完全版!中学受験過去問の使い方 〜10年分を最大効率で回す方法〜
本日は中学受験志望校の「過去問の使い方」について話をしていきたいと思います。過去問は、正しく使うと合格率が一気に変わりますので、有効な使い方について語っていきたいと思います。
STEP1:まず「10年分」を揃えるところから始める
「え、そんなに」と思う方もいらっしゃるかもしれません。確かに多くの塾ではそこまで過去問をしないと思います。だからこそ、そこに「勝機」があるということです。特にお伝えしたいのでは、「算数・国語」です。理科や社会は時事問題が出題されるうえに、社会の資料などは年とともに変化しますから、三年以上前のものは古すぎることになります。それに比べると算・国はそういった変化はありません。また、10年分を通してすると特に算数などは「どこが出題されていないのか」が見えてきます。
10年分をすることのメリット
- 傾向が安定して見える
- 得点の伸び方が読める
- 時間配分が分かる
■ 過去問の入手方法
① メルカリ
赤本は非常に出回りやすく、6〜9月は大量に出品される狙い目時期。新品の半額以下で買えることも多い。ただし「書き込みあり」が多いので、できるだけ書き込みの少ないものを選ぶのがコツ。
② Amazon
- 最新年度はここが最速
- 品切れしづらい
- 中古の相場も安定している
迷ったら 最新年度だけAmazonで買い、過年度はメルカリで揃えるのがもっとも楽な方法だと思います。
■ 2周以上する前提なので「コピー」は必須です。赤本に書き込むと2周目ができなくなるため、必ず コピーして使うようにしましょう。けっこう大変な作業になります。
コピー・印刷のコツ
- 問題ページはA4サイズ
- 答案用紙はA3サイズがほぼ実物サイズとなる。字数・枠感覚を正しく身につけるためにも、A3を推奨。
- 書き込みはコピー側にのみ記入
- コピーを製本して「過去問ノート」にすると管理が楽
これだけで解くスピードも正確さも変わります。
STEP2:古いものから始める
■ 最新のものからは始めずに、まずは古いものから手をつけましょう。点数は気にせず、まずは学校を研究するつもりで解き、場合によっては無理に得点を出す必要もありません。目的はテストが「どんな形式なのか」を知って、相性が良いかどうかの確認もする。
形式に慣れてきた段階で、本番モードに入りましょう。ストップウォッチを使い、本番と完全同条件で取り組みます。
実戦条件のポイント
- 時間は1分も延長しない
- 途中で質問しない
- 消しゴム・シャープのみ
- 家でも本番のような緊張感をつくる
ここで初めて「実力の得点」が見えます。
STEP3:最重要!「過去問直しノート」で武器にする
過去問の価値は、実は直しに9割あります。ですから、過去問のノートを用意しましょう。
過去問直しノートの作り方
- 間違えた問題を切り貼り or 写真で貼る
- ミスの分類を書く
– 計算ミス
– 読み飛ばし- 思い込み
- 解法そのものを知らない
- 正しい解法を整理
- 1週間後にリテイクとして再解き
上記を続けますと、算数は解法のストックが増え、国語は記述の癖が見えてきます。
STEP4:補足
複数校を受験する人が多いと思います。その場合は、まず一つの学校にフォーカスをあてるほうが良いでしょう。たとえば、A、B、Cの受験する学校があるとしたら、第一志望であるA校の過去問を5年分続けて行い、ある程度の癖が分かってきた段階でB校に移行しましょう。A,B,Cを同時並行して進めるのはお薦めしません。一つの学校を解き続けることで、初めて分かることがあるからです。
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