Kip学伸のブログ



現在の大学受験制度・・・2

突然ですが、日本で飼われている犬と猫の総数をご存知ですか。

どちらも1000万匹前後で、合わせて2000万匹です。

一方15歳未満の子どもの数は1600万人です。つまり、現在の日本では子どもの数よりもペットの数の方が多いのです。

そしてこの子どもの数の違いこそが、三十年前と最も際立った違いだと思います。

当時は、一学年およそ200万人でしたが、現在は一学年120万人と約半分になっています。

それに反比例するかのように、大学の数は増えています。1990年はおよそ全国に大学がおよそ500ありましたが、現在では800ちかくもあります。まさに全入時代に突入しました。

その結果、大学進学率が大きく変わりました。90年は25%だった進学率が現在では50%を越えるようになりました。これは全国平均でして、東京では現在、大学進学率が70%を越えています。

では、その分大学に入るのは簡単になったのでしょうか。

「ゆとり教育」による学力低下も叫ばれて久しいので簡単になったように思えます。

実際私立大学は生徒が集まらなければ、経営が成り立ちませんから、何が何でも生徒を獲得しなければなりません。その結果、入試が形だけで誰でも入れるような大学が多く存在しますから、入りやすくなったというのは事実です。

ただし、いわゆる難関大学への入学は簡単になっていないと思います。

 

 

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塾長 大澤 歩

塾長からのメッセージ

先の見えないこの時代、何か困難が起きたときに、それを乗り越えていくだけの知恵と心の強さがなければなりません。そして本来、教育とはそういう力を養成するものであると考えております。受験は本来学力を向上させるだけでなく、精神力も強くするものです。勉強を継続することは決して楽なことではありませんが、苦しみだけがあるわけでもありません。知る喜びもそこにはあります。塾では単に知識を伝えるだけではなく、学習を通して、「学ぶ力」「忍耐力」「継続力」「計画性」「目標設定」など人生に必要なものを多く学んでいただける場であることを常に心がけています。本気になったみなさんが来塾されるのをいつでも待っています!

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