勉強ができない子の三つの特徴
勉強ができない子にはいくつかの特徴が見られます。もちろん、例外もありますから必ずそうだと言えるわけではありませんが、ある程度の相関関係はあると思います。塾では、そうした特徴は具体的な一つひとつの所作として現れますから、そうした所作や癖を直していくことで、学習の向上につながるように注意を向けています。
そもそも、勉強ができない根本的な原因として、勉強に真摯に向き合えていないということが挙げられます。
ただし、「真摯に向き合う」というような言葉では具体性に欠けるので、具体的な三つの特徴を挙げていきます。
一つは、遅刻です。
塾は勉強をする場所です。その場所に遅れてくるというのは、そもそも勉強に対して前向きになれていない証拠です。また、塾は勉強をする場ですから、勉強をする独特の緊張感ある空気になります。「家で勉強できない」という人が一定数いますが、それはそうした緊張感ある空気が家にはないからだと言えるでしょう。そうした空気を遅刻によって崩すわけですが、そもそも日ごろから遅刻をする人は、自分がそうした空気を崩していることに鈍感になっています。つまり、勉強をする空気に対しても鈍くなっているのです。解決策としては、とにかく遅刻はしないと言い続けることです。これにはご家庭の協力がなけれななりません。
次に、常に指示を待っている人です。
勉強に関して、すべて指示を待っている人は、自分の成績にも受け身といえるでしょう。他人事ではなく、自分のこととして考えるのであれば、まずは自分の頭でも考える習慣が重要です。人間はやりたくないことに関しては天才的に言い訳をします。やるべきだとわかっていても、少しでもやらないて良い理由があるのであれば、それを上手に使います。あるいは、ふだんからやるべきことを一から十まですべてお母さんが指示を出しているため、指示がないと動けなくなっているのかもしれません。解決策としては一週間単位でやるべきことが決めることです。毎週やるべきことが決まっていて、それが習慣になりさえすれば、指示がなくとも動けるようになると思います。
最後に、一度で指示が届かない人が挙げられます。
「ノートを出しなさい」「教科書の48頁を開きなさい」「この計算をしなさい」といった一つひとつの指示を出しても、一回で聞き取れず、何度も言われないと指示が届かない人です。学校で、家庭で、塾で・・・どこでも同じ状況でしょうから、大切な指示を何度も聞き落としているでしょう。原因としては、気を抜くとすぐに自分の世界に入っていくことが挙げられます。そのため人とコミュニケーションをとるにも、まずは自分の世界から抜けだす必要があり、時間がかかってしまいます。解決策としては、どんなことにも即答をする訓練を積むことです。これは日ごろから、お母さんが何か聞いた際も、とりあえず悩む前に「即答する」習慣をつけることで改善されていきます。
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