Kip学伸のブログ



【中学受験】受験直前の冬期講習に気をつけること6選

カテゴリー:中学受験2024.12.14

中学受験直前の小6生が冬期講習に何を意識すれば良いのかについて話をしていきたいと思います。参考にしてみてください。

 

  1. 精神面の強化

意外に思われるかもしれませんが、小6生は秋から冬にかけてダレてくるケースが多いのです。気持ちにもムラが生じやすく、結果として最後の模試があまりよくないなんてケースも珍しくありません。夏期講習くらいから学習時間や塾での拘束時間が長くなることを考慮すればむべなるかな。こうした気持ちを一新し、受験に向けてのラストスパートをかけていくために、冬期講習で気合を入れることは非常に重要だと思います。最後は気持ちの戦いですから、気持ちで負けないことが重要です。こうした気持ちを強化することを最優先すると、やるべき学習とやらなくても良い学習が見えてくると思います。

 

2.志望校対策の強化

当然ですが、志望校の過去問を毎日進めていきましょう。2周は当然のこと、3周しても良いでしょう。何周もすると答えを覚えている問題も出てくるかもしれませんが、それが自信につながるのであればまったく問題ないと言えます。各教科で、「間違いノート」を作って間違えた問題を張り出し、直しをすることを薦めます。国語の場合、読解問題は張り出しができないので、語句や漢字の問題だけで良いでしょう。算数などノートをつくっておけば、入試直前の1週間はそのノートだけを解きなおせば良いことになります。

 

3.苦手分野の克服は最低限に

苦手分野を克服し、自信をつける!と保護者のかたは気負ってしまうかもしれませんが、苦手な単元は基礎問題だけにしましょう。そもそもここまでの段階で苦手なわけですから、最後のひと月で急にできるようになるということは期待しないほうが良いでしょう。それよりは、苦手な単元であっても、基礎の問題であればまだまだ覚えられることも多いと思いますから、そこに集中したほうが良いと思います。

 

. 生活ペースを維持する

年末年始は学校のみならず塾の授業がないことも多いので、家庭での学習ペースが乱れがちです。入試が9時に始まるのであれば、その3時間まえの6時起床が望ましいので、その習慣をつけましょう。朝早くに目覚めて、夜は早くに寝るのが良いリズム作りにつながります。冬期講習は、受験直前期の生活リズムを整えることで、集中力を保つ上で役立ちます。お薦め方法は50分の学習+10分の休憩をセットにすることです。漢字や計算といったものは朝一に取り組み、その後は過去問(4科受験の人は4教科、2科受験の人は2教科)にかかり、午後はその直し、さらに過去問を進めるのが良いでしょう。どこまで終わったら休憩という形よりも、時間で区切りましょう。

 

5.問題集を増やさない

入試が近づいてくると不安のためか、あれもこれもやらないととなり、急に問題集を買う人がいますが、あまり得策だとは思えません。それをするのであれば、これまで使用してきたテキストを復習するほうが効果的です。過去にできなかった問題ができるようになることは自信につながりますから、新しい問題に取り組むよりはこれまで取り組んできた問題をもう一度解き直してみましょう。

 

6.気分転換も

いくら受験が近いからといって一日中勉強だけに励むことは多くの小学生にとっては無理難題です。気分転換のタイミングや方法を考えるのも保護者のかたの役目です。毎日に必ず気分転換をする時間を作っていきましょう。

中学受験新6年生1名募集

カテゴリー:お知らせ2024.12.13

急遽空きが出ましたので、私立中学受験コースの新小6生を一名募集します。ご希望される方はお早めにお申し出ください。

冬期講習の日程

カテゴリー:お知らせ2024.12.13

12月14日(火)より、1月8日(水)まで冬期講習となりますので、通常授業はなくなります。お間違いのないようご注意ください。

上智大学【文学部ドイツ文学科】合格!

カテゴリー:大学受験2024.12.12

先ほど公募推薦で上智大学の文学部ドイツ文学科を受験した生徒から合格の連絡がありました。

おめでとうございます。

上智大学【総合人間科学部社会福祉学科】合格!

カテゴリー:大学受験2024.12.12

先ほど公募推薦で上智大学の総合人間科学部社会福祉学科を受験した生徒から合格したと連絡がありました。おめでとうございます!

