Kip学伸のブログ



【上智大学公募推薦】課題レポートの書き方のヒント 応用編

カテゴリー:小論文2024.06.11

 

上智大学の公募推薦には、基本的に課題レポートを課せられます。合格に近づくため、その課題レポートで、ライバルたちと差をつけることも一つの方法です。

 

今日は、そのレポートの効果的な書き方を紹介します。

①読み手を意識するために、意外性を入れる

たとえば、「キリンの首の骨は7つ」ということを伝える場合、以下の二つでどちらのほうが効果的でしょうか。

 

A「キリンの首の長さは約2メートルあり、その骨の数は七つだ」

B「キリンの首の長さは約2メートルもあるのに、その骨の数は人間と同じ 七つしかない」

 

 

どちらも「キリンの首の骨は七つ」という事実が書かれていますが、「骨の数が七つ」であることをより効果的に伝えているのはBであることは分かると思います。骨の数が七つというのは多いのか少ないのかは一般の人には判断ができないと思いますが、「2メートルもあるのに」骨の数が「人間と同じ」と書くことで意外性が伝わるのです。他にも例を挙げてみましょう。以前、中3生に作文の授業で50字の自己PRを書かせたことがありました。その中の一人の生徒が書いてきたのは以下のような文章でした。

 

数学が得意で学年トップを2回とりました。それは長所である諦めないことがいかされていると思います。

 

50字のPRにおいて最大のポイントはたった50字しか書けないことです。ですから工夫しなければ伝えたいことは伝わりません。ここでは、「数学が得意」「学年トップ」「諦めない性格」などのアピールがされています。自己PRとして形は整っていますが、少し一本調子なのが否めません。こうした場合に、少し意外性を入れると一気に読み手の好奇心が揺さぶられます。

 

粘り強い思考を武器に得意な数学は学年トップ。でも、机に積まれているのは、数学の本ではなくワンピース。

 

「ワンピース」というのは中学生に人気のある漫画です。数学が好きというアピールだけですと、だたの「ガリ勉」に思われかねません。せっかくのPRですから、そこに数学とまったく関係のない漫画の話を入れることで、実際に書かれていること(この場合、数学が得意で漫画も好きであるということ)以上のことが伝わります。読み手は、書き手のことに興味をもつようになります。

 

ちなみに、書き出しに意外性を入れるのがもっとも効果的であり、そのため多くの小説の書き出しはそのような工夫が施されています。たとえば日本でおそらくもっとも有名な書き出しであるのは、

「吾輩は猫である。名前はまだない」ではないでしょうか。まず、「吾輩」という格式ばった言い方と「猫」というのがちぐはぐない組み合わせです。そのうえ、名前がないとくるのですから、この後どういう展開に続くのか気になるところです。

②ネタを逆張りで考えてみる

 

「逆張り」というのは、他の人とあえて反対の意見を主張することです。たとえば、多くの人が

 

日本は今後、ますます就労人口が減っていくが反対に高齢者の数は増えるため、財政がひっ迫し、経済的にはジリ貧になっていく。

 

と主張しているとします。要するに少子高齢化によって、財政が悪化し、経済成長の足を引っ張るという主張です。現に多くの識者もこのようなことを言っています。しかし、「逆張り」の発想では、他の人とあえて反対のことを言うので以下のような主張になります。

 

日本は今後、就労人口が減り高齢者の数は増えるが、大きなチャンスだと言える。というのも、少子高齢化が進むというのは、ほとんどの先進国に見られる現象であるため、その良いモデルを作ることができれば、多くの国が日本を見習うことになる。

 

ポイントは、多くの人が述べそうなことをまずは考える。もちろん、その意見の良い点も悪い点も含めて。そのうえで、その意見とはまったく違う、あるいはまったく反対の意見を理屈付けできる形で述べるのです。

 

③海外の視点を入れてみる

 

みなさんは、オーストラリアで使用されている世界地図を見たことがありますか?

