総合型選抜入試(AO・公募推薦)合格方法!!
カテゴリー:ブログ2020.08.26
総合型選抜入試は一般受験に比べ、情報量が圧倒的に少なく、何をしたら良いのかまったくわからないという人が多いと思います。
ここでは、合格するためにはどうやって考えるのかを説明しています。
【動画はページの最下部にあります。以下は動画のテキストバージョンとなります。】
みなさん、こんにちは。
Kip学伸 塾長の大沢です。
今日はですね、『総合型選抜入試』について、どういう風に考えれば合格に至るのかと、合格するためにはどういう風に考えればいいのかについて、お話をしたいと思います。
まずですね、この『総合型選抜入試』というのは、ついこの間まで、あるいは今もですけれども、『AO』と言われたり、あるいはですね、『公募推薦』と言ったりですね、あるいは『自己推薦』と言ったり、まあこんな感じで色々な名称がありました。
で、それを全部ひっくるめて『総合型選抜入試』と言うようになったんですが、例えばですね、一般入試で皆さんが数学の点が足りないとか、英語の点数が足りないよっていった場合、相談する人たくさんいると思います。
学校の先生、数学の先生に聞いたら、「うーん、じゃあちょっと数Ⅰの部分のなんとかをやれよ。」と言ってくれるかも知れません。
あるいは予備校で授業、映像授業で授業を受けることができるかもしれません。
そうすると、自分に今欠けているものがはっきり分かればこういうことをすればいいっていうイメージがわくと思います。
そして点数が取れれば合格に至るんだから、ここくらいまでできれば、偏差値がこれぐらい上がれば、何とか大学合格できるんだなってことが明確にイメージできると思いますが、総合型選抜ですと、何だかよく分からない。
相談も誰にしていいかわからない。
相談をしたところできちんと答えてくれるかはわからなかったりする。
中には相談したけども、わかんなかったなぁという人もいるかもしれません。
ですのでここでは、どういう風にして全体像をつかんで、「こういうことができるようになってくると合格見えてくるよ」、「合格するためにはこんな風に考えてごらん」というお話をこれからしていきたいと思うんですが、まずはですね、この『総合型選抜入試』、学校、大学ですね、それから学部・学科によって全然違います。
内容が異なるので、全部に当てはまることってなかなか難しいんですけども、まぁ最大公約数的なお話をしていきたいんですが。
まず学校の成績、評定平均というのがあります。
この大学、学部は評定平均で3.7以上取ってください、と。
3.3以上、4.0以上とあると思います。
で、ポイントですけども、人気大学、特に関東であると、早慶上智、マーチ、関西ですと関関同立とか。
そういった人気大学の場合は、3.、例えば、7以上って書かれてて、3.7ギリギリ、よし出せるぞってあまり思わない方がいいでしょう。
基本的には書かれているものよりも高くないと、合格がその時点でもうすでに難しいと思ってください。
いいですか、書かれている最低の評定平均取れたからといってなんとかなると思わずに、書かれているものよりも確実に高くないと合格は難しい、と。
人気大学の場合はそうです。
いいですか、ここがまずポイントです。
その話はこれ以上、ここではしません。
とりあえず、それがクリアできているという条件でいきますけれども、すべてのこの『総合型選抜入試』で課せられる課題の一つが志望理由書です。
大学によっては、自己推薦書とか名称が違うところがありますけど、まあこの場合、志望理由書と。
なんでこの、うちの大学にいきたいの、というような事書くわけですね。
これについてはですね、別の動画であげているので、詳細はそちらを見ていただきたいんですけども、3つのポイントです。
なにかといいますと、この志望理由書書くときに、これまでの活動ですね、まずは。
何をしてきたの、というような、これまでの活動。
それから、大学で学びたいこと。
それから、まぁ、卒業後の職業。
こういうことしたいという夢であったり、卒業後について書くわけです。
いいですか。
で、このほかにちょっとカッコして、活動報告書というのもあります。
これは全部ではないかもしれません。
活動報告書、ここにもこれまでの活動などを書くのでちょっと被ってしまいますけども、活動報告というのは、部活でどこまで出た、全国大会にいっただとか、これまでこんなボランティアしてきたよっていうのを書くようなものです。
まぁこの中にももちろん、志望理由書の中でも書けるのでどっちになにを書くかとか、その辺は戦略になってくると思います。
これが、すべての大学で、この志望理由書というのが課せられている。
めちゃくちゃ重要な書類だと思ってください。
2回3回書き直したから、これでいいやって思わないでください。
