【中学受験】受験直前の冬期講習に気をつけること6選
中学受験直前の小6生が冬期講習に何を意識すれば良いのかについて話をしていきたいと思います。参考にしてみてください。
- 精神面の強化
意外に思われるかもしれませんが、小6生は秋から冬にかけてダレてくるケースが多いのです。気持ちにもムラが生じやすく、結果として最後の模試があまりよくないなんてケースも珍しくありません。夏期講習くらいから学習時間や塾での拘束時間が長くなることを考慮すればむべなるかな。こうした気持ちを一新し、受験に向けてのラストスパートをかけていくために、冬期講習で気合を入れることは非常に重要だと思います。最後は気持ちの戦いですから、気持ちで負けないことが重要です。こうした気持ちを強化することを最優先すると、やるべき学習とやらなくても良い学習が見えてくると思います。
2.志望校対策の強化
当然ですが、志望校の過去問を毎日進めていきましょう。2周は当然のこと、3周しても良いでしょう。何周もすると答えを覚えている問題も出てくるかもしれませんが、それが自信につながるのであればまったく問題ないと言えます。各教科で、「間違いノート」を作って間違えた問題を張り出し、直しをすることを薦めます。国語の場合、読解問題は張り出しができないので、語句や漢字の問題だけで良いでしょう。算数などノートをつくっておけば、入試直前の1週間はそのノートだけを解きなおせば良いことになります。
3.苦手分野の克服は最低限に
苦手分野を克服し、自信をつける!と保護者のかたは気負ってしまうかもしれませんが、苦手な単元は基礎問題だけにしましょう。そもそもここまでの段階で苦手なわけですから、最後のひと月で急にできるようになるということは期待しないほうが良いでしょう。それよりは、苦手な単元であっても、基礎の問題であればまだまだ覚えられることも多いと思いますから、そこに集中したほうが良いと思います。
4. 生活ペースを維持する
年末年始は学校のみならず塾の授業がないことも多いので、家庭での学習ペースが乱れがちです。入試が9時に始まるのであれば、その3時間まえの6時起床が望ましいので、その習慣をつけましょう。朝早くに目覚めて、夜は早くに寝るのが良いリズム作りにつながります。冬期講習は、受験直前期の生活リズムを整えることで、集中力を保つ上で役立ちます。お薦め方法は50分の学習+10分の休憩をセットにすることです。漢字や計算といったものは朝一に取り組み、その後は過去問(4科受験の人は4教科、2科受験の人は2教科)にかかり、午後はその直し、さらに過去問を進めるのが良いでしょう。どこまで終わったら休憩という形よりも、時間で区切りましょう。
5.問題集を増やさない
入試が近づいてくると不安のためか、あれもこれもやらないととなり、急に問題集を買う人がいますが、あまり得策だとは思えません。それをするのであれば、これまで使用してきたテキストを復習するほうが効果的です。過去にできなかった問題ができるようになることは自信につながりますから、新しい問題に取り組むよりはこれまで取り組んできた問題をもう一度解き直してみましょう。
6.気分転換も
いくら受験が近いからといって一日中勉強だけに励むことは多くの小学生にとっては無理難題です。気分転換のタイミングや方法を考えるのも保護者のかたの役目です。毎日に必ず気分転換をする時間を作っていきましょう。
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