 

オーストラリアの世界地図は、オーストラリアが中心になっています。日本の世界地図は日本が中心です。誤解している人もいるのですが、日本の世界地図であるから日本が真ん中にくるように描かれているのです。

 

オーストラリアの世界地図は南北も反対になっており、見たことがない人も多いのではないでしょうか。世界地図というのは、基本的に自国を中心に作られています。オーストラリアは南半球の国ですから、当然われわれ北半球の国とは上下が反対です。こうした他国の世界地図を見ると見慣れた日本も少し違って見えないでしょうか?

 

反対にオーストラリア人にとっては、オーストラリアが真ん中に描かれた世界地図は、見慣れた世界地図です。こうして考えますと、「世界地図」と一口にいっても、なにを中心にするかによって見え方は変わってきます。そして、これは単に世界地図に留まらずあらゆる社会現象についても言えることです。日本で報道されるニュースは日本の視点です。当然、同じニュースが別の国では違って報道されています。

このことを敷衍(ふえん)しますと、あるグローバルイシュー(世界的に話題となっているような社会事象)について考える際に、「外国人(たとえばアメリカに住んでいるアメリカ人)であれば、この問題についてどのように考えるのだろう」と考える習慣をつければ、これまでとは違ったものの見方ができるかもしれないということです。こうした「視点」をレポートの中に入れることによってライバルたちに差をつけることができます。

 

以上の三点を意識して課題レポートを書くと他の人とは差別化できるものが書けると思います。

総合型選抜入試 本を探すヒント

カテゴリー:小論文2024.05.04

 

総合型選抜入試を考えていたり、志望したりする人は、自分の進みたい方向性を知るために本を読むことを薦められることも多いでしょう。まとまって情報を得るためには、本を読むのが最上の方法だからです。

 

ところが、実際本を買おうとなると難しい場合がすくなくありません。というのも、まずみなさんは本を買おうとするとどうやって調べますか?おそらくは、第一にインターネットを使って検索するでしょう。しかし、本を買いなれていない人が、良い本に巡り合うのは簡単なことではありません

たとえば、あなたが将来、小学校や中学校の先生、あるいは学校に関わる職業に就きたいと考えているとします。その場合に知らなければならないこととして、

 

 ・学校教員とはどういう仕事なのか

 ・現在は学校でどういう問題が生じているのか

 

といった、これまでの学校のありかたが挙げられます。しかし、それだけではなく、今後の学校に求められることが何なのかということも当然必要になるでしょう。というのも、今後の学校は、多国籍・他民族化するはずです。そうすると、学校のありかたそのものが、これまでと大きく変わるわけですから、どうあるべきなのかと問われてくるはずです。また、少子化のスピードは行政予想よりも速いスピードで進んでいます。その影響も無視できません。

 

上記のようなことを学びたいと思って本を調べようと思っても探すのが難しいはずです。学校関係だけの本ではなく、少子化や、「外国人との共生」、あるいは「日本語を話せない生徒」など少し考えるだけでも、問題が多岐にわたるからです。ネットで検索するにしても、おそらくうまくいかないでしょう。

 

また、ネットだけではなく、本屋さんに行っても、ジャンル別に本棚が分かれていますが、「教育」のところなのか「社会」のところなのか、あるいはどこの棚を見れば良いのかで悩むうえに、そもそも高校生にとって手頃な本があるとは限りません。

 

こうしたことを踏まえて、本を探す良い方法を二つ紹介したいと思います。

 

一つ目は、新書です。塾では、本を買う際は基本的に「新書」を薦めています。値段が手頃なうえに、まとまった知識が入るからです。今から新書の魅力についていくつか話をしていきたいと思います。新書の最大の魅力は、自然科学から文芸、歴史に至るまで幅広い知識が手軽に入手できることです。

 

とはいえ、新書にも多くの出版社があり、大きな本屋さんに行っていざ棚を見ようと思うと、気が遠くなるはずです。また、新書は膨大な数の出版点数があり、しかもジャンル別に棚に並んでいるわけではありません。要するに本屋さんで探すのには向いていないのです。