これ大学の要項が出るのが、大学によって違いますけども、夏休み前です。
基本的には6月とか7月に要項が出てきて、提出はですね、9月、10月、遅いと11月ぐらいかな。
9月、10月くらいがメインになると思います。
そうすると3ヶ月ぐらいの時間です。
3ヶ月の時間で2、3回書き直していいなんていうのは、英語で考えてそういう勉強はありえないですよね。
テキスト夏休みから何度も何度もやり返すわけです。
そうやって点数、基本的な点数を上げていくわけですから、これも一緒です。
何度も何度も書き直して、完璧なものをね、仕上げないと、「もうこれ以上良いの書けないよ」っていうところまで書かなければいけません。
いいですか。
その次に、これは全部にあるわけではありませんが、課題レポートというものもあります。
課題だけでもいいんですけれども、課題レポートと。
全部の大学、学部に課せられます。
枚数もバラバラです。
大学によっては読書感想文みたいな、文学部だと、本を読んで、というところもあります。
自由なところもあります。
これ、基本的に何かっていうと、これは大学で…まぁここと一緒ですね。
大学で学ぶことについて、ストレートかどうかわかりませんが、その学部の、「全体的にこういうこと学ぶよ」っという周辺の知識だったり、問題だったり、それに関する課題を書かせるわけです。
ここには時間あります、夏休みがあります。
ですからちょちょっと書けばいいやではなくて、どういうアイディアで勝負するか、どういうふうな構成をもっていくか、工夫をしなければいけません。
これで合否決まるわけですから、ここにどれだけ情熱を傾けられるかというのは読めば一発で分かるので、その辺は非常に重要になってきます。
その次にですね、志望理由書があって、課題レポートがあって、これは一次書類審査の時に出すような書類なんですけれども、それ以外に、当日ということですね、つまり2次審査といいますけれども、大学に行って、80分とかまぁ60分とか50分とかで小論を800字とかで書かせられます。
これもすべての大学・学部であるわけではなくて、あるところにはあるという感じです。
みなさん小論というと、模試で受けさせられたっていうような人とかいるかもしれませんが、これ一体何のためだったのかと、よくわかんないと思った人が多いと思います。
そうなんです。
小論は小論で、幅が広いです。
ですので、やはり大学で学びたいことの基本的な知識ですね、基礎的な、あるいは基本的な知識を持っとかないといけないんですね。
基本的な知識、いいですか。
知識がないと書けないんです。
そうするとあれもこれもそれも書けるよっていうことではなくて、あくまでも皆さんがいきたい学部、いきたい学科の周辺の知識を蓄えておく、知識を得ておく必要があります。
一体何が問題になっているのか、それに対して自分の意見はなんなのか、というような練習が必要です。
それから、最終的に面接があります。
で、この中で小論や課題レポートは必ずしもすべての大学学部であるわけではなく、志望理由書と面接は、まぁほぼ全部にあると思います。
ですので、この2つが最重要課題でして、その他がついてくるというような感じです。
で、たくさんあります。
もちろんこれだけじゃないところもありますし。
こうした中を一体どうやって、例えば英語を勉強するみたいに、「こうやったらいいよね」っていう風なものがあるかといいますと、これ全部共通することとして、まぁ皆さんの興味があること、なんだろうってことです。
興味という言葉は適切か難しいですけれども、要するにですね、例えば数学の勉強だと、「こういう解法があることを習いました」ってことではなくて、「私はこういう人間で、こういうことに興味を持っています、だからこういう活動をしてきました」ってことを書くわけです。
あるいは「こういう性格です。
根性ありますよ。
だって根性あるからここまでレギュラーメンバーでやってきたんですもん」っていうようなことを書きつつ、大学でこういうことを学びたいんだと、学びたいからそういうニュースを見たりですとか、知識を得たり、本を読んだりしているので、その課題レポートの中でも「今こういうことが問題になっているよ」と、あるいは「こういう問題に関してはこういうアプローチがあるよ」というようなことを書き、当日の小論文ではですね、「あなたはどう思いますか、このことに関して」というのであれば、こうした興味を持ってこれまでに学んできたこと、活動してきたことをフルに生かして、それに対する自説を述べる。
面接ではこうした書類、数ヶ月かけて書かれる書類がありますと。
一体どこまで本人が、誰かが助けて、手伝ってくれている可能性大いにありますから、どこまでこの子は自分の力で考えたのかな、というふうなことを聞ける。
大学の先生たちは聞けるチャンスなので、根掘り葉堀り、あるいはこの子はどういう子なのかなというようなことを含めて聞いてくるわけです。