中学受験直前の冬期講習に気をつけること6選

カテゴリー:中学受験2024.12.11

中学受験直前の小6生が冬期講習に何を意識すれば良いのかについて話をしていきたいと思います。 

  1. 精神面の強化

意外に思われるかもしれませんが、小6生は秋から冬にかけてダレてくるケースが多いのです。気持ちにもムラが生じやすく、結果として最後の模試があまりよくないなんてケースも珍しくありません。夏期講習くらいから学習時間や塾での拘束時間が長くなることを考慮すればむべなるかな。こうした気持ちを一新し、受験に向けてのラストスパートをかけていくために、冬期講習で気合を入れることは非常に重要だと思います。最後は気持ちの戦いですから、気持ちで負けないことが重要です。こうした気持ちを強化することを最優先すると、やるべき学習とやらなくても良い学習が見えてくると思います。

 

2.志望校対策の強化

当然ですが、志望校の過去問を毎日進めていきましょう。2周は当然のこと、3周しても良いでしょう。何周もすると答えを覚えている問題も出てくるかもしれませんが、それが自信につながるのであればまったく問題ないと言えます。各教科で、「間違いノート」を作って間違えた問題を張り出し、直しをすることを薦めます。国語の場合、読解問題は張り出しができないので、語句や漢字の問題だけで良いでしょう。算数などノートをつくっておけば、入試直前の1週間はそのノートだけを解きなおせば良いことになります。

 

3.苦手分野の克服は最低限に

苦手分野を克服し、自信をつける!と保護者のかたは気負ってしまうかもしれませんが、苦手な単元は基礎問題だけにしましょう。そもそもここまでの段階で苦手なわけですから、最後のひと月で急にできるようになるということは期待しないほうが良いでしょう。それよりは、苦手な単元であっても、基礎の問題であればまだまだ覚えられることも多いと思いますから、そこに集中したほうが良いと思います。

 

. 生活ペースを維持する

年末年始は学校のみならず塾の授業がないことも多いので、家庭での学習ペースが乱れがちです。入試が9時に始まるのであれば、その3時間まえの6時起床が望ましいので、その習慣をつけましょう。朝早くに目覚めて、夜は早くに寝るのが良いリズム作りにつながります。冬期講習は、受験直前期の生活リズムを整えることで、集中力を保つ上で役立ちます。お薦め方法は50分の学習+10分の休憩をセットにすることです。漢字や計算といったものは朝一に取り組み、その後は過去問(4科受験の人は4教科、2科受験の人は2教科)にかかり、午後はその直し、さらに過去問を進めるのが良いでしょう。どこまで終わったら休憩という形よりも、時間で区切りましょう。

 

5.問題集を増やさない

入試が近づいてくると不安のためか、あれもこれもやらないととなり、急に問題集を買う人がいますが、あまり得策だとは思えません。それをするのであれば、これまで使用してきたテキストを復習するほうが効果的です。過去にできなかった問題ができるようになることは自信につながりますから、新しい問題に取り組むよりはこれまで取り組んできた問題をもう一度解き直してみましょう。

 

6.気分転換も

いくら受験が近いからといって一日中勉強だけに励むことは多くの小学生にとっては無理難題です。気分転換のタイミングや方法を考えるのも保護者のかたの役目です。毎日に必ず気分転換をする時間を作っていきましょう。

ICT教育って本当に効果的なの?

カテゴリー:その他2024.12.04

 

2019年より政府が進めてきたGIGAスクール構想(Global and Innovation Gateway for All(全ての児童・生徒のための世界につながる革新的な扉))によって、小中学生にタブレットが配布され、デジタル教科書も2024年より使われることになりました。2019年に当時の文部科学省大臣であった萩生田氏が下記のように述べています。

 

【略】Society 5.0 時代に生きる子供たちにとって、PC 端末は鉛筆やノートと並ぶマストアイテムで す。今や、仕事でも家庭でも、社会のあらゆる場所で ICT の活用が日常のものとなっています。 社会を生き抜く力を育み、子供たちの可能性を広げる場所である学校が、時代に取り残され、 世界からも遅れたままではいられません。 1人1台端末環境は、もはや令和の時代における学校の「スタンダード」であり、特別なこと ではありません。これまでの我が国の 150 年に及ぶ教育実践の蓄積の上に、最先端の ICT 教 育を取り入れ、これまでの実践と ICT とのベストミックスを図っていくことにより、これからの学校教 育は劇的に変わります。 この新たな教育の技術革新は、多様な子供たちを誰一人取り残すことのない公正に個別最 適化された学びや創造性を育む学びにも寄与するものであり、特別な支援が必要な子供たちの 可能性も大きく広げるものです。 また、1人1台端末の整備と併せて、統合型校務支援システムをはじめとした ICT の導入・ 運用を加速していくことで、授業準備や成績処理等の負担軽減にも資するものであり、学校に おける働き方改革にもつなげていきます。 【略】

