Kip学伸のブログ



志望理由書 安易に使わないほうがよい言葉

カテゴリー:AO入試・総合型選抜入試/小論文対策2023.07.22

多くの受験生にとって、これまで書いたことがない志望理由書を書くというのは、正解が分からないということもあり大変な作業です。どうやって書けば良いか分からないから、ググったり、大学のHPを見たりして参考になりそうなものを引用して、書くことも多いのではないでしょうか。

さて、そんな志望理由書ですが、多くの人がよく使う言葉の中で安易に使わないほうが良いものがいくつかあります。これから具体的な言葉とその理由について説明をしていきます。

ワード①
『多様性』

え?と思う方も多いでしょう。大学も受験生もみんなが好む「多様性」というワード。なぜ、これを安易に使ってはいけないのか。たとえば、「生物の多様性を保つ保全活動」といった文脈であれば問題ないのですが、よくあるのは人間社会に使うときです。たとえば、「多様性に富んだ社会をつくるために・・・・」といった文脈です。

よく考えてほしいのですが、「多様性に富んだ社会」とはまず何でしょうか?

・多くの人種や国籍の人が集まる社会
・異なる価値観をもつ人々が集まる社会

およそこのような意味で使われることが多いでしょうか。しかし、価値観が大きく異なる人たちが集まる社会は、合意を形成するのに大変な労力を要します。話が通じないかもしれません。そうした社会に生きるのは大変なことです。日本人の得意な阿吽の呼吸など存在しません。「空気を読む」といったこともないでしょう。人々の争いやいざこざも絶えないでしょう。
そのような大変な社会を作りたいというのであれば、必ず負の側面を考慮し、それでもなお、その大変さを引き受けてでもつくらない意義を明確に書かなければ、単に何も考えていないことを露呈するだけの言葉となってしまいます。

ワード②
『国際』

一時「国際」と付く新設学部が雨後の筍のようにできました。今では人気学部も数多くあります。大学だけではなく受験生にも人気があり、志望理由書にも何枚かに一枚は「国際的な活躍」や「グローバルに活躍する」といった文が見られます。

しかし、「国際」というのは字のごとく「国と国の際」のことですから、たとえば「日本」といったような特定の場所を指す言葉ではありません。一体どことどこに国の間で活躍するのでしょうか?ほとんどの場合は「英語が好きです」というのを体裁よく書き替えているだけのような使われ方がされているので、書くのであれば、具体的な国名を挙げたほうが、将来のことを具体的に考えていることが伝わるでしょう。

ワード③
『英語を活かす』

五教科のなかで英語がもっとも得意であると、ついつい「英語を活かした職業」といった文章が頻出します。

しかし、よくよく考えてみてください。英語そのものは言語の一つであり、あくまでもコミュニケーションの手段です。何か専門的な知識もないのに、「英語を活かす」ことなどできるはずもありません。われわれが人の話を聞くのは、その人が中身のある話をするからであって、日本語を上手に話すからではありません。英語であっても同様です。
英語が得意なのであれば、別の武器となるものを探し、それを英語とつなげて考えましょう。

ワード④
『~に興味がある』

志望理由書に「~といった分野に興味があり」と書く人がいます。特定の分野に興味をもつことは重要なことではありますが、志望理由書に安易に書くべきではないでしょう。というのも、大学は研究施設であり、そのために国から補助金が出ています。であるからには、どのような形で社会貢献ができるのかという視点が必要不可欠です。
ですから、自分の興味云々を書くのであれば、自分がその分野で学ぶことで社会にこういう形で貢献できると書くほうが説得力ある志望理由書になるでしょう。

今日は四つの言葉を挙げましたが、これらは「書いてはならない言葉」ではなく、「安易に使わないほうが良い言葉」です。もっと言えば、深く考えて使えば汎用性の高い言葉になることは間違いないでしょう。

是非、参考にして志望理由書を書いてください。

中学受験――転塾を考えている人へ――(動画)

カテゴリー:中学受験2023.07.20

転塾を考えている人向けの動画です。参考にしてみてください。

夏期講習の日程

カテゴリー:お知らせ2023.07.13

7月14日(金)より夏期講習となりますので、通常授業はなくなります。お間違いのないようご注意ください。

お父さんは塾の面談に行くべきか?【中学受験】

カテゴリー:中学受験2023.06.27

塾の面談にお父さんはどうかかわれば良いのでしょうか?
それについて話をしてみました。

 
 
 

受験における戦略と戦術――慶應文系狙いは国語の勉強は不要か?――

カテゴリー:大学受験2023.06.15

先日慶應大学文系を目指す高3生に質問を受けました。彼女は、Kip学伸で小論文のみを受講しています。英語は英語の塾へ、世界史は世界史の塾へ通っています。要するに科目ごとに異なる塾に通っています。

いくつかの質問を受けたのですが、以下のようなものでした。

 

・別の塾のチューターに慶應を目指すのであれば国語の勉強は時間がもったいなからしないほうが良いが、勉強をしないほうが良いのかどうか?