でもそのすべての根本には、あなたが興味を持っていることを、どうやって自分で自分をプロデュースしながらアピールしていくか、ということです。
いいですか。
あなたという人間が興味を持って、こういうことを大学で学んで、卒業後こういう夢があるんだということをアピールする。
で、その中には核となるこの興味の部分、核となるっていうのはここから広がっていくよね。
要するに、すべてのことがバラバラではなくて、どこをとっても「あ、こういうことのために大学で学びたいんだ」とか、「夢がこうだから、そのためにこういうことをやっていきたいんだ」、あるいは「こういうこと頑張ってきたから、こういうふうになりたいと思うようになったんだな」ってことが、大学の先生にうまくアピールして、理解してもらえれば、合格が勝ち取れます。
これまでですね、僕はこういうような感じで生徒を指導して、合格させてきました。
合格してきました、生徒たちは。
例えば過去に、上智大学の総合グローバル学部にいった女の子の話をしますと、彼女はこれまでの活動ということで、ベトナムにボランティアに行きました。
そこでまぁ孤児、孤児院かなんかに行ったんですけども、貧困というものを学んだりして、その貧困の問題を解決したいなということ、あるいは日本以外の国に、そういうことに興味を持っているっていうような視点。
で、しかもですね、過去にドバイに住んでたというところもあって、ドバイっていうのはアフリカとも近いので、そのアフリカ出身の友達から、故郷のですね、それぞれのお友達の故郷、貧しい貧困の話を聞いたりして、ショックを受けた、と。
そこで世界に目が覚めた、というようなことを志望理由書に書いたんですね。
大学ではですね、アジアの貧困について学びたいです、というようなことを書いていました。
で、この上智の総合グローバル学部そのものはですね、グローバルと歌ってますけども、いわゆる英語圏、アメリカとかイギリス、英米ですね、や、ヨーロッパのいわゆる西洋、あるいは欧米といわれているところに興味を持っている、というのではなくて。
むしろ、アフリカだったり、中東だったり、あるいはアジアだったりといった、どちらかというとまぁ発展途上国とか言われているような国のことを学ぶ場所なので、彼女はもう一度それを理解した上で自分がしたいことがそういうことだったので、もちろん目指したわけなんですけれども、そうした勉強をしていきました。
課題レポートに関しては、日本における外国人労働者の人権の問題、について語りました。
人権の話なんですけど、まぁあくまでも貧しい国から日本に働きに来ている人たちが、ほとんど使い捨てのような形で使われてるのがおかしいんじゃないか、日本政府も何してんのっていうようなことを問題にした、レポートを書いた。
そしてですね、小論文。
面接と同じようにあったんですけれども、その時はですね、捕鯨の問題について、書かれてたんですが、ここは毎年ですね、上智の総合グローバル学部は、毎年、文化的な衝突、“A”という意見、こういうことをしているところと、それに反対する人、捕鯨以外にも例えば象牙、日本ですと象牙を使ってハンコ押すとか。
そういうような問題もあったと思いますし、そのような中、あるいはロヒンギャなんかもあったかもしれません。
衝突しているようなことに関して書かせるんですけども、それもですね、その前に興味のあることとして、海外のそういう事例ですね、そういうようなことを新聞を切り集めたりですね、自分で勉強していくことによって知識を増やして、こういうことがあるな、ああいうことがあるな、と。
それのためにはこうしなければいけないなってことを自分なりにまとめたりして準備しました。
最後面接のときはそうしたことについて聞かれたので、それに対して答える、というような形でした。
いいでしょうか、だいたいこんなイメージです。
こうしたことがバラバラにあるのではなくて、その場の思いつきやいいアイディアだ、というだけではダメなんです。
すべてのことが、見てみると、核となる、興味の持ってること、夢だったり、こういう風にしたいんだというようなことが核となって、そこからすべて派生する形でそれぞれの項目ができている、という風になれば、合格が見えてくると思いますので。
大変な作業ですけれども、非常にやりがいがありますし、自分の人生を、これまでなんとなく先生に言われた親に言われたっていう感じで勉強してきたのから、「よし、自分の将来を自分で作っていくんだ」というふうに、向かうんだ、というような形で考えられる入試なので、非常にやりがいがあると思います。
興味がある人はですね、もちろん自分で進めていただいても構いませんし、塾のホームページが概要欄にありますから、そちらの方も観ていただければと思います。
それでは、頑張ってください!
