【冬期講習】中高生へのメッセージ
早いもので今年もあと二ヶ月を切りました。高2の皆さんは年が明けたら受験生です。
Kip学伸では、中1・2年生で学習ペースをつかみ、中3から大学受験を考える、ということを常々伝えています。というのも、私立中学へ通う最大のメリットは高校受験がないことにあるからです。高校受験がないからこそ、中3から大学受験を意識できます。
中学や高校と違って大学は学校の選択肢が多いだけはなく、入試制度も多岐にわたっています。まずは、各入試がどういうものなのかを知らなければなりません。そのうえで、何が自分に向いているのかを考えて、やるべきことを考えるのです。そのことを踏まえると、当たり前ですが、高3になってから大学受験を考えて行動を始めるというのでは、遅すぎます。「総合型選抜入試って何ですか?」という質問を高3でしているようでは間に合いません。
そのようにならないためには、早い段階から目標を設定していくことです。
中3生は高校に向けた進級テストがある人もいるかと思います。進学校ではすでに高校数学に入っていると思いますが、進学テストでは中学校の範囲がテスト範囲となるかと思います。これを機にしっかりと復習をしていきましょう。また、高1生は理系か文系かの進路の振り分けもあったかと思います。
一般受験ではやはり国立理系志望がもっとも大変です。国立は必要科目が多いため、早い段階から計画を立てて学習を進めないと厳しくなります。高3になると、やらなければならないことが多くなり時間が足りなくなりますので、高2の冬期講習までには、主要科目が一通り終わるように計画を立てましょう。私立理系の場合は、カギを握るのは数学です。担当講師とも相談をしたうえで、青チャートを何周もするのか、それとも一個上のレベルの『一対一対応』をするのかを決めましょう。
私立文系志望者の場合、カギを握るのは英語です。国立に比べ、英単語も難しくまた長文も長いため読解スピードを上げる必要があります。また、学校の社会の授業は、高3の夏休みまでに終わりませんから高2の春~夏から始めておいた方が良いでしょう。特に私立の場合は、歴史でいうと近代史が重要であるにもかかわらず、学校の授業では二学期以降、下手をすると終わらないまま高校卒業になってしまいます。夏休みで共通テスト9割、秋以降は二次対策ができるようになるには、夏休みまでに一通りが終わるのをめどにしましょう。
また総合型選抜入試(指定校推薦や公募・AOなど)を考えている人は、個別に相談をしてください。提出書類の期限ひと月前に問い合わせをしてくる人が年々増えています。みなさんはそうならないよう、早めに準備を始めましょう。総合型選抜入試は早めに対策を立てれば圧倒的に有利です。
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