 

・英語の塾の先生に模試は受ける必要がない。マーク模試と本番では試験形式が違うから意味がないので、受ける必要はないと言われたがどう思うか?

 

・英語の塾が通っていて意味がないように感じるので辞めても良いと思うか?

 

内容は若干異なるとはいえ、このように、細かなことで疑問を持っている人は多いのではないでしょうか。それぞれにまったく異なる内容の質問ではありますが、共通していることがあると思います。

それは、上記の質問には受験にたいする戦略が欠けているということです。

 

受験をするには、戦略と戦術の二つの作戦が必要です。戦略と戦術というのは、よくビジネスの世界などで言われている用語ですが、受験にも同じことが当てはまると思います。ですから、受験生は特にこの二つを意識してほしいと思っています。

 

戦略というのは、「勝ち方」と言い換えても良いでしょう。戦術はその「勝ち方」を遂行するのに必要な準備です。

 

まず、戦略で重要になってくるのは、二点あり、敵を知ることと自分を知ることです。敵の強みと弱み、自分の得意分野と不得意分野を知らなければ、勝ち筋は見えてきません。ということは、戦略そのものは、当然人によって異なってきます。

たとえば、あなたが戦国武将だったとしましょう。他の武将に比べ、鉄砲を多く持っているわけでもなく、騎馬戦が強いわけでもありませんが、剣術に強い兵士が多いのが強みです。そして、戦う相手は騎馬戦を得意としています。

その場合、戦う場所を平地にしてしまうと勝つ可能性が低いと言えるでしょう。相手の強みが活かせず、かつ自分の強みを活かすのであれば、足場の悪いところで近距離で戦うことになります。ですから、山などの場所に相手をどうやっておびき寄せるかがポイントになります。これが戦略です。

 

これに対して戦術は、山などの足場の悪いところでの戦い方、もしくは奇襲のかけ方になります。あくまでも、戦略が決まったうえで決まるものです。

 

さて、これを受験に当てはめてみましょう。受験における戦略とは、以下の一点です。

 

・どういう試験形式でどこの学校(大学)を受験するのか

 

受験というのは、合格しなければなりません。その合格をどこで、そしてどういう形で勝ち取るかということです。

たとえば、慶應に志望していてその他の大学に行く気がないのであれば、それこそが戦略です。そして、そこから導き出せる戦術は、慶應のみに合格する勉強法です。ですから、最初の質問に答えると国語の勉強は不要ということになります。

しかし、浪人はしたくない、というのであれば話は変わってきます。浪人にならないことと、慶應の合格を天秤にかけ、浪人になりたくないことを優先するのであれば、そこからおのずとやらなければならないことが見えてきます。その場合は、滑り止めはどこまでの学校にするのかというのを考えていかなければなりません。つまり、戦略を練るということは優先順位を明確にするということでもあります。

そして、どの学校を受験していくかを決める際には、やはり偏差値が重要になってきます。偏差値を通して、相手を知り、自分を知ることができます。特に高3生であればなおさらです。

その意味で最初の質問に答えると、模試は受けたほうが良いでしょう。テスト形式の差があるとはいえ、そもそも慶應に合格する学力があるのであれば、マーク模試もある程度はとれるはずです。慶應に受かるために模試を受けるというよりは、自分の現時点での測るために受験するべきでしょう。そうでなければ、戦略が練れませんから。

 

そして、戦略が決まることで、初めて戦術を考えることができます。受験する学校(大学)に必要な科目。そしてその優先順位。やるべきテキストなど・・・。

 

話は少し反れますが、上記のような意味では学校の各科目の勉強は戦略なき戦術と言って良いでしょう。

 

戦争で例えると、学校の勉強は刀を研いだり、局地戦での戦いを想定した練習をしたりすることです。しかし、それが本番であまり重要でないのであれば、力を入れる必要はありません。要領の悪い人は、こうした戦略なき戦術を真面目にしているのですが、肝心の戦略がないために、受験という大一番でうまくいかなくなることが多いのです。

 

さて、こうしたことをすべて踏まえたうえで、塾というのは、本来戦略と戦術両方を一緒に考えていくところです。受験に必要な科目すべてを一つの塾で学んでない場合は、戦略は自分で考えなければなりません。塾はあくまでも戦術を考えてもらうところになるでしょう。

 

どうすれば地方の高校生が都会の大学に総合型選抜入試で合格できるのか?

