇推薦図書◇
『池上彰の世界の見方 15歳に語る現代世界の最前線』 池上彰
『新13歳のハローワーク』 村上龍
『14歳からの社会学 これからの社会を生きる君に』 宮台真司
『17歳のための世界と日本の見方』 松岡正剛
『フェルドマン博士の日本経済最新講義』 ロバート・アラン / フェルドマン
英語に関しましては、新学期が始まるまでに一学期の学習範囲を終えましょう。国立を目指したいのであれば、じっくりと時間をかけても構いませんので、長文を和訳(書かなければ意味がありません)する訓練を、私立文系を目指すのであれば、英単語を圧倒的に増やしていきましょう。受験勉強が本格化する高3の夏前の時点で、基礎事項がどれだけ頭に入っているかで、その後の伸びが変わってきます。
また、数学ができるかどうかで私立進学か国立進学かに分かれるといっても過言ではありません。文系を目指す場合でも数学ができれば、国立、あるいは私立でも多くの学部は数学対応をしていますから、気になる学校・学部があれば調べていきましょう。
現代文に関しては、語彙・読解・記述とそれぞれ異なった学習が必要になりますので時間がかかります。大学入試は、哲学をはじめとした難解な文章が問題文となるため、まずは語彙が重要です。苦手意識がある場合は、早めに対応しましょう。また、国立の場合は記述が必要になってきますから、その訓練もしていきましょう。現在、小論文の特別講座とスカイプで受験生の現代文を指導している山田先生による1対1のスカイプ授業(1回30分)の講座もありますので希望される方は、申込書にその旨をご記入ください。1対1の添削授業ですので、かなり細かいところまで指導してもらえます。
夏休みはキャンパスに足を運んだり、受験に必要な科目を調べたりしましょう。また、AOや公募に興味があれば、6月に要綱が発表されますので、問い合わせてみましょう。一般には売られていない過去問も販売されています。早稲田大学は過去数年の過去問がインターネット上でダウンロードできるようになっていますので、興味があれば見てみてください。
※他学年につきましては、お問い合わせくださいませ。
■春期講習期間
大学受験対策 3月中旬〜4月上旬
- 03-3426-7573
火曜〜金曜14:00〜22:00(土曜20:00)
日曜、月曜、祝日はメールにてご連絡ください。 - お問い合わせフォーム