Kip学伸のブログ



メンタルブロック

カテゴリー:モチベーションアップ2017.07.26

数カ月前に転塾してきた中学生の女の子と、数日前に面談をしているときのこと。

「次の期末では学年で何位くらいになりたい?」
「んー、二十位くらいですかね」

順位は変わるもののよくある会話だ。

「なぜ、一位ではなく二十位なの?」と問い詰める。

「え、なんでだろう・・・なんとなく・・・」この返答もよくあるパターン。

「なんとなく自分に制限をかけているよね。そういうのをメンタルブロックというんだよ。

つまりね、成績を突き抜けようっていうときに、一番の敵になるものは周りのライバルなんかじゃなくて、自分のなか

にあるこのメンタルブロックだよ。最初から二十位を目標にしていると、なんとなく二十位に向かった学習になるんだ

よ。だから、目標を高く設定したほうが、伸びるよ」

もちろん、全員にこういう会話をしているわけではなく、彼女が確実に学年のトップを狙っていけると思ったからこうやって話しかけた。

ちなみに、これが成績が芳しくない高校生だと

「どこの大学にいきたい?」

「えーと、だいたいGMARCHくらいですかね」

となる。

ブレイクスルーを起こしたいなら、まずはここから改めなければならない。

 

模試の結果で何を思う?

カテゴリー:モチベーションアップ2017.07.24

受験生には模試の結果がつきまとう。

良い結果が出た時は、誰でも嬉しくて、もっと頑張って勉強しようと

思うものだが。

模試の結果が悪かった時。

みんなは、何を考えるのかなあ?

模試を受ける人は多いけれど、模試の結果をきちんと分析して

それを活かしている人が以外と少ない気がする。

結果をもらった時に一番初めにどこを見る?

得点
偏差値
志望校の判定
所感

志望校判定でEだ!!

「こりゃあダメだ!!」

で終わっている人も多いかも。

人間って、悪い点をとると、反射的に隠したり、ごみ箱に捨てたくなったりするものだ。

小学生の頃、悪い点数をとって、ごみ箱に捨てたり、机の奥に隠したりする子は

結構いるものだ。心当たりがある人もいると思う。

母親に見せると叱られるので、それが嫌で隠したりする心理はわかる。

母親が感情的に怒ったりせず、テストの点数に関心がなかったりすると、

多分こういう行動にはでないはずだ。

中高生が模試の結果を母親に見られて・・・もうそんなこどもではないので

自分で見て、自分で分析をして、次に学習計画をたてるというのが

ごくごく普通の中高生だと思う。

もう母親からは自立しようね!!

模試の結果がかえってきたら、まず何ができていなかったのかを確認する。

ケアレスミスなのか、理解ができていなくて間違ったのか。

そして、ミスしたすべての問題をやり直す。

これだけでもやっている人がいたら、その人の学力は伸びているはずだ。

「勉強の仕方が分からない」と何年もつぶやいている人がいるが、

それは、やり方が分からないと言い訳をしながら、勉強をしていないだけだ。

やり方なんて、自分で工夫をするものだし、全員に効果のあるやり方なんてない。

とはいうものの、私もKip生にいろいろな勉強の方法を教えている。

学力の上がらない人って、何を教えても結局やらない。

やり方がわからない。わからない。といいながら、

以前のように効率の悪い自分流の学習を朝の歯磨きのようにやっている。

成績の悪い人は、落ち込んでいる時間なんてないので、模試の間違い直しに取り掛かろう。

できていなかった問題ができるようになるだけで、成績は上がる。

ただ、ある程度学力が上位で推移している人で、かつ一生懸命勉強をしているのに、

模試の結果が悪かった人は、どうしていいかわからないよね??

普段成績が良くて、でももう一歩上を目指したいと思って、今まで以上に勉強に取り組んだのに、模試の結果が悪かった時。落ち込むよね。

模試って、必死で努力したのに、それに反して悪い時があるものだ。

こういう人に一番大切なことは、

辛い結果にめげずに、「こんなことで諦めないぞ!!」と強い心で

チャレンジを続けることだ。

これを繰り返し挑戦している時に、グ~ンと学力が伸びるのだ。

「心を鍛える」チャンスと捉えよう。

受験でもスポーツでも最後に勝つのは、心の強い人なのだ!!!

「自分が信じたことを貫け そして 泣いて、泣いて、強くなれ ? 」

メキシコ パチューカ 本田圭佑

 

準備万端の人にチャンスが訪れることを幸運とよぶ

カテゴリー:モチベーションアップ2017.07.22

「運がいいね!」「超ラッキー」そう思う時があるよね。あるときは自分自身だったり、

友人だったり有名人だったり。

身近にいる友達が、ラッキーだったりすると、それに比べて自分は、「なんて運から見放されているのだろう」なんて人生を呪ったりしないでね。

一度きりの人生を「運が悪かったからね」なんて言われて終わりたくないですよね。

「運」とか「運命」というと、人の幸・不幸などは、未来永劫に人の力をこえたところであらかじめ決まっていて、自分の力ではどうにもならないようなイメージがあるけれども、「運命」も自分次第で少しは変えられるって思わない?