総合型選抜入試が増える理由(動画)
カテゴリー:ブログ2020.08.22
総合型選抜入試(AO・公募推薦)が今後も増える理由について動画で語っています。
総合型選抜入試を視野に入れている高校生に是非見ていただきたいです。
公募推薦 後輩激励
カテゴリー:ブログ2020.08.21
昨年、学習院の教育学科に公募推薦で合格したRさんが、後輩を激励しに塾に遊びに来てくれました。
激励してくれたのは同じく公募推薦で学芸大を目指しているAさんです。
志望理由書への思いや、この時期の苦しみ、学習時間の分配など公募推薦経験者からのアドバイスをしてくれました。
総合選抜型入試は、お盆過ぎから10月にかけてが最も苦しい時期。
貴重なアドバイスをありがとう!!!
志望理由書の書き方(動画)
カテゴリー:ブログ2020.08.07
YouTubeデビューしました。今後は定期的に上げていく予定です。
今回は、志望理由書の書き方についての動画です。
ぜひ、ご視聴ください。
みなさん、こんにちは。
今日はですね、志望理由書の書き方について、どのような感じで志望理由書を書いていけばいいのか。どのようにして考えていけばいいのか、どうやってネタを集めればいいかの説明をしていきたいと思います。
本当はですね、志望理由書もしっかり練って書くことによって、大学の先生が読んだときにこの子はうちの大学に欲しいと思ってもらうことができます。ですから間違っても大学のホームページに行って志望理由書の紙をですね、印刷して1回や2回で仕上げようなんて思わないでください。まずはネタを集めて、推敲を練っていくということです。
まず、どのように考えればといいのかということなんです。志望理由書とここに書いてますけれども自己推薦書だったりいろんな名前があるかもしれませんが、今日はとりあえず志望理由書ということでやっていきますけども、重要なこと、まずはですね、このように考えてほしいんです。
自分のセルフストーリー、自分物語です。自分物語を作っていくことだと思ってください。
まず、過去。セルフストーリーの中で過去と言いますと、みなさんはこれは大学入試に向けて書くわけですから現在高校生です。高校生のことを過去といいます。ですから場合によっては、まだ経験していないこと、夏休みなんかに何かできることあるかもしれませんからそれも含めて過去です。
その次に、現在。現在というのは、たとえば高校3年生の現在の話ではなくて大学のことだと思ってください。それから、未来。これは卒業後のことです。
書いてみましょうか、過去というのは、これまで全部です。これまでのすべてです。
現在というのは大学、未来というのが卒業後です。
それぞれ、たとえば過去であったらどのようなことが重要になってくるかと言いますと、たとえばですね、これまでの活動。活動って何?活動っていうのは部活動でもいいです。ボランティア活動でもいいです。あるいは自分が何か続けてきたことでもいいです。何かこういうことをしてきたという活動、部活も含めます。それから、これまでの好きなこと。活動に近いかもしれませんね。あるいは、○○大学○○学部に行きたかったきっかけ、きっかけは具体的なエピソードの方がいいです。具体的なエピソードをちょっと書いていきましょうか。詳細は後にします。この次いきましょう。
じゃあ、大学はなにかと言いますと、この大学で何を学ぶのかと。いいですか。それから、大学の特徴、行きたい大学の特徴なんなのってところですね。
それから未来。職業です。どんな仕事につきたいのということです。あるいは自分の夢でもいいかもしれません。
で、今3つの話です。過去・現在・未來と言いましたけど、この3つを、・・・とあるのをうまく串刺しにして線にします。線にして、読んだ人がそこにある種の一貫性を感じられたらOKだと思ってください。これがセルフストーリーを作るということ、自分物語を作って、つまりですね、過去、これまでの活動、好きなこと、きっかけとかなんでもいいんですけれどもたくさん書きます。たとえばみなさんが17歳であったら18歳でもいいんですけれども、これまで経験してきたことはほぼ無限大にあります。それ全部を書ききることはできません。ですよね。大学で学びたいこと、何を学ぶか、わかりませんと。わからないと思います。何も考えてなければわからない。
