東大への道・・・10
カテゴリー:東大への道(連載)講師体験2016.11.12
センター試験が終わりました。
受験生にとっては非常に重要な試験ですし、高校二年生にとってはニュースなどで見ていよいよ受験まであと一年という思いを抱くきっかけになったのではないかと思います。
センター試験は2日間かけて行われる試験で、高校の専科ではない科目のほとんどの試験があります。
国公立を受験する人にとっては、かなり受験における配分が高い試験であることが多く、上位校では足切りにつかわれたりもしますし、最近では多くの私立大学の入試においてセンター試験の結果のみで合否が決まるという受験の仕方も見られるようになりました。
もちろん、自分の志望する大学の受験とセンター試験がまったく関係ないということもありますが、かなり多くの受験生にとっては非常に重要な試験である、ということができます。
つまり、大学への進学を考えている高校生にとっては考えない訳にはいかない試験です。
ところで、高校一年二年の生徒たちと時折話していると
「どういった科目があるのか?」
「全科目うけなければいけないのか?」
といったような質問をされます。気持ちはわからないわけでもないですが、そもそも大学受験をするつもりなのだったらそのくらいのことは自分で調べて欲しいという気持ちにもなります。
その質問に答えるのは簡単ですが、受験に対するモチベーションを高める意味でもセンター試験がどういう仕組みなのかということを自分で色々と調べてみるのはとても大事だと思います。
その中で、自分の志望する大学が採用している受験形式などもわかってくるでしょう。
もちろん、詳しい内容でわからないことがあれば僕らは質問には答えられますが、必要な事項はそもそも各人がどういった志望を持っているかによって決まるのだから、ただ単にニュースで見て急に来年の試験が不安になったという理由だけで聞かれてもなかなか答えようがありません。
また、
「センター試験は難しいのか」
という質問も、なんとも答えられないものです。なぜなら、人によって必要とされる得点は違うからです。(一応の基準として平均点が6割程度になるようには作られていますが)。
しかし例えば、センター試験に関して言えば過去問は公開されていますし、この時期の高校二年生であれば学習範囲としては英国数はもうできるはずなので自分で解いてみるのが一番だと思います。
一二年生にとっては入試の話が色々と出てきて不安になる時期ですが、時間がないわけではないですから、まず現状をしっかり把握するのが大切だと思います。
次回もセンター試験について書きます。
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