Kip学伸のブログ



わが子が受験をしたいと言いだしたら

今年度も中学受験率が過去最高を更新しそうです。昨年の23区の受験率がほぼ20%でしたので、今年度も五人に一人は受験をすることになりそうです。もっとも受験率の高い文京区に至ってはその割合は50%近いようです。

受験率が高まった原因はいくつか挙げられると思うのですが、たとえば受験率が3割程度になってきますと、友達の影響が原因で受験を始める人が増えてくるのではないでしょうか。要するに、保護者の方の方針としては中学受験をするつもりはなかったのに、友達の影響で受験をするという現象です。

こうしたケースの場合は、残念ながら保護者の方がそもそも受験をするつもりがなかったために、情報不足であったり、学習の習慣がうまくつけられなかったりというところからの受験勉強スタートとなり、結果として、年が進むごとに大変さを実感し、受験を止めようかどうかで悩むというところまで至ることが多々あります。当然、その最大の理由は成績です。成績が上がらないどころか下がる一方で、改善の兆しが見られなくなるのです。

 

要は、よく分からないまま、受験勉強を始めたもののうまく勉強の波に乗れずに、成績が上がらず、到底志望校合格が望めそうになく、どうしようかと悩まれるのです。

 

こうしたケースは大変多いのですが、この悩みから抜け出すのは簡単です。まず保護者の方の認識を改めることです。こうしたケースの方の多くは

 

  • 志望校がそもそも難関校である
  • とりあえず大手の塾に入れてみた
  • 保護者の情報収集が少ない

 

といった特徴があります。

 

まず、①に関して言いますと、たとえば偏差値65というのをどうとらえるのかという問題がありますが、中学受験における偏差値65は(これも模試の種類によって大きく異なりますが)、非常にレベルが高く、高校受験でいう75以上と言えます。要するに最難関です。

 

お父さんやお母さんが受験した高校の偏差値を思い返してみてください。偏差値65を目指すということは、かなりレベルの高いところを準備もなく目指すということになります。野球を始めたいと言いだしたお子さんが、ご両親の協力なくして甲子園に行けることはありません。小学生のうちから目指している人の中でも一握りの人のみが行けるのが甲子園です。

要するに甲子園に行く人は、行くべくして行くのです。勉強も同様に、難関校を目指す人は、そのための準備をお子さんが小さいころからしてきたということです。こうした認識がないために、志望校の偏差値とお子さんの偏差値に乖離が生じるのです。

 

確かに以前であれば中学受験というと

 

・難しい

・勉強のできる人の世界

 

というイメージをもたれるかたも多かったと思いかもしれませんが、これだけ受験者数が増えているのですから、すべてが難しい学校のはずがありません。重要なことは、とりあえず、お子さんが言いだした受験とはいえ、「わが子が受験をする意味」ということをまずは保護者の方が考えることが第一です。

 

 

そもそも私立中学に行くメリットとして、

 

・自分が気に入った学校に行ける

・勉強する環境が整っている

・新しい時代の教育が受けられる

・好きなことに打ち込める

 

というようなことが挙げられます。こうした視点で学校を調べるだけで、見方が変わってきます。また、最終学歴が大学であることを考えますと、どこの中学に行くかというのは、スタート地点に立つということに過ぎません。中学受験までの数年よりも、その後の6年のほうが重要なのは言うまでもありません。だからこそ、「わが子にはこういう教育を受けてほしい」と思わせる学校はどこなのかという視点で学校を選んでほしいと思います。

 

次に②の塾の問題が挙げられます。確かに受験のことが分からなければ、周りのママ友に聞いてよく名前の挙がる駅前にある大手の塾に通うことから始まるのは当然のことかもしれません。しかし、いざ入塾してみると、授業についていって、模試を受け続けることの大変さに閉口する保護者の方も多いでしょう。親子で疲弊してしまうことも少なくありません。

 

大手の進学塾の多くは、難関中学の合格者数を競っています。だからこそ、開成中学何名合格といった宣伝をするのです。そうすると、大手の塾の場合クラス分けがされているとはいえ、そもそも目指すべき志望校が高く設定されていることが少なくありません。

 

そうしますと、最初の①の話に戻りまして、そもそも塾が設定しているゴールが高いために無理が生じるということになります。塾によって対応の差がありますが、基本的には大手の塾は競争原理が働き、その競争にうまく乗った人には熱心に指導してくれますが、乗れていない人に対して熱心に働きかけてくれるということはありません

 

こうした状況が続くことで、受験を諦めようかなとなってくるのです。そうしたときに、保護者の方からよく出てくる言葉が、

 

 

 ・本人の自主性が出てきたら

 ・自覚するようになったら

 

なのですが、先のことは分からないとはいえ、先延ばしをしたからといって、お子さんの自主性が数年後に芽生えるとは限りません。受験勉強を続けることがベストな選択かどうかはもちろん分かりませんが、一度走り始めたのであれば、保護者の方の認識を改めることで、良い方向に受験をもっていける可能性は十分にあると思います。

 

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塾長 大澤 歩

塾長からのメッセージ

先の見えないこの時代、何か困難が起きたときに、それを乗り越えていくだけの知恵と心の強さがなければなりません。そして本来、教育とはそういう力を養成するものであると考えております。受験は本来学力を向上させるだけでなく、精神力も強くするものです。勉強を継続することは決して楽なことではありませんが、苦しみだけがあるわけでもありません。知る喜びもそこにはあります。塾では単に知識を伝えるだけではなく、学習を通して、「学ぶ力」「忍耐力」「継続力」「計画性」「目標設定」など人生に必要なものを多く学んでいただける場であることを常に心がけています。本気になったみなさんが来塾されるのをいつでも待っています!

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