 

 

要は学校教育の現場にITをもっと活用していこうということです。「なるほど」と思う反面、保護者の方のなかには、わが子が家でタブレットをずっといじっているのを見て、「本当に勉強しているのか?」と疑問に思われている人も多いでしょう。また、年配の方の中には、そもそもタブレットを使った学習が、今までのような紙や鉛筆を使った学習ほどの効果があるのかどうか疑問だという人もいるでしょう。

 

先週の週刊文春(2024年11月14日号)によりますと、「デジタル教育で日本人がバカになる!」というショッキングな見出しのついた記事がありました。記事は以下のような内容です。

 

・同じような政策を2006年から進めてきたスウェーデンが、PISAの順位を大きく落としたことで、最近は紙の復活を唱えている。教育大臣が、基本的な読み書きに最適なのはアナログツールだ。・・・すべての生徒への紙の教科書の再配布を法律で義務付けた・・・」

・東北大の教授の研究によると、スマホやタブレットを使えば使うほど、テストの成績が下がることがわかった。さらに学習目的のアプリを使っていたとしても、使用時間が長い生徒は成績が下がる。

・UCLAの教授によるとデジタル機器は「深い読み」がしづらいという欠点がある。

・他の教授も、デジタルで本を読む場合は、紙で本を読む場合に比べて注意散漫になり集中しづらいとの指摘。

・東大の教授によると、手書きでメモをとるほうがデジタルの場合よりも、資格や記憶、そして言語をつかさどる領域に血流が多く巡っていることが確認できた。

 

否定的なコメントが続いていますが、タブレットが向いている勉強もあると記事にはあります。

 

・発展的に考えたり、自分の意見を表現したりするのには向いている。実験の結果では、基礎問題や多肢選択問題では、紙の教材を使用したほうが点が高かったが、記述問題や応用問題ではタブレット学習のほうが成績が良かった。

 

おおよそ、上記のような記事でした。

 

まずは、私自身の話をさせてください。昔から本を読むのが好きで、気づけば家中本だらけになっていました。家の空間には限度があるのに、本は増える一方で困っているときに、kindleが発売され狂喜したものです。これで本に場所を占領されることなく、無限に本を増やすことができると思ったものです。これが10数年前の話だったと思うのですが、kindleで本を買うことが徐々に減り、今ではほとんど買うことがなくなりました。自分なりにその理由を考えてみたのですが、最大の理由はkindleで読んでも記憶に残らないことです。紙の本は手にとるたびに、その重さやカバーの絵柄、タイトル、著者などが目に入ります。一方でkindleで読むと、前回読んだページが開くという便利さはあるものの、フォントも同じ、カバーがない、著者やタイトルを目にしないことで記憶に残らないのです。

 

こうしたことを踏まえますと、何がなんでもデジタル教育を進めるのが良いとは思えませんが、物理的な面やある種の目的に向かって進める学習はデジタル機器を使ったほうが向いていると言えるのではないでしょうか。

 

おそらく皆さんが漠然と感じていることと近い結論になってしまいましたが、保護者の皆さんがそのつど判断されながら、うまくデジタル機器と付き合っていくというのがいちばんだということだと思います。

 

 

 

東洋大学福祉社会デザイン学部合格

カテゴリー:大学受験2024.12.01

東洋大学福祉社会デザイン学部合格の報告を貰いました。

おめでとうございます!