カテゴリー:AO入試・総合型選抜入試/小論文対策2023.06.08

有名私大というのは、そのほとんどが東京、関西、名古屋といった三大都市圏に存在しています。それ以外の地域に住んでいる人にとっては、ただでさえ距離を感じるのに、総合型選抜入試で受験となると、その距離はもっと遠く感じることでしょう。

 

とはいえ、不利な点だけではなく地方に住んでいることが有利に働くこともありますので、そのあたりについて話をしていきます。

 

まず、不利な点として挙げられるのは相談相手がいないということでしょう。

・学校の先生

・地元の塾

・同級生

に相談しても求めているような答えは返ってこないでしょう。特に、学校の先生は地元国立志向が強いために、大学の情報自体が間違っていたり、偏見にとらわれていたりすることが多く見られます。

 

また、総合型選抜入試の制度そのものがわからないというのも弱みかもしれません。これまでに学校で多くの合格者数がいれば、何となくでも制度が分かりますが、周りにいないとなると、

・何をすれば良いのかが分からない

・合格のポイントが分からない

 

ということに悩んでしまいます。こうした悩みを解消するには、相談できる人を探すのが手っ取り早いのですが、そのほとんどは都会の塾に頼ることになるでしょう。そうすると、いったい何を基準に塾を選べば良いのかも分かりづらいはずですので、そのポイントを押さえましょう。

 

まず、 総合型選抜の場合は、一般受験と違って学部・学科によってやるべきことが異なるので、試験自体の説明だけに終わっているところは要注意です。というのも、小論や志望理由書の書き方や面接の問答などは全員に共通するものであり、学部学科に関係なく学ばなければならないこともありますが、内容そのものに踏み込めば、学部・学科によって知っておくべきことやおさえておくべき知識が異なりますので、その内容を相談できるかどうかがポイントとなります。

 

たとえば

・文学部哲学科に行きたい

・商学部に行きたい

・法学部に行きたい

といった三人では、読むべき本も、知っておくべき知識も、その専門知と社会との接点もまったく異なるので、自分の志望する志望学部・学科の押さえるべき点を適切に指導してもらえるかどうかを聞いた方が良いでしょう。単なる「小論文の書き方」だけでは、合格するための小論文にはなりません。あくまでも志望する学部・学科に合わせた小論を書けたほうが良いでしょう。

 

一方で地方から都会に出ることの強みもあります。たとえば、早稲田大学や慶応大学は、多様性を求め、多くの地域から生徒が来ることを望んではいますが、その思いとは裏腹に、関東圏の合格率が高まっています。これを解消するために、「地域ブロック枠」というのを採用していますが、ほとんどの人は知りません。調べるとすぐに出てきますので、興味のある人は調べてみてください。

 

こうした制度を利用すれば、合格率は高まります。

 

また、地元に貢献するという視点がもてれば、武器が一つ増えます。

 

たとえば、地元の観光産業をもっと盛んにするために○○大学◇◇学部で学びたいとすれば、漠然と観光産業に携わりたいと思うよりも、具体的に考えられます。

 

上記のような強みをいかしながら、弱みを消していけば、合格率は圧倒的に高まるでしょう。これからますます高まる総合型選抜入試に、みなさんがチャレンジしてくれるのを楽しみにしています。

相談があればいつでも相談してください。

 

 

 

 

勉強を始めるまでに時間がかかる人はどうすれば良いの?

カテゴリー:勉強方法2023.06.06

「宿題する時間でしょ」

そんな自分のセリフを何度も言った後に、ようやく机には座ったものの、まったく勉強を始める様子がないわが子・・・。そういう姿を見て、イライラされている保護者の方も多いでしょう。

こういうときはどうすれば良いのでしょうか?