自分が生まれた国、Japan!!!・・・「俺はフランス人が良かった」とか言われても・・・。

でも、フランス語を必死で勉強してフランスに住んで、パリジェンヌと結婚することは可能だ。

チャンスは待っていてもこない。自分でつかみ取るもの。

だから、結局、自分が運命をつくっている。

今ある結果は全部、自分が作ったもの。

それが嫌で納得しないのなら、納得するような未来の自分を今!作るしかない。

It depends on YOU.

準備万端の人にチャンスが訪れることを幸運とよぶの。

オプラ・ウインフリー  米国のTV司会者・女優

 

M

 

いよいよセンター試験まで あと 180日(今日は7月21日)!!

カテゴリー:その他2017.07.21

夏は毎年暑いけれど、今夏は全国的に猛暑が続き、熱中症対策にも
余念がありません。
室内でも熱中症にかかるということで、ドリンクを肌身離さず持ち歩いている
始末です。

外に出れば、クラクラするような強い日差しに、帽子・サングラス・日傘で対抗するも
突然雷鳴が鳴り響き、雹が降ってきたり・・・
誰もが予想もできないような天気の激変に、「傘を持って外出すればよし」という
平和な時代は過去の話で、ヘルメットをかぶって外出するような自体になりそうで恐ろしいです。

今夏期講習の準備で、塾長も私も不眠不休の日々です。

Kipは個別進学塾ですから、ひとりひとりの学力や進度等々、考えに考えてカリキュラウムを

作成しています。

長期休暇である夏休みを、どう過ごしたのか?

私たちとしては、みなさんに何をどう学習させたのかで、秋以降に大きな学力差になって

あらわれてしまうからです。

中高生との面談、保護者との面談を毎日のようにやっていますが、受験学年になると

みな焦ります。

自分の行きたい学校のレベルと、自身の学力のレベルのギャップに打ちのめされるからです。

打ちのめされていればまだいいのかもしれません。

冷静に判断しているということですから。

大学受験になるとみな口をそろえて、最低GMARCHレベルに行きたい。

できたら、ICU・早慶・上智へ。

自宅から通学しないとお金がかかるので、東京の国立大学へ。

志望校は高めに設定した方がいい。

誰でも同じことを言います。私もそう思いますし、そう言っています。

これは、目標に向かって必死で努力することが前提です。

Q:受験日から逆算して、あと何日ありますか?(現高3生の場合)

今日は7月21日 センターまであと180日!

Q:睡眠時間をいれて残りの時間を日数にかけてください。

180×5時間(学校のない時は10時間)=900時間

Q:その総時間で受験科目を割ってください。

私立で3教科受験の場合

900÷3=300時間

国立で5教科7教科の場合、もっと少なくなりますね。

自分で計算してみてください。

Q:センターまで、一科目にかけられる時間はどのくらいになりましたか?

1日は24時間ですから、日数にすると300時間÷24=12.5

1教科にかけられる時間が12日間です。
計算するとぞっとしますね。

12日間で早稲田に合格できる3000語~4000語の単語を覚えられますか?

ただ漠然と、有名校に憧れているだけでなく、現実を直視して

残された時間数でできることに全力を尽くしましょう。

なんとなく志望校を決めてなんとなく受験しても、合格を手にすることは

できません。

「憧れを持ちすぎて自分の可能性を潰してしまう人はたくさんいます。

自分のもっている能力を活かすことができれば、可能性が広がるとおもいます」

byイチロー

 

2017年夏期講習for高2・高3生

カテゴリー:夏期講習2017.06.09

いよいよ天王山の夏休みです。毎年、多くの高三生が、夏休みでセンター試験の点数が飛躍的に伸びます。もちろん、その理由は単純で学習量が飛躍的に増えるからです。

みなさんも第一志望に向かって全力で学習に取り組みましょう。学校で夏期講習もあるかと思いますが、苦手な単元・科目に限っての受講が良いでしょう。得意な科目は、集団授業の意味がありませんから、自分のペースでどんどん進めていきましょう。受験は自分との闘いだと思ってください。やるべきことをまずはリストアップし、それをひとつひとつこなしていくことです。

 

この夏はこれからの人生で、与えられた学習をするのは最後の機会かもしれません。もちろん、多くの意味で一生学習は続きますが、受験勉強という意味では最後です。しかも、その受験によって人生が大きく変わるのですから、ここで真剣にならずにどこで真剣になるのでしょうか。

 

高三生は部活が終わります。これからの数カ月で人生が大きく変わるといっても過言ではありません。部活が終わった段階で、できる限り塾に来て、一日中勉強ができる環境を確保し、またそれを継続していきましょう

 