CEFR・英検・英検CSE・TEAP・ILETS 大学入試優遇一覧

カテゴリー:お知らせ2024.11.28

以下は、CEFR、英検、英検CSE、TEAP、IELTSの資格を取得している場合に、主要大学の入試で受けられる優遇措置の一覧です。ぜひご参考ください。

※具体的な優遇内容や条件は掲載時より変わっている場合があります。詳細は各大学の公式ウェブサイトや募集要項をご確認ください。

※下記の表は上下左右にスクロールできます。

学部 学科 CEFR 英検 英検CSE TEAP ILETS 利用方法
青山学院大学 準1級 300 5.5 出願
大妻女子大学 B2 換算 満点
B1 換算 8割
学習院大学 理学部     準2級 210 4.0 出願
国際社会学部 1級 2630 390 7.0 出願 換算 150
準1級 2540 340 6.0 出願 換算 140
準1級 2304 310 5.5 出願 換算 130
国学院大学 C1 換算 90
B2 換算 70
B1 換算 50
A2   換算 50
実践女子大学 文学部 国文学科
英文学科
美学美術史学科
B2 換算 100
B1 換算 80
専修大学 準1級 2304 309 5.5 換算 100
2級 2150 253 5.0 換算 90
2級 1980 225 4.0 換算 80
玉川大学       準1級 換算 100
2級 換算 85
準2級 換算 70
準2級 出願
中央大学 準1級 300 6.0 出願
法政大学 法学部 準1級 280 5.5 出願
文学部
経済学部
社会学部 2級 250 4.5 出願
国際文化学部
人間環境学部
現代福祉学部
情報科学部
明治大学 商学部 2級 225 4.00 出願
経営学部     2630 390 6.5 出願 換算150
2467 340 6.0 出願 換算135
2200 290 5.5 出願 換算120
国際日本学部 準1級 309 5.5 出願 換算200
2級 2088 253 4.5 出願 換算180
2級 1980 225 4.0 出願 換算160
明治学院大学 文学部 準1級 2304 600 換算140
2級 1980 420 換算120
経営学部     2級 1980 225 出願
社会学部
法学部
心理学部
早稲田大学 商学部 1級 2630 出願 加点5
準1級 出願
社会学部 1950 225 4.0 出願
国際教養学部 1級 2630 7.0 加点20
準1級 5.5 加点14
2級 4.0 加点7
文学部 2200 出願
成城大学 2級 出願
成蹊大学 2304 5.5 加点50
2125 5.0 加点45
1980 4.5 加点30
東洋大学 2304 309 6.0 換算 100
2125 253 5.5 換算 90
1980 225 5.0 換算 80
上智大学     C1 加点30
B2 加点20
B1 加点10
日本大学 法学部 2級 出願
準1級 加点
経済学部 2304 換算 100
2150 換算 90
1980 換算 80
商学部 2304 換算 150
2142 換算 135
1980 換算 120

お休みのお知らせ

カテゴリー:お知らせ2024.11.20

11月21日(木)、11月22日(金)は塾がお休みとなっております。お間違いのないようご注意ください。

八雲学園中学校高等学校

カテゴリー:学校紹介2024.11.17

所在地は、東横線都立大駅から徒歩10分弱の住宅地の真ん中にあります。1938年に女子校として創立されましたが、2018年度より女子校から共学になりました。

 

首都圏模試の偏差値は、2024年で男女ともに47です。これは国・算の二科受験での数字です。共学化前の2017年は、4科で54、2科で51でしたから、若干下がったということになります。150名いた卒業生も89名まで減っていますので、人気が下降気味と言えるでしょう。ただし、大学進学率は78%から87%に上がっています。

 

合格実績としては、以前に比べMARCHを始めとした日本の大学は下がっていますが、海外大学の合格者数は増えているようです。海外協定大学推薦制度(UPAA)というのもあり、高校の成績・英語力を基準として、アメリカ・イギリス・オーストラリアの協定大学に推薦入試で受験できるそうです。今後はもっと海外大学が増えるのではないでしょうか。

 

さて、八雲学園の最大かどうかは分かりませんが、大きな特徴の一つに初年度納入金の高さが挙げられます。女子校時代の2017年は初年度納入金が103万でしたが、2024年は179万になっています。そうなのです。これはかなり高額でして、八雲はお金がかなりかかります。首都圏の私立中学初年度納入金の高さランキングでいいますと、3位です。ただし、学費や入学金が高いわけではなく学費以外のものが高いようです。

 