じゃあ、ここでなにが重要なのはなんなのといいますと、情報収集です。つまり、何もしないで全部が書けるなんて思わないでください。情報を収集します。あなたの行きたい大学にはどんな特徴があるの?大きい大学なの?小さい大学なの?どんなカリキュラムがあるの?どんな先生がいるの?先生たちは本を書いてるの?もし本を書いているだったらその本を読んでください。どんな授業を組めるの?留学はどんなところにできるの?たくさんあると思います。あるいは、大学の理念は何なのかとか、そういったことです。こういったことを調べるために情報収集をして、この中で重要な書きたいこと、ここと繋がりがあることを拾っていきます。
そして最後に、卒業後に何をしたいかということです。たとえばです。みなさんがもし、私はこれまで中学高校と6年間卓球部でがんばってきましたというようなことを書いたとします。そして大学では私は醸造の勉強がしたいんです、と。将来は醸造を勉強がしたい、将来は何になりたいかと言ったときに建築家になりたいとなると、たとえばそれはバラバラ過ぎます。そうではなくて、たとえば醸造であれば醸造科に行きたい、具体的なエピソードがあるといいんです。例を挙げると、私は昔から食べることが好きです。小さいときから舌が敏感、繊細で人口の調味料だとすぐに舌が反応して赤ちゃんのときから食べなくて親は苦労をかけたとか、初めてですね、和食屋さんにいってだしを飲んだとき、なんて繊細で奥深い味なんだということからどうやったらできるのかというのでそれがたとえば鰹節、鰹といえば発酵食品のひとつですから、そこから発酵食品というのが日本文化、日本料理のど真ん中にあることを知って、それがきっかけで大学では醸造の勉強をしたいと思ったとか。ここでですね、たとえば、醸造に興味を持ったのであればそれはそれでいいのですが、別の要素を入れてあげるとよりよくなります。
別の要素ってたとえば何といいますと、仮にですけども、英語、フランス語と書きましたけども、将来私の夢を、日本料理、お醤油にしてもお味噌にしても醸造物ですから、発酵食品です。あるいは、日本酒もそうですよね。そうした日本料理、発酵料理を世界中に発信したいと、それで夢があるとしたら、単に醸造が好きなだけでなく、世界の人に広めたいという別の要素が加わってきます。そのために大学では英語でもフランス語でも別の他の言葉でもいいです。こうしたことを学ぶためには、○○大学で勉強しないといけないんですということが言えます。あるいはですね、たとえばお醤油のような発行食品でしたら、東南アジアの方に、タイとかベトナムの方に行くと、魚を発酵させてできた醤油、ナンプラーとかっていうので有名で臭いがきつい醤油ですよね、ああいうのを勉強したいからタイ語を勉強するとかですね、そういった別の要素を入れることによってより具体性をが増して、大学で何を学びたいんだ、この子はどれくらいしっかりと考えいるんだということが読み手、大学の先生に伝わるんです。
こうしたセルフストーリーを作っていきつつ、こうした小さな項目をですね、書いていく。ですからいきなりこんなのは書けないので、一つひとつの項目を書いてって、最後につなげてそれを書いていって、何回も何回も書き直していって、納得のいく文章を作っていくというようなイメージです。ですから最初、こうした過去現在未來というキーワードを作って、それぞれの過去であれば過去のできごと。これがない人、夏休みが最後のチャンスだったりします。今動画撮影しているのはコロナウィルスでなかなか外に出れないような状況ですけれども、普通の例年でしたら、何もなければ高3の夏休みにその活動を作っちゃう、ボランティアに行ったり、どこどこに行ったり、先ほどの醸造であれば酒蔵に行くとか、チーズ工場に行くとか、あるいは醤油工場に見学に行くとか、予約を入れてすると、それが書けますから、書類を出すのは秋ごろなので、活動がかけます。そうすると、実際に頭で考えているだけじゃなくて、僕はこういうことをしました、私はこういうことをしましたよということが書けます。より具体的であればあるほどいいと思います。
それから、大学で何を学びたいかは情報収集が必要だということです。最後に、卒業後どういった職業について、自分にはこういう夢があり、その夢を実現させるためにこういう過去や現在があるんだよと。こういうようなことによって、この3つをうまく書くことによって、よりよい志望理由書が書けると思います。もっと詳しくこうしたことを勉強したいなという人は概要欄を見ていただければ、詳しくテキストなんかもありますので、そちらのほうに入って見ていただければと思います。それでは、がんばってみてください。