 

そもそも、取り組むまでに時間がかかる人は、気持ちが次の状況に追いついていないので、その気持ちを換えるきっかけをつくってあげることができれば状況は少し改善されます。外出したくなくても、メイクをしたことで、外に出たという経験をお持ちのお母様もいらっしゃるでしょう。会社に行きたくないが、ネクタイを締めることで気持ちが変化するお父様もいらっしゃるでしょう。人は、決まった儀式をすることで、いつもの行動にスムーズに移ることができます。勉強を始めるときも同様です。

こうした人の習性を利用して、今から勉強をするというときに、スイッチが変わるような儀式をすることをお勧めします。その儀式は、「歌を歌う」ことでも、「踊る」ことでも「特定の音を鳴らす」ことでも、「目をつぶってゆっくりと10秒かぞえること」でも何でも良いでしょう。

ポイントは、たとえ集中が長く続かなかったとしても「良し」とすることです。とにかく、学習を始めるまでの時間を早くすることが目的だということを意識することです。

休校のお知らせ

カテゴリー:お知らせ2023.06.02

本日(6月2日金曜日)は、大雨暴風のため塾が休校となります。

お間違いのないようお願いいたします。

学力を伸ばすために for小学生

カテゴリー:中学受験2023.05.27

 

学力を伸ばすには勉強をするほかありません。このたった一言で終わってしまう「勉強をする」という言葉も、よくよく考えてみると奥が深いものです。

 

勉強をするには机に向かう必要がありますが、机に向かっているからと言って勉強をしているとは限りません。勉強はもちろん一定時間を費やさなければなりませんが、長時間テキストを開いて椅子に座っていたからと言って、真剣に勉強に向かっていたとも限りません。こうしたことを踏まえると、いくら「勉強をしなさい」と言っても、「勉強をする」ということがどういうことを意味するのかを理解していないと、その言葉は空回りするだけになってしまうことが分かると思います。

 

正しく勉強をするには、多くのステップが存在します。その詳細をここですべて書くことはできませんが、まずは以下の二点だけでもご留意ください。

 

  • まず、何のための勉強なのか?

これが明確にされていないと、いつまでも受け身の姿勢のままです。「言われたから勉強をする。」「言われなかったからしなかった・・・。」受験を考えている人は、何のために受験をするのかをもう一度話し合ってください。受験をするべきかどうかを迷っている人や、お子様にどうやって伝えたら良いか分からない人は、ご相談いただければ、ご家族で面談をいたします。あるいは、お子様に直接面談を実施いたします。

また、勉強というのは必ずしも今年の受験のためだけにするものではありません。5年後の高校受験に向けて、まずは勉強をする習慣をつけるというのも大きな目的と言えるでしょう。どんなことでも構いませんので、何のための勉強なのかを今一度話し合ってみてください。

 

  • 勉強をする準備はできていますか?

勉強をするには、少なくとも筆記用具やテキストが必要です。そうした筆記用具は勉強をするのに適しているでしょうか?たとえば、丸い鉛筆を持って、勉強をしている最中に何回も鉛筆を落とす人は、鉛筆を落とすたびに集中力を切らしていることに鈍感になっています。集中して学習に取り組むということは、集中力が途切れそうなものを学習環境から排除することから始まります。

忘れ物をしていないかどうか、鉛筆が削られているかどうか、宿題ができているかどうか・・・こうした確認は物理的な準備です。物理的な準備ができるからこそ、心の準備もできます。勉強をする気持ちをつくるためにも、こうした確認事項を改めて作ってみてください。

上智大学カトリック推薦について

カテゴリー:AO入試・総合型選抜入試/小論文対策2023.05.25

上智のカトリック推薦は、一般入試と比べると合格しやすく、ハードルが低いと言われていますが、いったい何を求められるのかが分かっていない人が多いので、ここでカトリック推薦の入試制度について説明します。

まずは、カトリック推薦出願資格について

・日本カトリック学校連合会に加盟する高等学校に在籍していること

⇒2020年度までは、学校指定枠があったが、現在はすべてのカトリックの高校から受験できる。そのため、倍率が上がり一般的には合格が難しくなったと言える。ただし、枠がなくなった分、同じ学校から合格者が増えるということも起こりうるので、人によっては合格しやすくなったともいえる。

・合格したら必ず入学すること

・出願基準を満たしていること

・学科指定の必履修科目を履修していること

 

入試の日程は下記のとおり

9月上旬 出願

10月上旬 学科試験(基本は小論、理系は試験)・面接試験

11月 合格発表

 

入試の特徴は、

・求められる評定平均が高い

・募集人員は若干名

・専願にもかかわらず、2学科に出願できる

この他、英検などの検定が条件にあるので、詳細は大学のHPから要綱をチェック!