まずは、受験科目の学習を一通り終わらせておく必要があります。特に文系で歴史を選択した場合、学校で近代史が最後まで終わらないことはあり得ますから、学校を頼らずにまずは通史を終わらせることです。国立で記述がある場合は、この夏で記述の特訓をすることです。一問一答と異なり、記述は時間がかかりますから、夏で一周を終わらせることはできません。早目に対策をうちましょう。

 

英語は毎日長文を読みましょう。センターレベルのものだけではなく、二次試験の問題も過去問を買って対策を立てていきましょう。私立文系を志望の場合は、長文が長く、単語が難しいのが特徴です。長文は、現代文と同じく一朝一夕で点数を上げることはできませんから、毎日読んで慣れることです。

 

現代文は、多くの高校生にとって語彙が壁になっています。英語と同じく語彙力がアップすればスムーズに読める割合が高まりますから語彙の学習もしましょう。塾では『重要語700』のテストがありますので、必要な人は申し込んでください。夏休み期間はセンター試験を週二二つは進めていきましょう。センター以外の問題集を進めても良いでしょう。現代文に出てくるような文に慣れるにはとにかく読む量を増やすことです。

また、古文が苦手な人まずは文法事項をおさらいすることです。まだ焦る必要はありませんから、センターよりも簡単な問題から始めていきましょう。ただし、学習量を大幅に増やす必要はあります。センターで言えば、古文はもっとも確実に点数がとれる単元です。小説に比べると点数が学習量に比例しますので、諦めずにこの夏で基礎を固めましょう。

 

赤本はアマゾンやブックオフで古いものから買っていくこと。夏に発売される最新のものはここ数年分しか入っていないので、三年ほど前のものから買っていきましょう。塾にあるものは、印刷をしてこなしていってください。

 

国立志望生は、同時に数学や国語の記述にも力を入れましょう。私立と違い、記述があるのが国立の特徴です。英作を含め、まとまった時間がある夏にこそできる学習がありますから、まずはしっかりとした計画を立て、それを実行していきましょう。特に英語の場合は、理系文系どちらにも試験が課せられます。英文和訳や英作は必ず先生に添削をしてもらいましょう。

 

また、受験する学校の情報収集は言うまでもありません。オープンキャンパスには当然参加しましょう。

一般受験を考えている人は、センターは受験科目すべてを学習し、夏休みの間に本番でとるべき点数まで上げていきましょう。国立志望の人は、八割が目安だと思ってください。

 

AO・公募での受験を考えている人は、志望理由書と提出論文を仕上げていきます。毎年のことですが、どちらも何度も何度も書き直しがあり、想像以上に時間がかかります。当然一般受験用の学習時間が少なくなるため、無駄な時間を過ごさないようにするためにも、細かなスケジュールを事前につくっていきましょう。大量にインプットできる時期でもあるので、読むべき本や資料を夏休み前に集め、読んでいきましょう。

 

この夏で受験は決まる!だからこそ全力で取り組め!

 

高2生は、オープンキャンパスに足を運んだり、受験に必要な科目を調べたりしましょう。また、AOや公募に興味があれば、6月に要綱が発表されますので、インターネットで確認してみましょう。実際に学校に行くと、一般には売られていない過去問も販売されています。早稲田大学は過去数年の過去問がインターネット上でダウンロードできるようになっていますので、興味があれば見てみてください。

 

多くの高二生は、何とか志望校を探さねばならないという気持ちはあるものの、実際に学校を探そうとすると、何をし始めたらよいのか分からないという状況ではないでしょうか。

 

まずは、情報収集です。オープンキャンパスに行ける機会も今年と来年と二回しかありません。ということは、今年が重要なのは言うまでもないでしょう。学校やキャンパスの雰囲気も重要ですが、受験科目もまた重要です。自分が少しでも考えている学校は、どのような受験方法があるのか。試験科目がなになのであるかは調べておきましょう。漢文がある学校もあればない学校もあります。センター利用だと科目はなになのか。AO入試であれば??

先輩に話しを聞くのも良いでしょう。自らが動けばいくらでも情報は入ってきます。

これだけ入試方法が様々になって現在、学校の勉強だけをしていても他の受験生に後れをとるだけです。自ら動いて、情報を収集しましょう。そして、集めた情報から自分に合った受験方法や学校・学部を選び、ときに先生と相談して進路を決める。そうした段階で初めて、受験に向けた学習カリキュラムが決まってまいります。

 

特に部活が忙しい人は、自分の進路を真剣に考えましょう。時間がある人は普段からまとまった学習時間がとれますが、運動部に所属している場合はそれもなかなか難しいのが現実です。そうであるなら、効率よく学習するためにも、自分にはどういう受験が向いているのかを真剣に考えるべきです。

 

どこの大学に入るのかは、みなさんが考えている以上に将来を左右していきます。悔いの残らないように、全力で勉強に取り組んでいきましょう。中学受験や高校受験と違って、ライバルは全国区に散らばっている強者ぞろいです。

夏休みを迎えるにあたって、もう一度ご家庭で話し合っていただきたいと思います。

 