納入金が高いこともあって設備は豪華なものが多く、たとえば、トイレは帝国ホテルのものと同じものを使用しているようで、ものすごく綺麗なようで音楽も流れているようです。学校のHPも拝見しましたが、本当にホテルのようです。また、陸上レーンは、国際大会が行われる陸上競技場と同様のタータンレーンが2本あり、本番さながらのスタート練習ができるようになっています。また、足元を照らすライトも設置され、暗くなっても練習に励むことができるようです。さらにすべての教室には毎月生花が生けられるようです。以前、私は八雲に住んでいたのですが、もっとも印象に残っているのは、クリスマスのときに学校に電飾がされていたことでした。建物全体がデコレーションされています。

 

学習カリキュラム最大の特徴は、英語に力を入れていることです。近年は、受験の段階で英語が得意な生徒を集め、あたかも英語が得意になるかのような印象をつくる学校もありますが、八雲はそうではなく、全員英語ができるように一から鍛えてくれるようです。

 

共学になった2018年より、世界50か国の私立校が交流する「ラウンドスクエア」のグローバルメンバー校の一つになりました。「ラウンドスクエア(Round Square)」は、世界50カ国から約200校が加盟している私立学校を結ぶ大きなネットワークです。国連の会議さながらに、世界中から加盟国の生徒たちが集まり、環境や国際問題などをテーマに、ディスカッションや研究発表、奉仕活動、アドベンチャーなど様々な活動をおこなっています。また、中3生になると全員がカリフォルニアにある「八雲レジデンス」という学校施設で研修を行います

 

こうしたグローバル教育以外にも文化体験にも力を入れているようで、月に一度文化体験の日を設け、美術鑑賞、ミュージカル、映画鑑賞をはじめ、さまざまな場所に出かけて文化や歴史を探求します。ただし、コロナ以降はその回数は減っているようです。また、部活動にも力を入れており、空手部は世界大会で金メダルをとったそうです。他にも女子バスケっと部が全国大会に出場しています。

 

さて、英語や文化体験に力を入れているという話からは近年の流行の学校のような印象を受けますが、そういった学校は人気が高くなり、年々偏差値が上がる傾向にあります。しかし、八雲は受験者数が減っており、偏差値も下がっています。なぜでしょうか。いくつか考えられることを挙げてみます。

 

一つは、校則が厳しいことです。髪型や服装に関してかなり厳しいらしいのですが、校則が厳しいことそのものよりも、英語や文化体験に力を入れているということと校則が厳しいことが、保護者や受験生にとって合わないのではないでしょうか。

 

また、在校生に話を聞きますと女子校時代からいる先生たちはずっと在籍されていても、新しい先生は出入りが激しいようです。そうしたことに加えて、朝礼などで話される先生たちの話もかなり昭和感があり、今の時代と合わないことが多いと言っていました。こうした学校の空気が、イメージとあまりにも合わないのだと思います。

 

おそらくこうしたイメージギャップが原因で、人気が下がっているのではないかと考えられます。学校の教育方針は、もっとも重要な要素ですから、人気をとるために方針を変えるということが良いことかどうかは分かりませんが、人気校にしていくには、自由な校風にしていくことかもしれません。

上智大学総合グローバル学部合格/学校の先生に反対されて

カテゴリー:合格体験記2024.11.09

 長崎在住のHさんから最初に連絡があったのは、彼女が高3の6月で、カトリック推薦で上智大学を目指したいとのことでした。カトリック推薦の制度が近年になって変更し、難化したこともあってか、学校の先生は反対しているとのことから始まりました。しかし、彼女の生い立ちや活動してきたこと、将来進みたい道などを聞いていると、目標を明確にさえすれば、十分に狙えるというのが率直な感想でした。しかも、長崎といえば、日本でいえばカトリックの聖地です。それだけで使える武器が一つ増えるわけですから、諦めるには早すぎると思いました。

そこから毎週、志望理由書と小論文の練習が始まりました。画面越しにも目をキラキラとさせながら受講している姿が伝わり、毎週上達していくのが指導していて分かりました。今回の合格で大きな自信につながったと思います。本当におめでとうございました!

 

先生とのご縁で合格をいただきました!

