Kip学伸のブログ



現在の大学受験制度 1

ご存知のように、現在は大学入試変革期の真っただ中にあります。

現在の中学二年生からセンター試験がなくなることばかりが注目されますが、実際はこの三十年で大きく変わりました。現在のお父さんが就活されているとき、昨今話題のシャープやパナソニックやソニーはどうだったのでしょうか。そうです。世の中が動いているように、受験状況も大きく動くのです。

しかし、実際に受験がどうなっているのかを知っている方は多くないのではないでしょうか。日々の生徒との面談でも、受験制度が分かっていないことが大半です。

昔は、受験といえば大半が一般受験で、推薦は僅かなものでした。しかし、現在では随分と変わり、センター利用、指定校推薦、自己推薦、スポーツ推薦、公募推薦、AOと多種多様にあり、私立に至っては、半分以上の入学者がこれらの特別入試で合格しています。どうすれば良いのか分からなくなるのも至極当然といえます。

全国の私立大学で最も偏差値の高い学部の一つである早稲田大学政経学部の一般合格者数の推移を見ると、

1990⇒1060名
2015⇒450名

と四割程度に減っています。ちなみに政経学部では、91年に指定校推薦が始まり、07年にセンター利用が始まります。

学部の全体の募集数は大きくは変わっていませんので、変わったのは合格者数の入試方法です。これだけ一般合格者が減ったということは、それ以外での入学者が増えたということですから、受験勉強の仕方も変化させなければならないはずです。

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大学受験、中学受験の個別進学指導塾 Kip学伸(キップがくしん)
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住所:〒156-0054 東京都世田谷区桜丘5-49-3
TEL:03-3426-7573

塾長 大澤 歩

塾長からのメッセージ

先の見えないこの時代、何か困難が起きたときに、それを乗り越えていくだけの知恵と心の強さがなければなりません。そして本来、教育とはそういう力を養成するものであると考えております。受験は本来学力を向上させるだけでなく、精神力も強くするものです。勉強を継続することは決して楽なことではありませんが、苦しみだけがあるわけでもありません。知る喜びもそこにはあります。塾では単に知識を伝えるだけではなく、学習を通して、「学ぶ力」「忍耐力」「継続力」「計画性」「目標設定」など人生に必要なものを多く学んでいただける場であることを常に心がけています。本気になったみなさんが来塾されるのをいつでも待っています!

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