桐朋女子

カテゴリー:学校紹介2017.05.29

本日、午前中に桐朋女子の学校説明会に参加してきました。

場所が近いこともあって、うちからも何人もの生徒が行きました。

中学受験での入り口の偏差値の割に出口の大学進学では実績が良いという印象がありましたが、本日の説明会でも同じくらいの偏差値の学校に比べ、大学実績はよいとの話がありました。

通っている生徒の印象から割と自由闊達なイメージがあったのですが、本日の話を聞いてその印象がなお強まりました。先生がついてくださって校内見学もさせてもらいました。女子校ですが、実験室が七つもあり、設備は古いものの調っておりました。

レポートを書かせ、なおかつディベートもあるとのことなので、AO入試や公募推薦には有利だと思います。

AO入試者は、今後も増えていきますから、そこのところをもう少しアピールされたら良いのではないかなとも思いました。

 

 

上智大学人間総合科学合格 「ビリギャルみたいになりたい!」

カテゴリー:大学受験2017.05.29

*これは楽天ブログからの転載になります。(ブログをHP内に移しています)

彼女がKipに戻ってきたのは、高校3年の初めでした。

中学受験の時に2年間在籍し、
中学入学後も週1で通塾していましたが、部活がハードで、
塾にくることが次第にしんどくなってしまったようです。

五年間最優先してやり抜いた部活動を卒業して、大学受験を意識した時に、
「このままでは大学にいけない!」と気づいたのです。

大手の予備校の体験学習もしたそうですが、
少し違うなと思い、KipのHPを見たそうです。

一年先輩で上智大学に合格したSさんの体験記を読んで、
自分もSさんのように、憧れの大学に進学したいと強く思ったのです。

彼女から、またKipに戻りたいというメールが届いたのは春期講習が終わる頃でした。

途中で塾を辞めてしまった後悔と遅くなってしまったが
今から必死でやるので受け入れてほしいという内容でした。

塾に戻ってから2か月後の6月からは、毎日コースを選択して学習に打ち込んでいました。

「先生!私が上智に合格したらビリギャルよりすごいよね!!」と言っていました。
ビルギャルみたいな逆転勝利をしたいと思っていたのでしょう。

ただ、部活最優先で勉強をしていなかった彼女の模試の結果をみると
とても六大学に入れるような実力はありませんでした。

模試は最後までE判定でした。
憧れの大学と実力とのギャップに彼女より私たち講師の方が悩みました。

 

 

もともと彼女は、社会学科というよりメディア系に進みたいと言っていたのですが、
いくら話し合いを重ねても、彼女とメディアを繋げることができませんでした。

あるとき彼女が小学生の頃、公民で「男女雇用機会均等法」がでてきた際に、
お母さんがかかわっているということを言っていたことが、
ふと頭のなかをよぎり、それが突破口へと繋がりました。

とにかく頑張ると決意をしているのだから、いけるところまで行ってみよう!

塾で課題を与えられながら、思考していくうちに
「自分が将来何をやりたいのか」という自分自身の原点に行き着くことができました。

このことが、彼女にとって最大の収穫ではなかったかと思います。

1年先輩の上智大さやかちゃんも、わざわざ教室に来て、
資料を提供してくれ、面接の練習までしてくれました。

さやかちゃん、ありがとう!

あなたのサポートのお蔭で、合格できましたよ♪

 

私は小学5年生の時からkipに通っていたのですが中学3年生の時に辞めてしまいました。
その頃、大学受験に備えて、小論の授業を取ることを薦められたのですが
通っている学校も勉強にうるさくなく大学受験のことを真剣に考えていなかったので、
先生のアドバイスをスルーしてしまい、後でとても後悔しました。

大学受験のことも真剣に考えないまま高3の春を迎えてしまったのです。

流石の私も、このままの学力では大学に進学できないと思い、塾をどこにしようかと
大手予備校の体験授業を受けたりもしました。

ただ、ピンとこなかったので、以前通塾していたKipのHPを見てみました。

すると、推薦で上智に合格した子の体験談が書いてあり、
それを見て自分もこうなれたらいいな、という気持ちでkipに連絡しました。

二年半ぶりのkipの先生方は全く変わっていなくてフレンドリーで、
以前と同じように私を受け入れてくれました。

そして4月から私の受験人生が始まったわけですが推薦を受けるには自分が将来何をしたいのか
大学で何を学びたいのかということを明確にしなければいけないのに私は何も考えていませんでした。

しかし大沢先生に自分のこれまでの人生から何かやりたいことが見つかるかもしれないと言われ、
何日も真剣に考えてみました。

そして私自身中高6年間女子校だったことや、
母の影響もありジェンダー学が学べる社会学科を受験することにしました。

それから大沢先生や母とたくさん話し合って自己推薦書や課題レポートを作成していきました。

そうやって話し合っているうちに自分のやりたいことなどが鮮明になっていくのを感じました。

私は本当に小論とかできない人だったのですが大沢先生に毎日色々な話を聞いてたくさんの知識をもらいました。

それから、先生から言われた本を読みまくりました。

作家の山田先生の小論の授業にも出席させてもらいました。
最初は全く書けませんでしたが、繰り返し添削してもらっているうちに
少しずつ自分の意見が書けるようになってきました。