娘が通う中高一貫の女子校は数年前まで上智大学の指定校推薦があり、優秀な先輩方が上智大学に進学され卒業後も輝かれている姿に、娘も私も少なからず上智大学という憧れがありました。娘は2年生でアメリカ留学をして、帰国後すぐに上智大学や指定校のある大学を見学にいきました。そこでインターナショナルな雰囲気があり、英語を伸ばすことができて、そして、娘にとって最大の『もう女子だけは嫌だ!』という強い思いから(笑)上智を志望大学にしました。3年生になり必要な評定と英語資格が揃い、評定維持の勉強を中心に頑張っていましたが、学校の先生から『総合グローバル学部は難しいから避けて、他の学部優先したほうがいい』とアドバイスがありました。しかし、どうして難しいのか、という説明がなかったので親子で諦めることができませんでした

 

『もうここはプロにお任せるしかない!』と、以前よりYouTubeで拝見していた丁寧で穏やかな大沢先生の雰囲気が娘に合いそうだなと思い一度相談してみることしました。(地元には推薦に特化した塾はなく、あっても車で1時間以上かかるためオンラインの方が効率的だと思ったからです)最初のZOOM相談は娘との相性が大事だと思い娘一人で行うことにしました。すぐに『先生にする!』と、思いの外先生を気に入り(笑)早速入塾をお願いしました。最大の理由は、学校では「総合グローバル学部以外を受けるように」と言われたことに対し、先生が『大丈夫、しっかり準備をして臨めば合格できる』とはっきり言ってくださったことでした。娘は『この先生なら合格できる気がする!』となぜか思ったそうです!

 

オンラインでの授業が始まると、先ずは志望理由書作成のため自己紹介書の宿題がありました。オンライン授業は宿題→オンライン授業→宿題という感じで、オンライン授業の前日までに宿題を提出し、それを授業の際に解説をするという流れです。総合型受験なのに”外国と日本の架け橋に”とういう漠然とした将来の希望はあるが、特にこれを仕事にしたいということがなく悩んでいました。しかしそこはプロの先生、自己紹介書や対話の中から娘の強みや志望理由に使えることを上手に引き出してくださり、将来に繋がることを毎週書いては直し、書いては直しを繰り返し進めてくださいました。

 

ここで、私が大沢先生に1番驚いたこと!それは授業後すぐにその日の授業内容や改善点・課題を私にもわかりやすく丁寧に書き、LINEで送ってくださることでした。これはオンライン授業、Kip学伸おすすめのポイントです。きっと子どもは普通に通っている塾ですと面倒がって教えてくれないと思います。

 

こうして志望理由書を仕上げていきながら、同時に小論文を上智の過去問を中心に練習が始まりました。これまで小論文をほとんどやってこなかったので、学部に添った知識も興味も薄く最初は書くこと自体が難しかったようですが、難しい問題にもこういう場合にはこのような考えで、こう繋げることが大事で、そうすると上智の求める小論になる、とわかりやすく教えてくださいました。小論文についても文を書く際の原則や細かな表現、注意点、訂正になった箇所を授業後のLINEで再度確認できるので受験直前にも大変役に立っていたようです。それから、娘はよく授業後とても気分が良さそうでした。それは良かった点をきちんと先生が褒めてくださっていたからでした。今日はこう褒めてもらった、こんな話をしたと嬉しそうでした。親や学校の先生以外の大人の人との助言や話はスッと入っていくようで、先生とのちょっとした会話がリフレッシュにもなっていたように思います。また、先生のアドバイスを受け、毎日夜遅くまで熱心に頑張る姿は親としてとても誇らしく思ったものです。

 

そして出願直前まで先生と志望理由書を丁寧に仕上げ学校に提出しました。最終の3者面談でも担任の先生に他の学部に・・・と提案されましたが、娘は迷うことなく希望するグローバル学部と書き提出しました。受験間近には塾の講師の先生とオンラインでの面接練習、そして先生のご厚意で受験前日時間があれば塾においで、と言ってくださり、私も YouTubeで拝見していた先生にお会いしたかったので主人と3人で世田谷に。娘はこれまで練習した面接で伝えたいことをしっかりと先生の前でも行い、握手をして帰りました。帰り際『なんかもう終わった気がしてスッキリしたね!』と本番は明日なのにスッキリしていた娘です。

 

受験当日はやはり朝から緊張していましたが、小論文は書けたけど、面接は思っていたよりあっさり終わってしまったと落ち込んでいました。それでも『大丈夫、小論文が書けたならOK』と先生の言葉の1ヶ月後、無事合格をいただくことができました!受験前の面接練習、先生との握手でパワーをいただき当日力を発揮する自信となりました。第一志望の総合グローバル学部を諦めることなく最後まで全力で挑戦できたのは先生のお陰です!!本当にありがとうございました。

 

*通塾受験生は夏休みは毎日勉強しに通っていいとHPに書いてあり、通える子はいいなぁと正直思いましたが、オンラインはオンラインで塾に通う時間もいらないし、先生を独り占めできるので効率がよく、娘にはとても合っていたと思います。娘も上智を目指す子にお勧めしたいと言っておりました☺︎

 

    

失敗しない塾選び!

