Kip学伸のブログ



中学受験 秋からの戦略!

カテゴリー:中学受験2025.08.31

みなさん、こんにちは。

本日は「6年生の秋、9月10月の模試とその後の学習戦略」についてお話しします。夏休みが終わり、受験まで残り5か月を切りました。この時期になると、多くのご家庭で「模試の結果をどう受け止めるか」「志望校をどう絞るか」で悩まれます。
実は、9月・10月の模試は単なる実力テストではなく、志望校決定と過去問学習への橋渡しという、大きな役割を担っています。本日はそういった話をしていきたいと思います。

本日の話の流れ

  1. 9〜10月の模試の位置づけ
  2. 志望校選抜
  3. 11月以降の過去問学習
  4. 志望校決定へ

 

 

  1. 9〜10月の模試の位置づけ

春や夏の模試は「伸びる途中の段階」を測るものです。あるいは出題範囲が決まっているので、出題範囲単元が理解できているかどうかを測るものとも言えるでしょう。それに比べますと、9月・10月の模試は、 入試本番に近い位置での実力を示すものです。出題範囲もこれまで学習してきた範囲すべてとなります。要は総合力が測られるのです。

基本的にどこも夏までには中学受験の出題範囲の学習を終わらせるので、秋以降がもっとも数値としてあてになるのです。
もちろん、まだここから伸びる可能性はありますが、急激に偏差値が10上がるというようなことはまずありません。そもそも夏期講習での頑張りの結果が出るのも9月10月ですから、そこで頑張れなかった人が秋以降頑張るというのは現実的には難しいと言えます。

だからこそ、この時期の模試の結果は「自分の立ち位置」を知るための最終確認になるのです。

  • A校は安全圏
  • B校はチャレンジ
  • C校は滑り止め候補

 

といった受験校のポジション分けが、秋の模試を通じてはっきりしてきます。保護者としては「うちの子は今どの位置にいるのか」を冷静に受け止めることが大切です。

 

  1. 志望校選抜

模試の偏差値を確認したら、次は 志望校の選抜に入ります。

ここでポイントになるのは:

  1. 偏差値だけでなく「子どもが行きたい学校かどうか」
  2. 通学の負担(距離・交通)
  3. 校風や教育方針に保護者が納得いっているかどうか

です。

模試の数字は現実を映しますが、数字だけで決めると「合格したけれど学校生活が苦しい」ということも当然あり得ます。だから、保護者の方には「この偏差値帯ならこの学校が候補になる」という冷静なリスト作りと同時に、「子どもの気持ち」を尊重する姿勢を持っていただきたいのです。志望校を9月・10月で固めると、11月以降の過去問学習が非常にスムーズに進みます。

 

  1. 11月以降の過去問学習

そしていよいよ、11月以降は 過去問演習を中心に据える時期に入ります。候補が多めでもこの段階では良いでしょう。

ここでの狙いは二つ。

  • 各学校の出題との相性
  • その学校特有の出題傾向に慣れること
  • 合格最低点との距離を把握し、戦略を立てること

 

たとえば…

  • 「この学校は算数の大問1と2で点数がとれる」
  • 「国語は記述が多い」
  • 「理科は計算より知識重視」

 

といった特徴が見えてきます。また、模試の偏差値が合っていても、過去問を解かないまま本番を迎えると「傾向が違った」となり、力を発揮できません。そもそも模試は母数が1万を超えるため、最大公約数的な問題になりますが、学校の過去問は、「こういうのが解ける生徒に来てほしい」という学校のメッセージが込められた癖のあるものです。

保護者の方ができるサポートは、結果を見て右往左往、あるいは一喜一憂することではなく、何ができていて何ができていないかの確認と、その学校の問題の傾向と相性が良いかどうかの確認です。

 

4. 志望校決定へ

過去問を解いていく中で傾向や相性の良し悪しが見えてくるでしょう。そこで初めて志望校が決定します。自分の偏差値と近い学校であったとしても、点数がとれないこともあれば、反対に本来であればチャレンジ校なのに点数が合格最低点を大きく上回ることも珍しくありません。こればかりは、実際に過去問を解いていくことでしか分かりません。

 

 

5.まとめ

まとめますと、

  • 9月・10月の模試は偏差値の最終確認
  • 模試をもとに志望校を考える
  • 11月以降は過去問演習を中心にする
  • それを踏まえての志望校の決定

 

この流れを押さえることで、残り数か月の学習がぐっと実りあるものになります。模試はあくまで通過点ですが、秋の模試は「受験校を決めるための最重要データ」になります。ぜひ冷静に受け止め、お子さんと一緒に「ここから何をすべきか」を考えていただければと思います。何も良いことがありませんから、フォームの始まり間違っても結果を見て一喜一憂しないことです。

下半期スタート日程のお知らせ

カテゴリー:お知らせ2025.08.27

下半期の通常授業スタートは9月10日(水)からとなっております。9日(火)まで夏期講習となっておりますのでお間違いのないようご注意ください。

漢検

カテゴリー:お知らせ2025.08.21

本日漢検実施日となっております。授業はありませんのでお間違いのないようご注意ください。

8月からの逆転合格!総合型選抜で合格のための3つの条件

カテゴリー:大学受験2025.08.19

いよいよ8月に突入しました。推薦や総合型の入試を考えている人にとっては、9月~10月の書類提出や面接が視野に入り、焦りが募ってくる時期と言えるでしょう。そもそもまだ何も準備ができていない人もいて、すでに諦めモードに入っている人もいるかもしれません。しかし、諦めるにはまだ早いです。まだチャンスはあります。過去に指導してきた人の中には、8月に入ってから本格的なスタートをきった人も少なからずいました。しかもちゃんと結果を出しています。ということは、ここからスタートしても逆転できるということです。ただし、もちろん無条件で大丈夫です、とはなりません。いくつかの条件があります。