本番でも先生と何度も話あったことが出たので、しっかり質問にも答えることもできました。

推薦入試を受けて良かったと思ったことは
自分の将来やりたいことや大学で学びたいことを明確にできたことです。

そして一般では絶対無理だと思われても推薦は合格の可能性を少しでも上げられるということです。
勉強が得意ではない私でしたが、
中高6年間皆勤で最後までやり遂げるということに関しては自信がありました。

ですから、無理だと思っても諦めたり妥協したりすることは絶対に良くないと思います。

一度決めた目標は最後まで変えないでください!

最後にkipの先生達を始め、kipの卒塾生のSちゃんには本当に感謝しています。

ありがとうございました!

AOにも学力調査が

カテゴリー:大学受験2017.05.29

*これは楽天ブログからの転載になります。(ブログをHP内に移しています)

 

日経新聞によると、今後AO入試や推薦入試にも学力調査が加わる方向へと文科省が動いている。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG11H8E_R10C16A3CR8000/

具体的なことは来年度初頭に定められるとあるが、要するに、推薦やAOで入学しても、一般入試で入学した生徒と学力に差があるため、その是正が必要だという判断だ。

実際、Kip学伸では、AOで決まって子も3月までは英語と小論文を受講するように伝えている。入学後の学力差を感じさせないためだ。

また、実際に指導して思うのは、推薦・AOでは早くて10月に決まるのに対し、国立の場合は3月とその間があまりに長いということだ。

入試に向かって猛勉強している受験生と、入学が決まり緊張感の解けた生徒が混在しているのは高校でもやり辛いと思うが、そうした制度も見直しされるのでだろうか。

 

関西学院大学合格 アパート探し!

カテゴリー:大学受験2017.05.29

*これは楽天ブログからの転載になります。(ブログをHP内に移しています)

東京には一流大学がたくさんある。
説明会でも模擬テストでも、簡単に行ける。

受験本番でも普段使い慣れた電車に乗って
自宅から母親に見送られて、余計な労力を使う必要もない。

Kipの生徒たちは、皆それが当たり前だと思っている。

今年は九州大学と関西学院大学に進学することが決まった二人の
男子高校生がいる。

合格発表後、大学の地元でアパートを探し、東京から引っ越しを
しなければならない。

お金もかかるし、親御さんも大変です。

地方から都会に出てくる人たちの大変さが少しでも
実感できましたね。

親元を離れて自立への第一歩。

4年間。
キャンパスライフを楽しんでほしいです。

 

「中国人としての使命と責務」東海大学農学部応用動物学科

カテゴリー:大学受験2017.05.29

*これは楽天ブログからの転載になります。(ブログをHP内に移しています)

Ryo.ka.rei 彼女は中国出身の女子高生です。小学5年生の時、
日本にきました。異国の文化の中で、全く話せない日本語を必死で覚え、
公立中学に進学しました。高校は私立に進学し、
2016年の4月から東海大学に進学します。
その間に日本語検定試験2級(社会人・大学生レベル)に合格しました。
北京語、広東語、日本語でコミュニケーションがとれます。
大学を卒業するまでの4年間で英語にもチャレンジします。
日本での体験を活かし、将来中国との懸け橋になってほしいです。

これは、彼女が推薦入試の時に書いた、エントリーシートです。

・・・・・・・・・・

私の夢は、将来母国である中国に戻り、牧場と飲食店を経営することです。
そのためには、環境を壊さず、無駄のない飼育技術を学びたいと思っています。
人々に安心して食べられる食品を提供していくためには、
日本の安全である飼育技術を学び、その技術を中国に伝えていきたいと思います。

貴学は阿蘇という大自然のただ中にあり、
「動物」を学ぶには最高の環境だと思います。
また、動物の細胞、分子レベルから加工まで学べるので、
自分の夢の実現に一歩近づけることができるという理由から貴学への入学を志望しました。

私は、仁木隆博先生の「家畜人口受精論」、プラタンラジブ先生の研究課題である
「低・未利用飼料資源を用いた家畜清泉」などにとても魅力を感じています。

また、応用動物科を学ぶきっかけになったのは、中国の劣悪な食品加工事情を知ったことです。
手間を省いて利益を上げるために、安い化学物質を使う彼らのやり方を変えなければならないと思います。
私は中国人として責務と使命を感じています。

もし貴学に入学することができましたら、動物の飼育方法と繁殖の仕組みを詳しく学び、
動物に過剰なストレスを与えないような家畜の生活環境を改善していきたいと思います。

また人体に害のない天然素材を使用して、安全な食肉を作り上げて多くの人々に、
安心で安全な食肉を提供していきたいと考えています。

 

セミナー開催

カテゴリー:お知らせ2017.05.18

14日日曜日に当教室にて、塾の先生を対象にしたセミナーを開催いたしました。

 

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先月、これまで時間をかけて制作してきました国語のオリジナルテキストが完成したためその発表を兼ねたセミナーでした。

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東京だけでなく、神奈川、埼玉、千葉、茨城と遠方よりお越しいただき本当にありがたく思います。

一般販売はまだ少し先になるかと思いますが、塾の先生でご興味あるかたはお気軽にお問合せください。

 

国語オリジナルテキスト『LT』完成!