カテゴリー:中学受験2024.11.03

 塾で年間に100ほどの面談をおこなっていますので、これまで多くの保護者の悩みを聞いてきました。そうした中には次のような事例がわりとあり、不思議に思っていました。

 

 一つは、小学生の低学年からずっと塾には通っているものの、転々と塾を換えている人が意外に多いこと。次に、転塾されてきた方の中には、転塾前の塾が明らかにお子さんに合っていないというケースが意外に多いこと。

 

 都市部に住まわれていれば、どこかの段階でお子さんを塾に通わせることは一般的なことだと思います。もちろん通塾期間が短い人もいれば、小学生から高3までと長い期間に渡って塾に通い続ける人もいるでしょう。多くの人にとって身近な存在である塾ですが、どうやってわが子にあった塾を探すのかを知らない人も多いのではないでしょうか。だからこそ、冒頭に挙げたような事例が多いのだと思います。

 

まず、このような事例が多い理由は、塾が合っていないからだと言えるでしょう。そこで今日は、失敗しない塾選びをするためのポイントは三つ挙げていきます。

 

 1・家庭の教育方針

まず、重要なことはお子さんに対する保護者の方の教育方針と、塾の方針が合っているかどうかということです。たとえば、今日は家族でお寿司を食べに行こうとなり、近所の回転寿司か行きつけの寿司屋に行くつもりで家を出たのに、間違えて値段の書いていない時価のお寿司屋さんに入ってしまうというようなことはあまり起こりません。家族で行く寿司屋の方針(この場合は予算)がしっかりとしているからです。

 

同じように、塾に通う場合も、保護者の方の方針と、塾の方針が合っていることが重要です。そのためには、まずご家庭での教育方針がどういったものであるかを保護者の方が考えることが重要です。中学受験をするか、しないか。する場合はどういう学校があるのか。しない場合はどういう高校があるのか。どういった大学に行ってほしいのか等々。

 

もちろん、分からないことのほうが多いでしょうから、そういったことを含めて相談できる場所が塾です。ただし、目指すべき方向が分からなければ、塾のほうでもアドバイスすることは難しいのです。典型的なのは、「先生、お薦めの学校ありますか?」です。

学校の数が二つや三つしかない場合は判断材料が少ないわけですから、まだお薦めすることができるかもしれません。しかし、東京のように選択できる学校が膨大な数になると、何か条件を絞っていただかなければ、お薦めできるかどうかも分からないのが実情です。

 

そうはいっても、受験をするかどうかが今の段階で分からないという人もいるでしょう。その場合は、現時点で分からないが、どういった条件になるかによってするかどうかが決まるのかを考えておく必要があります。ただし、「うちの子がやる気になったら受験します」ということを言われる人もいるのですが、あまり良い方針だとは思えません。保護者の方の方針が見えづらいからです。

小学生というのは、受験をする意味が分かるには早すぎます。そもそも「やる気」という曖昧なものを根拠にすること自体が、教育上あまり良いとは思えません。もちろん、お子さんのほうから「受験をしたい」と言ったことがきっかけでも良いと思います。これは「やる気」という曖昧なものではなく、お子さんの意志だからです。上の二は、同じことのように思えるかもしれませんが、まったく異なることです。お子さんが「やる」と言ったからといって、実際に行動がついてくるかどうかは分かりません。保護者の方の多くは、「やる」と言った以上、お子さんが実際に勉強をみずからすることを望むのですが、そう簡単にいくものではないのです。お子さんが「やる」と言ったことがきっかけで、受験をするという方針をとるのであれば、本人のする、しないに関わらず、受験に向けて全力で応援をするというのが保護者の方針であるということです。

 

2・塾の方針

次に重要になってくるのが塾の方針です。どんなに素晴らしい合格実績を誇っている塾であったとしても、そうした学校に進学する気のない人にとっては合った塾とは言えないからです。反対に難関校の受験を目指しているのに補習塾に通っても意味がありません。ご家庭の教育方針が決まると、おのずと合う塾かどうかは見えてきますただし、塾の方針は必ずしも明確でないことがあります。

3・塾の方針を知ることができる面談

皆さんはどうやって塾を知るのでしょうか?近所のママ友でしょうか?チラシでしょうか?グーグルマップでしょうか?それとも検索エンジンで調べるのでしょうか?

