大手塾からの転塾
*これは楽天ブログからの転載になります。(ブログをHP内に移しています)
小学生クラスでは、大手の進学塾から転塾してくる子がいる。5年生が最も多いが、中には6年生になって思い切って転塾してくる子たちも少なからずいる。
理由はいくつか挙げられる。
6年生の場合、特に夏休み前後からの転塾の場合は、志望校対策をめぐってだ。
大手進学塾の一斉授業の場合は、一人ひとりの第一志望だけの対策をするわけにはいかないので、どうしても志望校対策としては内容が薄まってしまう。
そうすると、生徒にとっては、自分が受けることのない学校(たとえば男子にとっての女子校であったり、あるいはその反対の場合など)に残りの貴重な時間を割かなくてなならない。
問題の傾向が似ていればまだしも、まったく似ていない学校の問題など時間を浪費している気分になるのは至極当然のことだ。
それを避け、自分の志望校に絞って対策をおこうなおうと決意した結果としての転塾がそれである。
5年生の場合は、理由が多岐にわたるが最近増えてきたと感じるのが、塾の学級崩壊である。
塾のクラスがいくつかに分かれている場合、下の方のクラスが崩壊していることが多い。
・授業がうるさくて聞こえない。
・授業中に立ち歩いている子がいる。
・崩壊していても放置状態。
・自習室が機能していない。
・優秀な先生はすべて上のクラス。
などなど
難関中学の合格者数を全面的に打ち出そうとするとどうしても、塾は成績上位者に力を注がなくてはならなくなる。しかし、実際は中学受験生すべてが御三家を目指すわけではない。その結果、上位クラス以外に力が注がれないことになってしまう。そして、転塾へとつながる。
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