カテゴリー:お知らせ2017.04.27

オリジナルテキスト1オリジナルテキストがついに完成しました!!!

構想から完成まで十年の長い道のりでした。

これまでの国語テキストにはない

「文が短くポップな文章を読みながら国語力を養成する」

ものとなっています。

 

一般販売はまだ先になりまして、まずは多くの塾のみなさんに使っていただきたいと考えております。

 

 

特待生に向かって

カテゴリー:塾の様子2017.04.05

 

*これは楽天ブログからの転載になります。(ブログをHP内に移しています)

 

現在中3のNくんは、中学受験をしました。第一志望校ではなかったものの、吹奏楽部に入り毎日楽しく過ごしていました。

一旦は、卒塾したものの中2の夏休みに、部活が忙し過ぎて勉強時間がおろそかになっているからと夏期講習に参加することになりました。

一年半の間でもっともかわったと感じたのは、集中力でした。

男の子は、女の子に比べ成長が遅く、小学生であると2歳ほどの違いを感じることがよくあります。彼の場合も、小学生時代は幼く感じることが多かったのですが、中学生になって体が大きくなっただけでなく、落ち着いた雰囲気からは精神的にも大人になったことを感じさせる雰囲気がでていました。

とはいえ、成績はイマイチでした。

部活が忙しいこともあって、塾に来られる時間が限られていたので、テスト前に集中して学習することにしました。

Kipでは、中学生以上は、試験一週間前からは自習に来て良いとなっています。彼は毎回欠かさず来て、黙々と勉強をしています。家では勉強ができないのだと言っていました。

しかし、それが信じられないというくらい、塾では集中して取り組んでいるのです。小学生のときと比べると、学習する姿勢が大きく変わりました。その姿勢を見て、これは必ず成績が上がると確信しました。

おそらく、自覚の問題でしょう。

小学校時代は算数が苦手で、大変な思いをしていたのですが、数学になって演習量をこなすことで苦手意識が少しずつなくなっていったようです。

また、学校のスピードもちょうど良いのでしょう。私立中学の場合、進学校はかなりのペースで進み、学校によっては、中2の秋から高校数学に入ります。

ですから、ついていけなくなる生徒も当然でてきます。

彼に中学はその点、公立中学より若干速い程度のため、数学が苦手であったとしても、その苦手意識を演習量によってカバーすることが可能です。

今回の中間試験では、学年20番以内を目標にと話しをしていました。

テストの結果が却ってきたのですが、数学は100点(平均点55)と96点(平均点62)と大健闘!他の科目でも平均点よりも20点ほど高いので、成績が上がるのは必至です。

順位が却ってくるのはこれからですが、楽しみです。

今年の目標は、学年5位以内に入って、来年度の特待生をとることだねとなりました。

成績が良いと、やる気になって学習意欲が高まり、学習量が増える。結果、ますます成績が上がるという正のスパイラルに乗れるので、成績を上げたいのであれば、勉強をするということに尽きると思います。

 

大手塾からの転塾

カテゴリー:中学受験2017.04.03

*これは楽天ブログからの転載になります。(ブログをHP内に移しています)

小学生クラスでは、大手の進学塾から転塾してくる子がいる。5年生が最も多いが、中には6年生になって思い切って転塾してくる子たちも少なからずいる。

理由はいくつか挙げられる。

6年生の場合、特に夏休み前後からの転塾の場合は、志望校対策をめぐってだ。

大手進学塾の一斉授業の場合は、一人ひとりの第一志望だけの対策をするわけにはいかないので、どうしても志望校対策としては内容が薄まってしまう。

そうすると、生徒にとっては、自分が受けることのない学校(たとえば男子にとっての女子校であったり、あるいはその反対の場合など)に残りの貴重な時間を割かなくてなならない。

問題の傾向が似ていればまだしも、まったく似ていない学校の問題など時間を浪費している気分になるのは至極当然のことだ。

それを避け、自分の志望校に絞って対策をおこうなおうと決意した結果としての転塾がそれである。

5年生の場合は、理由が多岐にわたるが最近増えてきたと感じるのが、塾の学級崩壊である。

塾のクラスがいくつかに分かれている場合、下の方のクラスが崩壊していることが多い。

・授業がうるさくて聞こえない。

・授業中に立ち歩いている子がいる。

・崩壊していても放置状態。

・自習室が機能していない。

・優秀な先生はすべて上のクラス。

などなど

難関中学の合格者数を全面的に打ち出そうとするとどうしても、塾は成績上位者に力を注がなくてはならなくなる。しかし、実際は中学受験生すべてが御三家を目指すわけではない。その結果、上位クラス以外に力が注がれないことになってしまう。そして、転塾へとつながる。