入試内容は、

・高校の調査書・推薦状

・志望理由書 A4の紙1枚

・学科試験と面接試験

 

大学が求める人物像は下記のとおり。そして、ここがもっとも重要なので、しっかりと頭に入れること

 

・カトリック精神の素地を身につけている者で、本学への入学を第一志望とする者

・本学の「建学の精神(キリスト教ヒューマニズム)」に共感し、本学の教育の特徴とする、“For Others, With Others” の精神を実践し得る者

 

入学者選抜の方針は下記のとおり

・キャンパスにおける学生の多様化(教育背景、文化的背景、社会的活動経験等)に資する選抜とすること

・選抜時点での学力到達度のみを評価基準とせず、これまでの課外活動、社会的活動等の実績並びに本学入学後の人間的成長・学力向上の可能性を多面的、多角的に評価することで、総合的な人物評価を行うこと

・志望学部・学科への適性を評価するとともに、本学在籍中、また卒業後の将来性を考慮して選抜を行うこと

これは、簡単にいうと

過去(これまでの活動)、現在(大学で何を学ぶか)、未来(将来の夢)といったセルフストーリができているかということ。いわゆる志望理由書で学ぶことと同じ。

 

このようになっています。ミッション系の高校に通っている人は、是非、チェック!

大学受験 新課程入試とは何か?(動画)

カテゴリー:大学受験2023.05.16

来年度から始まる新課程入試について話をしました。


 
 
 

ゴールデンウイークの日程についてのお知らせ

カテゴリー:お知らせ2023.04.28

ゴールデンウイークの日程についてのお知らせ

 

4月29日(土)、5月2日(火)は通常通り授業がございます。

5月3日(水)~8日(月)まではお休みとなっておりますのでお間違いのないようご注意ください。

 

Kip学伸

新しい設備

カテゴリー:お知らせ2023.04.27

コロナやインフルエンザだけではなく、花粉症への対策も踏まえて、空気清浄機を三台を購入し、またエアコンもすべて換気機能のついているものに交換しました。

洗面所も蛇口を触らなくて済むよう、センサータイプのものを導入しました。

これからも安心して通塾いただけるよう、取り組んでまいります。

 

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公立中高一貫校に合格した家庭のたった一つの共通点

カテゴリー:中学受験2023.04.08

授業料はかからないのに、魅力的なカリキュラム。公立中高一貫校に魅力を感じているご家庭も多いことでしょう。

東京都の資料によると、都立中高一貫10校の平均受検倍率は前年度比0.18ポイント減の4.22倍。学校別の受験倍率は三鷹中等教育5.54倍がもっとも高かったとのことです。一時に比べ少し落ち着いた感があるとはいえ、それでもチャンスが一回でこの倍率であることを考えれば、人気があることに変わりはありません。

学校の方針に共鳴して、「何とかわが子を行かせたい!」と思われる保護者の方も多いでしょう。昔と違って、中高一貫対策を謳う塾も増えました。とはいえ、都立中高一貫校の試験内容は、私立中学のそれとはまったく異なり、対策をしなければならないとはいえ、私立の問題のように「~算」のようにはなっていません。そのため、暗記による傾向と対策はほぼ不可能と言えるでしょう。だからこそ、

いつから塾に入れば良いの?
どういう勉強をすれば良いの?

と多くの疑問を持たれている方多いと思いますが、今日は、これまで自塾で都立中高一貫に合格した生徒の共通点について話をしたいと思います。もちろん、多くのケースがあったので100%そうかと言われると、そうではないケースもあるかもしれませんが、おおむね当たっていると思いますので、参考にしてみてください。よく、「こういう生徒が受かる」といったことは出ていると思うのですが、やはりそれと同様重要なのが「どういうご家庭のお子さんが受かるのか」という家庭の問題だと思います。

まず一つ言えるのは、好奇心の強い人が挙げられます。興味の対象が、理数系であったり、生物系であったり、社会系であったりと異なりますが、記憶している限り、合格した人たちは何かしら知的な興味をもった対象がありました。この傾向は昔よりも今のほうが強いように感じます。10年ほど前は、どちらかというと、自頭の良い人が合格しやすいように感じましたが、最近はそれよりも知的好奇心の強い人のほうが受かりやすいように感じます。たとえば、理科の好きな人は、「なぜ雷が鳴るのか」というような日常のなかにある疑問をそのまま放置せずに、本を読んだり、だれかに聞いたりして疑問を解決します。

