Kip学伸のブログ



学力が伸びる受験生は何が違うのか?

受験直前まで学力が伸びる生徒もいれば、早い段階で成績が上がらない、場合によっては下がってしまう生徒もいますが、何が違うのでしょうか。

受験生において、何をどうやって勉強するか、どういうテキストで仕上げるのか、過去問はいつから始めるかといったようなことが重要なのは言うまでもありませんがmもっとも重要なことは心構えだと思います。

毎年受験生を見ていて思うのは、人間はプレッシャーがかかると、自分の弱い部分が必ず出てくる、ということです。つまり、受験が近づいてくると弱い部分が出てくるのです。

 

しなければならないのは分かっているのに、勉強から目を背ける。

よくあることです。こうした自分の弱い部分と向き合うために、必要なことを二つ挙げてみたいと思います。

 

まずは、「目標に対してブレない」ということです。

受験生であるから、何としても受験が終わるまでは勉強をできる限りしなければなりません。たとえば、世間がサッカーでにぎわっているからといって、「ちょっと今日だけは見てしまおう」なんて思うと、そこから勉強に対する軸がブレだします。とにかく、受験以外のことはできる限りシャットダウンして、コンスタントに全力で勉強に取り組むことです。志望校を常に念頭に置き、そこに行くためにするべきことを受験が終わるまでする、という姿勢を崩さないことです。

 

これは必ずしも、志望校を変更するな、という話ではありません。極言すれば、受験生のやるべきことは勉強であり、その覚悟をもって勉強し続けろということです。

次に挙げたいのは、「変な見栄やプライドは捨てろ」ということです。

受験はプライドが傷つきます。模試が返却されると、落ち込むこともあるでしょう。E判定など見て、落ち込まない人はいないでしょう。

 

しかも、そうした成績を学校に把握されていたり、塾の先生に見せなければならないのですから、自尊心が傷つくのも無理はありません。自尊心が強すぎると傷つかないように防御が働きます。

防御が働くと、自分自身の弱い部分と向き合えなくなります。加えて、弱点をさらせなければ救いの手は伸びてきません。

「助けてください」と言うから、救いの手を差し伸べる人がいるのです。「大丈夫です」と言っている限り、だれも救いの手は差し伸べてくれません。

 

結果として、学力が伸びることはありません。

 

要するに、目標達成を第一に掲げれば、小さなプライドは捨てなければならないのです。

 

 

 

 

 

 

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塾長 大澤 歩

塾長からのメッセージ

先の見えないこの時代、何か困難が起きたときに、それを乗り越えていくだけの知恵と心の強さがなければなりません。そして本来、教育とはそういう力を養成するものであると考えております。受験は本来学力を向上させるだけでなく、精神力も強くするものです。勉強を継続することは決して楽なことではありませんが、苦しみだけがあるわけでもありません。知る喜びもそこにはあります。塾では単に知識を伝えるだけではなく、学習を通して、「学ぶ力」「忍耐力」「継続力」「計画性」「目標設定」など人生に必要なものを多く学んでいただける場であることを常に心がけています。本気になったみなさんが来塾されるのをいつでも待っています!

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