 

 

新4年生&5年生のみなさんへ

カテゴリー:中学受験2017.04.03

これは過去のブログの再掲載になります。

いよいよ2月から新学期です。どこの塾でも学習量が増えていきますので、慣れるまでの最初の一カ月は特に大変になるとは思いますが、それを乗り越え学習習慣を身につけていきましょう。

受験は長期戦です。たとえるとそれはマラソンです。ある瞬間だけ全力で走っても意味がありません。自分が現在、どの位置にいるのかを正確に判断しながら一定のペースで走り続けることでゴールが見えてくるものです。

これからみなさんが学んでいくことの量は厖大です。

少なくとも受験をしない子の5倍以上の勉強時間は必要です。また、学校では習わない難しいことも学習していきます。覚えなければならないこともたくさんあります。これらのことを吸収していくのは一朝一夕では身につきません。

普段からコツコツと学習することが一番力になります。一週間の学習スケジュールをしっかりと作ることをお薦め致します。

その際は、必ず家族で話し合って頂いて、納得した上で書き込んで下さい。そして、自分でやると決めた以上、それを実行して下さい。

実行し続けるのは大変ですが、成績が上がっていく喜び、志望校に合格した時の喜びは何にも替え難いものです。

どこの塾に通われても恐らく必ず毎週、小テストはあると思います。そうした小テストをお座なりにせず大切にしましょう。

そして、何よりも一番重要なのは、分からなかった問題、間違えた問題を放置しないことです。また、小テストや他の模試を含めるテストで間違えた問題は、必ず間違いを直して同じ間違いをそれ以後しないようにしましょう。

これをきちんと実行するだけで、必ず成績は上がります。良い成績をとって喜びをかみしれられるよう、毎日勉強していこう!

 

不安

カテゴリー:モチベーションアップ2017.04.03

これは過去のブログの再掲載になります。

受験は、学力の争いだと思われていますが、最後はかなりの比重で自分の気持ちとの戦いになります。受験が近づいてくると、それだけ不安は増します。

この不安を誰かと共有するのはなかなか難しいため、どうしても思いつめがちになってしまい、ますます不安が募ります。

この不安を軽減するにはどうすれば良いのでしょうか。

ニューヨークヤンキースに所属して、大リーグで活躍しているイチロー選手。

大リーグのシーズン最多安打記録や10年連続200安打などの多数の記録を保持しています。大リーグへ移籍する前は、日本で活躍し、シーズン最多安打など多数の記録を残しています。

これだけの大活躍をしてきた選手ですから、打って当たり前と思われる。活躍して当たり前と思われている。では、試合に出場する時は、緊張しないのでしょうか?

いつも、恐怖と不安と重圧を、抱えています。
たのしいだけでは、プロの世界にいられない。

こんなに苦しいのは自分だけか、と思うこともたくさんあります。
それを見せるか見せないかの話です。
みなさん、ぼくのことは、疲れていないと思っていませんか?

あのイチロー選手ですら、日々恐怖と不安と闘っているのです。苦しい思いをしているのです。高額の年俸をもらっているのもあって、シーズンを通して活躍しないと、当然のように叩かれる。そういう重圧と日頃から戦っているのです。

つまり、能力が高いから重圧から逃れられるわけではないのです。結局、どの世界でも、最後は自分との戦いになるのです。

受験も最後は自分との戦いです。

自分よりも成績が良い子をみると「いいなあ。羨ましいなあ」と思うかもしれません。

でも、偏差値の高い子は、偏差値の高い子で同じようにプレッシャーを感じます。なぜなら、実力の接近している人がいるところを受験するのですから。

では、この不安が解消されることはないのでしょうか。結果を求める限り解消はされません。しかし、本番において限りなく普段通りの実力が発揮できるようにするための準備はできます。

イチロー選手は、

特別なことをするためには、
普段の自分でいられることが大事です。

と言っています。有名な話ですが、イチロー選手は、朝起きてから試合に出場するまでの行動はほぼ同じで、ベンチからバッターボックスまでの歩数や動作はすべて決まっているそうです。

おそらく、その行為一つ一つにも意味はあるのでしょうが、それよりも、毎回同じ行為をすることで、いつも平常心でいられるようにしているということが重要なのではないでしょうか。

もちろん、それだけではないでしょう。圧倒的な練習をすることで自信をつけているのだとも思います。

受験は、数年間頑張ってきた結果がたった一回のテストで決められるのですから、緊張して当たり前です。「落ちたらどうしよう」と思うのが当たり前です。

偏差値に関係なく全員が、今も不安と闘っています。

この不安を解消できない以上、この不安やプレッシャーと共存していくしかありません。不安によって実力が発揮できなくなるならないようにすることが重要です。

今まで通りの勉強をしよう。

「どうしよう」と思っても、無視して過去問をやろう。

気持ちによって勉強のペースがかき乱されないよう、とにかく自分の決めたスケジュールをきちんと遂行していきましょう。普段の自分でいることが一番パフォーマンスを発揮することに繋がります。

