恵泉女学園
恵泉女学園は、小田急線の経堂駅から徒歩10分ほどにある、プロテスタントの女子校です。河井道さんが戦前に創設し、「広く世界に向かって心の開かれた女性を育てなければ戦争はなくならない」という理念を持っています。
最近の特徴としては、偏差値が伸びていることです。2013年の53から2023年には65まで上昇し、(すべて首都圏模試の2月1日合格率80パーセントを参照)鴎友学園(偏差値70)に迫る勢いとなっています。高校では募集をしていないため、入学したい人は中学受験をする必要があります。進学実績は近年良くなっており、特にMARCHへの進学者数が増えています。2013年と23年の合格者数を見てみると下記のようになります。
明治 5⇒27
青学 17⇒14
立教 9⇒17
中央 6⇒8
法政4⇒22
ただし、早慶国立はあまり変わっていないところを見ると、学習カリキュラムがMARCHレベルなのだと言えるでしょう。実際、進度もそこまで速いわけではなく、内容ももちろん公立中学よりは難しいのですが、バリバリの進学校ほどではありません。
教育方針は、主体性・多様性・協働性を育むことで、聖書(主体性)を用いて自己肯定感や自分自身と向き合う力を育み、国際(多様性)を学び、英語力と世界観を広げ、園芸(協働性)を通じて「いのち」の尊さや感謝の気持ちを養います。
園芸に力を入れており、園芸の授業があるのは、特徴と言えるでしょう。英語に力を入れていますが、帰国子女に対してはそこまで積極的であるとは言えず、10名弱の合格に留まっています。
恵泉女学園は少人数制で、学習習慣を確立することに力を入れ、昨今注目されているような学習にも積極的に取り組んでいます。授業料は、初年度の納入金額は112万円で、10年前に比べて20万円ほど上がっています。
授業スタイルは少人数制で、学習習慣を確立することに力を入れており、昔からディベートや小論など昨今注目されているような学習にも力を入れてきました。
また、成績が明確にでないため、自分の学力的な位置が分かりづらく、高3時の指定校推薦をとるかどうかのときに、情報がオープンではないことによって、受験生が大変な思いをする可能性があります。さらに、成績が良いと指定校推薦ではなく、一般で国立・早慶を目指すよう促されます。
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住所:〒156-0054 東京都世田谷区桜丘5-49-3
TEL:03-3426-7573
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