次にそうしたお子さんの興味に対して、保護者の方があまり口を出さないというのも挙げられます。ある程度、お子さんが興味のあることに関して突き進むのに、寛容なご家庭と言えば良いのでしょうか。そうした寛容さが、好奇心を育むのだと思います。どうしても、情報過多な今の時代は、大人がついつい先回りして、するべきことややるべきことをあたえがちになってしまいます。「ああしなさい」「次はあれしなさい」と言われている子どもが、自らの興味を育てていく余裕が生まれるはずはありません。

寛容な態度で接せられた理由の一つに、興味の対象がたとえば宇宙や生物ですと、お母さんがそもそもそうしたジャンルに関する知識があまりないからというのもあるかもしれません。鉄道の話を永遠にわが子がしだしたら、ついていけるはずもありません。

しかし、これは無関心というのと異なります。特に小学生中学年くらいまでは、そうした興味をもったことにお父さんやお母さんが無関心でいると、好奇心が育ちづらくなります。こうした好奇心を育てるには、ご家庭での普段の会話が非常に重要な気がします。

次に重要なのが「主体的に動けるか」ということだと思います。リーダーシップを発揮するというのとは異なる感じがします。好奇心が原動力だとすれば、主体的に動くというのは実際の行動と言えるでしょう。実際、多くの学校の教育方針や求める人材像でそのようなことを謳っています。たとえば、都立三鷹はこのように言っています。

本校入学を希望される児童の保護者・一般の皆様へ

 本校は、前身の都立三鷹高等学校の伝統を引き継ぎつつ、「思いやり・人間愛を持った社会的リーダーの育成」を基本理念として様々な教育活動を精力的に行っています。・・・ 本校では社会の劇的変化やグローバル化が確実視される時代に対応し、多様な人々と協力し、受け身ではなく主体性をもって人生を切り拓いていく力と、問題を発見し、答えを生み出し、問題を解決し、新たな価値を創造していくための力」を向上させるため、体系的な教育活動を行っています。・・・

主体性を育てていくのは、自分のしたいこと、やりたいことをどうやったら実現できるかというプロセスを普段から実践する場を作っていくことだと思います。小さなことでも良いでしょう。以前、合格した生徒は小4のときに、最安値の切符でどこまでいけるのかというルートを自ら探して、お母さんを連れて回っていました。そうしたフォロー体制がご家庭にあることが望ましいと思います。これもさきほどの好奇心と同じで、保護者の方が先走ってしまうと育たなくなります

こうしたことをふまえると、保護者の方、ご両親が口うるさく言いすぎないことが、公立中高一貫校を目指す場合に重要になってくるように思います。

>合格を目指す方は「都立中高一貫受検対策コース」もご覧ください!

 

慶応大学主席卒業

カテゴリー:その他2023.04.01

四年前に慶応大学看護学部をAO入試で合格したSさんから、先日卒業しましたという嬉しい報告。しかもなんと、首席で卒業とのこと。

 

また、看護学部でも狭き門といわれる助産師国家試験にも合格して、高校時代と変わらず大学時代も努力し続けてきたことが分かります。

AO入試の際につくった大きな夢を達成するために一歩一歩進んでいる姿に感動しました。

 

お休みのお知らせ

カテゴリー:お知らせ2023.03.30

塾は3月31日(金)~4月3日(月)までお休みとなっております。お間違いのないようご注意ください。

大学全入時代とは何か?

カテゴリー:大学受験2023.03.26

随分と昔から「大学全入時代が来る」という話を聞いてきました。耳にした人も多いでしょう。「全入」とは大学への入学希望者総数が入学定員総数を下回る状況を指す言葉で、数字上では事実上「全入時代に突入した」と言っても良いでしょう。

 

全員が大学に行けるわけですから、みんなが行きたい大学に行けるような夢のような状況が来るのを想像する人もいるかもしれません。本当にそういう未来が来るのでしょうか?

 

ところで、「全入時代」という言葉は、「定員割れ」はという言葉とセットで使われることが多いのですが、「定員割れ」とは何でしょうか。大学の募集人員に対して、合格者数が届かないことを「定員割れ」と言います。

 

1999年から2桁率になるようになった定員割れ私立大学の割合が、2022年には47.5%にまで上がりました。要するに、現在では私大の二校に一校が定員割れをしている状況だということです。学部別で見ると、歯学部、薬学部 家政学系や教育学系において定員充足率が少ないようです。ただしこれは直近の数字ですので長い目で見るとトレンドは変わってくるかもしれません。

 