今から、その条件について三つ話をしていきたいと思います。

 

 

  • 信頼できる指導者がいるかどうか

8月からの逆転合格でもっとも重要なことは、良き指導者に出会えるかどうかでしょう。それは学校の先生かもしれませんし、現在通っている塾の先生かもしれません。ひょっとすると、今から入塾する新しい塾の先生かもしれません。良い指導者といえる大前提として「あなたが信頼できるかどうか」というのがあります。

 

たとえば、志望理由書を書きあげたとしましょう。先生からもOKを貰って、これで提出となった段階で、学校の先生からダメ出しが出たとします。あなたなら、どうしますか?

 

こうしたことはよくあることです。私の経験上言えることは、学校の先生が指導する志望理由書は硬く、形式的です。無難なものでありますが、面白みはありません。ですから、私は最初に「学校の先生に万が一、何か言われても、気にするな。私のほうが経験値があるから」とはっきりと伝えます。これが成立するためには、信頼関係がなければなりません。

 

こうした信頼関係があるうえで、下記の三つが良き指導者かどうかの判断基準となります。

 

・ あなたの志望理由をじっくり聞いてくれるかどうか

  • 「これでOK」と責任をもって判断してくれるかどうか

・ 実際に推薦・総合型での合格実績があるかどうか

 

まず、総合型選抜入試の書類に正解はありませんので、自分自身が何をしたいのか、ということをじっくり考える必要があります。そのためには、人に話を聞いてもらうのがいちばんですので、やはり話をじっくりと聞いてくれる人が必要になります。答えをいうのではなく、あくまでも話を聞いたうえでアドバイスくれる人が理想でしょう。

 

また、完成したものを見てもらって「これで提出しても良いでしょうか?」と質問したにもかかわらず、明言してくれない場合です。「これで大丈夫」としっかり言ってくれれば安心できますが、お茶を濁された返事では不安は募るばかりです。もちろん、事前に合否が完全に分かることはありませんが、合格のレベルに達している書類かどうかを明言してくれる先生でないと、適切な指導ができるとは言えないでしょう。そういう意味では、実績と関連するのかもしれません。

 

三つすべてを事前に確認することは難しいかもしれませんが、少なくとも判断する材料の一つにはなるのではないでしょうか。

 

 

  • 本人の資質

次に重要なのは受験生ご本人の資質です。時期が時期なだけに、突進力が必要になることは言うまでもありません。特に指定校推薦の話が決まる9月直前はプレッシャーも大きくなりますから、性格的なものが表れやすくなります。そうした短い時間で、書類を仕上げられる人と、仕上げられない人の特徴を挙げてみましょう。

間に合う人の特徴:

    • 判断が早く、すぐ動ける(学校・塾・親への相談がスムーズ)
    • 諦めない
    • 文を書くことに抵抗がない

間に合わない人の特徴:

    • 情報収集ばかりして何もしない
    • 自分の考えがない
    • 自分の考えを言語化できない。

 

資質といっていますが、もっとも重要なことは、「頑張れるかどうか」だと思います。その思いと、ある程度の文章力があれば、最後劇的な伸びを発揮するでしょう。また、たとえ間に合わない人の特徴にあてはまったとしても、あきらめる必要はありません。大切なのは、今から何に優先順位をつけるかです。「自分の過去をどう活かせるか」「どう書類に落とし込めるか」を、プロと一緒に考えていけば、まだまだ間に合います。

 

  • 大学(学部)選びの的確さ

8月スタートで結果を出すには、「どこを受けるか」の見極めが極めて重要です。推薦・総合型選抜は、入試の難易度だけでなく、大学ごとの「相性」や「評価ポイントの違い」が結果に大きく影響します。

たとえば、

 

・活動実績が重視される大学

・学部の志望理由を深掘りされる大学

・プレゼンやディスカッションを課す大学

 

など、それぞれ求められる人物像や準備内容が大きく異なります。8月から準備を始めるなら、「自分が書きやすい・語りやすいこと」と大学の求める人物像が一致する大学を見極めることが、合格への近道です。反対に、自分の得意でない形の試験に無理して挑んでしまうと、せっかくの努力が報われにくくなります。つまり、「行きたい大学」よりも、「通過できる可能性の高い大学」から入試戦略を立てることが、8月スタート組の合格戦略としては理にかなっています。もちろん行きたい気持ちをもっていることが最低条件ではありますが。

 

さて、今日は8月からの逆転合格ということで話を進めてきました。合格のポイントとして、

 

・信頼できる先生を見つけること

・本人の資質

・的確な大学選び

 

の三点を挙げました。これを参考にぜひ、頑張ってください。

 

お休みのお知らせ

カテゴリー:お知らせ2025.08.09

8月10日(日)~8月14日(木)までは塾がお休みとなっております。お間違いのないようご注意ください。