 

何で知ったにせよ、HPがありSNSを発信している塾であれば、連絡をする前にどういう塾であるかある程度分かるはずです。大手の塾であれば、HPにあまり何も書かれていなかったとしても、進学塾であるのか、補習塾であるのかなどなんとなく分かるはずです。問題は個人塾です。個人塾の場合は、なんらかの発信をしていないところは情報が足りません。その際に重要になってくるのが面談です。

 

ほとんどの塾には、面談という制度があります。まずは、入塾するかどうかの判断材料として行かれることでしょう。また通塾中も定期的に面談があると思います。塾の面談がどのようなものなのかは、塾の面談に対する姿勢によって大きく異なると思います。自塾では、新規の場合でも内部生の場合でも平均で一時間程度の面談をおこなっています。塾のよっては10分くらいで終わるところもあるらしいので、人によっては一時間も何を話すのか?と疑問に思うかもしれません。自塾の話をしますと、何らかの悩みをもっていて、そうした悩みの解決方法を検索エンジンで調べていくうちに、自塾の存在を知ったという方が多くいます。たとえば、

 

現在大手の塾に行っているが、成績が伸び悩んでいる。やる気がないわけではなく、単純に学習内容が難しいうえに進度が速い。だからついていけずに、ますます成績が下がるという負のスパイラルにはまっている。どうすれば良いのか?

 

といったご相談です。こうしたご相談に対して、自塾であればこうした解決方法をもっていますというお話をするのです。どうしたって一時間はかかります。もちろん、面談時間が長いから良いという話でもありません。当然問題はどういう話をするかだと思います。しかし、大半のケースではしっかりと話ができる時間がまずは確保されているかどうかは重要だと思います。

 

こうして、わが家の教育方針と塾の教育方針が合うかどうかがある程度分かれば、不幸な出会いは減るでしょう。もちろん、長く通塾していると最初は見えなかったダメな部分もあるかもしれませんが、少なくともまったく合っていないことはないはずです。

 

要するに、塾探しをする前に「わが家の教育方針」について考えること。それがある程度決まれば、次にそれに合った塾を探し、面談で本当に合っているかどうかを話し合ってみることが重要だということになります。

武蔵野大学合格!

カテゴリー:大学受験2024.11.01

公募推薦で武蔵野大学人間科学部社会福祉学科に合格したと連絡がありました。

おめでとうございます!

大妻女子大文学部合格!

カテゴリー:大学受験2024.11.01

総合型選抜自己推薦型で大妻女子大の文学部に合格した報告をいただきました。

おめでとうございます!

上智大学総合グローバル学部【カトリック推薦合格】

カテゴリー:大学受験2024.11.01

今年度のKip学伸の合格第一号がでました!おめでとうございます!

カトリック推薦で、上智大学総合グローバル学部に合格されました。

長崎に在住の方で半年間、オンランで自己推薦書と小論文の授業を受講していただきました。

面接試験の前日は親子三人で塾に来られて、面接の練習もしました!

ほんとうにおめでとうございます!

 

中学生の残席

カテゴリー:お知らせ2024.10.24

私立中学1~3年生を募集しています。

数学や英語といった科目だけでなく、小論文や国語の勉強、今後の勉強方針などで悩まれている方は早めにご連絡をいただきますようよろしくお願いします。

 

小学生の残席

カテゴリー:お知らせ2024.10.23

小学5年生の募集は締め切りました。

現在の3年生、4年生で受験を検討されている方がいらっしゃれば、若干名追加で募集しておりますので、早めにご連絡いただきますようお願いいたします。

高2生の残席

カテゴリー:お知らせ2024.10.23

現在の高2生(来年受験生)はあと二人だけ募集します。

検討中の方はお早めにご連絡いただきますようよろしくお願いします。