間違いの癖
ロシアの文豪トルストイは、あるとき、刑務所に見学に行き、受刑者を見て、「幸福な人の顔はみな一緒だが、不幸な人の顔はそれぞれだ」と言った。
幸福な人は、概ね状況が似通っているため顔の表情も似ているが、不幸にはさまざまな形があるため、顔の表情もさまざまであるという意味だ。この考えをもう少しおしすすめると、人の個性は、幸福時より、不幸な状況のときのほうが出やすいと言えるのかもしれない。
学習においても、正解の仕方よりも間違え方の方が、その人の性格や個性がよくでる。
正解は、誰であっても同じだが、間違い方は千差万別だ。ケアレスミスが多いが、難問はできるという人と、ケアレスミスはないが難問は解けないという人では、対策の仕方がまるで異なる。
学力をつけたければ、この間違い方に注目しよう!
普段の学習、定期テスト、模試・・・・自分の間違いを見つめ、その癖を把握しよう。できるところは、いくら学習してもこれ以上の点数には繋がらない。できないところができるようになることで、点数に結び付く。
そのためには、間違いをしっかりと直して、どうして間違えたのか、なぜ分からなかったのかを普段の学習時から意識していこう。
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