こうした定員割れが生じる原因として、まず挙げられるのは少子化です。90年には200万人いた18歳人口が2022年では110万とほぼ半数に減っていますから、定員割れも起こりやすくなると言えるでしょう。ちなみに去年の出生数が80万を切っていますので、18年後の18歳人口は80万人弱となり、今よりも30万人もその数を減らすことになります。

 

次に、1990年の時点で500ほどであった大学が現在は800ほどまでに増えたことも挙げられます。要は大学が増えたことで進学者数も増えたのです。子どもの数は減ったのに大学の数が増えたということは、当然大学進学率は高まっています。現在の大学進学率は、男女ともに6割弱となっています。上位二つの都道府県である京都、東京は7割以上の人が大学に進学しています。大学進学率が高まった一方で、高卒生や専門学校進学者は減りました。たとえば、昔であれば看護専門学校へ行っていた人たちは、現在では大学の看護学部へ行くようになっています。受験率が上がった結果として、18歳人口の減少ほど大学志願者は減っていません。

 

しかし、ここで奇妙なことに気づくはずです。全入時代が到来したにもかかわらず、全国的には6割の人しか大学に進学していないという事実です。

 

そもそも本当に「全入」であれば進学率が100%になるはずですから、なっていないということは大学に行けるとしても進学しない人がいるということです。

 

その大きな要因の一つは地域的な問題です。

 

これまで話してきた「定員割れ」というのは平均で起こっている現象です。つまり、全国平均で見ると確かにそういう状況ではあると言えますが、もう少し細かい範囲で見ると、必ずしも「定員割れ」が起こっていると言えないからです。実際、こうした定員割れ現象が起こっている一方で、都市部の人気大学の人気がますます高まっている現象も同時に起こっています。2023年の受験者数のトップは近畿大学で15万人です。こうしたマンモス大学のほとんどは首都圏と関西圏にしかありません。

「23区規制」や「定員数厳格化」などを考慮すると実際には人気大学はもっと人気があるということになります。

 

要は、人気大学はますます人気になり、人気のない大学にはいつまで経っても人が来ないために、定員割れのような現象が生じるのです。個人的には、日本に現在のような数の大学は必要ないと思いますが、大学として認可されると文科省から補助金が出ますから、維持したい人たちがいるのでしょう。その意味で言いますと、人気大学は依然として入学することが難しいと言えるでしょう。ただし、こうした数の問題とは別に入試方法も多様化しているので、早い段階から情報を収集して、自分に合った受験を選べば昔よりも入りやすくなったと言えるかもしれません。

明治大学文学部 合格体験記

カテゴリー:大学受験2023.03.23

『私のド根性受験奮闘記』

 

私には根性がある。これは強みだ。私が歩んできた短い人生の中のつらく苦しい受験勉強の中で、このド根性が身についた。高校二年生の冬に志望校を決め、意気込んだ受験勉強。本当につらい戦いにはなったが、得られたものがとても多く、今ではこの経験は何物にも代えがたい素晴らしいものになったと思う。

 

まず、大学受験と本気で向き合おうと決めたきっかけは、ほとんど挑戦心だった、と今では思い返せる。高校二年生までの成績は本当にひどいものだった。現代文はまず文章を読むのが遅い、語彙の知識も少ない、古典は文法が覚えられていない。数学は何が何だかさっぱり。英語は、辛うじて文法は理解しているのだが長文はまったくダメだった。世界史に関しては、興味はあるものの、やる気がなく学習しようとしない。本当に勉強がいやでいやで仕方がなかった。しかしそんな勉強が苦手だった私の考えを覆すこととなった出来事は、大学選びだった。二年生の冬、私には行きたい大学が見つかった。最初は自分の学力の範囲で行けるところを、と選んでいたのに、私が見つけたその大学は、当時の学力ではほぼ無謀だった。そして私はそこで初めて、挑戦しようと思い立った。まだ時間はある、やれるところまで努力すれば“いい線”までは行けるはずだ、と。そこから私の“戦い”は始まった。

 

受験期間の高校三年の春、入塾をし、夏休みまでは、ずっと基礎を叩き込み続けた。本当にずーっと。まず、学校への通学時間は英単語と古文単語を暗記。HRが始まる一時間前に到着し、また英単語と長文。休み時間は移動教室がなければ世界史の資料集を広げ、放課後は図書時間で古典文法を覚え、塾で授業、そのあとは自習。苦しかった。自分がやっている問題たちは本当に簡単なものばかりで、情けなかった。ほかの人はきっと、もっと難しい勉強をしているはずなのに…。こう、卑屈になることもあったが、あきらめなかったのは、自分の精神力のおかげだった。周りがどうであろうと、やっぱり自分の成績が上がればうれしいし、自分を高められるのは自分しかいないぞ、と常に心にとどめていた。それだけではない。いつも励ましてくれる、先生。テストの点数を見せるたびに、お褒めの言葉をくださって、この調子で成績が上がり続ければどこまででも行けるんじゃないかと言ってくださった。どれだけ励みになったことか。その言葉通り、本当に成績は伸びた。面白いほど伸びた。