 

明大付属中野高等学校

カテゴリー:高校受験2017.03.31

Aくんのお母さんからご相談をいただいたのは、去年の夏休み前でした。

彼は中3で、当時某大手塾に通い、早慶を中心とした大学の付属校を目指していました。ところが、お母さんのほうでは、早慶ならともかくそれ以外の付属校なら都立高校も選択肢としてあり得るのではないかと悩まれていました。英数に比べ、国語もできないため、私立の三科だと国語の比重が高いことも悩みの種でした。

ただ、学校の成績はよくないため、その時期から都立といっても行ける学校が限られてきてしまいます。そうしたことすべてをご相談したいといって来られました。

当時お話をしたのは、その時点から都立を目指しても行ける学校が限られてしまうので、私立の学校を目指す方向が正しいでしょう。ただ、たとえそれが付属校であったとしても、大学受験をする方向でいけば良いのではないでしょうか、といったことでした。

お母さんは賛同してくれましたが、本人は大学受験をしたくないと言ってようでした。

どの方向に進むにしろ、われわれは国語だけを指導するということでしたので、夏休みから志望校である明大中野に向けて学習が始まりました。特に、明中は語彙系の問題が多く点数配分も高いため、その辺は集中的に学習しました。

そうした授業の中で、彼に尋ねてみました。なぜ、大学受験はしたくないのかと。

 

彼は次のように言いました。

 

自分は、理系なので国語の勉強をしたくない。大学で受験するなら、国立なら国語が必要だし、私立に行くのであれば、高校で付属校に行けばそれで済むから、付属校が良いと。

 

折しも、ノーベル賞の受賞発表後で、東工大の先生がノーベル生理学賞を受賞ということでニュースを賑わせていました。彼に訊いてみました。

東工大知っているよね?

あそこだったら、数学と理科が抜群にできるのであれば、国語ができなくても行けるよ。

 

それに、文系だったらともかく、理系に行きたいなら、私立より国立の方が良いよ。なぜなら、予算が違うからね。実験器具一つとっても全然変わってくるよ。

たまたま、そのとき早稲田の理系の先生がいたので、その辺のことをもっと詳しく説明してくれました。

彼にとっては知らないことばかりだったようで質問を交えながら話を聞いていました。

 

それから数カ月。

 

彼は無事に明大中野に合格し、その直後から大学受験に向けて学習を始めました。

 

卒塾生 顔をだす!!

カテゴリー:その他2017.03.29

昨晩、授業の終わりころに九大に行った卒塾生のTくんが遊びに来てくれました。IMG_9688

 

九州から、青春18きっぷを使って帰ってきたそうです。距離もありますから、新幹線だと割高です。学生らしく、時間をかけつつも交通費をできるだけ抑えての方法です。

小学生の頃から鉄道や地理は詳しかったのですが、ますます磨きがかかり、名古屋も京都も大阪も随分と詳しくなっていました。

われわれ講師にとって、卒塾していった生徒が顔を出してくれるのは非常に嬉しいできごとです。

 

 

 

暁星・・・通塾生の学校紹介

カテゴリー:学校紹介2017.03.29

*これは楽天ブログからの転載になります。(ブログをHP内に移しています)

暁星中学

現在中3のMくんは幼稚園から暁星に通っています。

暁星は、幼稚園からの生徒が40名・小学校で80名・中学で60名入ってきて、高校では募集をおこなっていません。中高一貫校ですから進度も速く、中学生2年生頃から高校の学習に入ります。

去年の合格実績では

東大 17名
京大  3名
一橋大学 4名
東京工業大学 4名
・・・

と国立では東大が一番多い合格者を出しています。

Mくんによると半分以上がお医者さんの子どもで、それもあってか医学部志望者が多いとのことです。「東大の理3行きたいなあ」と言っているクラスメートも何名かいるそうです。

合格実績を見ると、東京慈恵会医科大学、東京医科歯科大学、北里大学、順天堂大学といった私立医学部が多いのが特徴といえるでしょう。

医師の子どもが多いこともあって、裕福な家庭が多く、Mくんによると「お父さんが車をたくさん持っているから、車に詳しいという人が多い」とのことでした。Mくん自身も医学部志望者です。

また、フランス語をやっていることも大きな特徴だと思います。

勉強ばかりに力を入れているわけではなく、サッカー部は強いそうで、そのためグランドは人工芝とのことでした。足を怪我しないようにしているのですね。

暁星の英語の授業では、多くの進学校が私用している「Progress in English」を使用しています。

このテキストはイエズス会の神父さんが作ったもので難易度が高いことで有名です。

ちなみにこの「Progress」、教科書ガイドがないので自学自習をするのがとても大変です。使用校の生徒はみな苦労しながら予習をしています。