夏休みになると実践的な問題も取り組むことができるようになった。それでも英単語長や、古文単語長は毎日見直した。一回も遊びにはいかなかった。自分にはそんな時間なんてない、と腹をくくっていた。本当は遊びたかったけれど、それよりも、受験結果をいいものにしたかった。

秋、冬は孤独を感じたりもした。過去問を解いては絶句し、見直し、また絶句しては見直し。最初は一人で勉強することが苦痛だった。しかし、そんなことはないのだ。頑張っているクラスメートも応援してくれる先生も、家族もいた。だから、別に受験をあきらめる理由なんてものは、別になかった。塾には寝て起きてそのまま直行していた。ぼさぼさ頭にジャージ姿。目標以外、あの頃の私には何も見えていなかった。もちろん成績には停滞期もあったが、そこで折れたら私の得てきた根性は役立たずだ。とにかく粘った。受験が終わったら何でもできるのだから、せめてそこまでは。必死に自分と戦った。

受験は結局のところ、第一志望には届かなかったけれど、一年前の自分では不可能だっただろう大学に合格できた。もちろん悔しかったが、本当に頑張った結果がこれなら、とてもよかったと思えた。周りのみんなも、喜んだり驚いたりしていて、改めて自分は頑張ってこれたなあとうれしいと同時に誇らしかった。

今回の大学受験で、私は学力を手に入れたが、精神力も手に入れられた。大学受験のような、過酷で険しい山にはどんなにしんどくとも、トライしたことに意味がある。困難にぶつかることはこれから何度もあるだろうが、このような受験期の経験が私の人生の中で生きてくることは間違いないだろう。

 

恵泉女学園

カテゴリー:学校紹介2023.03.18

恵泉女学園は、小田急線の経堂駅から徒歩10分ほどにある、プロテスタントの女子校です。河井道さんが戦前に創設し、「広く世界に向かって心の開かれた女性を育てなければ戦争はなくならない」という理念を持っています。

最近の特徴としては、偏差値が伸びていることです。2013年の53から2023年には65まで上昇し、(すべて首都圏模試の2月1日合格率80パーセントを参照)鴎友学園(偏差値70)に迫る勢いとなっています。高校では募集をしていないため、入学したい人は中学受験をする必要があります。進学実績は近年良くなっており、特にMARCHへの進学者数が増えています。2013年と23年の合格者数を見てみると下記のようになります。

 

明治 5⇒27

青学 17⇒14

立教 9⇒17

中央 6⇒8

法政4⇒22

ただし、早慶国立はあまり変わっていないところを見ると、学習カリキュラムがMARCHレベルなのだと言えるでしょう。実際、進度もそこまで速いわけではなく、内容ももちろん公立中学よりは難しいのですが、バリバリの進学校ほどではありません。

 

教育方針は、主体性・多様性・協働性を育むことで、聖書(主体性)を用いて自己肯定感や自分自身と向き合う力を育み、国際(多様性)を学び、英語力と世界観を広げ、園芸(協働性)を通じて「いのち」の尊さや感謝の気持ちを養います。

 

園芸に力を入れており、園芸の授業があるのは、特徴と言えるでしょう。英語に力を入れていますが、帰国子女に対してはそこまで積極的であるとは言えず、10名弱の合格に留まっています。

恵泉女学園は少人数制で、学習習慣を確立することに力を入れ、昨今注目されているような学習にも積極的に取り組んでいます。授業料は、初年度の納入金額は112万円で、10年前に比べて20万円ほど上がっています。

 

授業スタイルは少人数制で、学習習慣を確立することに力を入れており、昔からディベートや小論など昨今注目されているような学習にも力を入れてきました。

 

また、成績が明確にでないため、自分の学力的な位置が分かりづらく、高3時の指定校推薦をとるかどうかのときに、情報がオープンではないことによって、受験生が大変な思いをする可能性があります。さらに、成績が良いと指定校推薦ではなく、一般で国立・早慶を目指すよう促されます。