 

新書を探すコツは、新書の目録に目を通すことです。ネットでも探せますので、四つの会社を紹介したいと思います。

 

 

次にお薦めの方法は、図書館の司書さんに聞くのです。司書というのは、本に関するプロですから、自分が知りたいことを伝えることができれば良い本や、どこの棚を見ればよいかを教えてくれます。図書館で本を借りればお金もかかりません。自分でネット検索するよりも、プロの人に聞いた方が有益な情報を得られます。

 

このようにして必要な本を読んで、情報収集をしていきましょう。情報は多ければ多いほど使えるネタも増えますので、ぜひ早めに行動を起こしましょう!

小論文の書き方 「○○はどちらでも良い」はウソ!

カテゴリー:小論文2023.09.06

小論文は論理的に考えて表現できるかどうかを見るものであるから、結論は(是非を問う形にすれば)どちらでも良い、という意見があります。しかし、こうした主張は大学入試に出題される小論文に関しては正しくありません

 

小論文の王道な書き方を例に考えてみましょう。たとえば、「中学生の制服着用の義務に対してどう考えるか」という課題が出たとします。それに対して二つの例を挙げてみます。

【例1】

中学生は制服着用の義務がある。

 

確かに、オシャレをしたい年頃であり、服装の着こなしを通して自己表現をしたい人も多いだろう。

 

しかし、中学生の本業は学業であり、オシャレをすることでもなければ自己表現でもない。そもそも私服になると、オシャレに対する競争熱が高まり、それによる階層化が生徒間に生じる可能性がある。こうしたことを学校という場に望む人はいないだろう。また、中学校では学業以外にも愛校心や仲間とのつながりも学べる。制服があることで、帰属意識や仲間意識が強まるだろう。

 

こうしたことを踏まえると、中学生は制服を着用することが望ましいと言える。

【例2】

 

中学生に制服着用の義務はない。自由に服を着るべきだ。

 

確かに、制服を着ることで学生としての自覚が生まれ、生徒間で一体感が生まれるという意見もあるだろう。

 

しかし、これだけ「多様化」や「グローバル化」が叫ばれている時代に、みんなが同じ服を着て学校生活を送らなければならないというのは時代錯誤も甚だしい。ましてやLGBT増進法が施行されている今日、生物的な性別によって、着るべき服が定められるというのは時代の流れに逆らっている。

 

このように、現代の時代の潮流を考慮して、中学生の制服着用の義務は撤廃し、小学生と同様、私服であることが望ましい。

 

さて、小論の出来はともかく、二つとも同じ構成で書かれています。

 

  • 結論
  • 反対意見
  • 反対意見に対する反対意見と自分の意見の補強
  • 結論

 

このような構成上の問題として見れば、どちらの小論も大きな差はありません。結論が異なるだけです。ですから、もし論理的な思考と表現ができるかどうかを見るために、小論文を課しているのであれば、上記の二つに差はつかないでしょう。しかし、総合型選抜入試での小論はそもそも趣旨が異なります。

 

というのも、もし、論理的な思考と表現ができるかどうかを見るために、小論文を課しているのであれば、学部別で問題を変える必要はないはずです。しかし、実際は学部どころから大学によっては学科ごとに出題内容が異なっています。なぜでしょうか?

結論は簡単です。要するに、大学側は小論文で論理的思考能力だけを見ているのではないということです。

 

たとえば、大学のHPやパンフレットに「多様化」「国際的」「グローバル」といった文言が数多くある大学を志望しているとしましょう。総合型選抜入試では、自分は大学側が求めている人材にぴったりであるというのをアピールします。だからこそ、大学のリサーチが重要になるのです。そうしたことを考えますと、「多様性」を謳っている大学の入試で「男は男性用制服」、「女は女性用制服」を着用するべきだと主張するような人が合っていると言えるでしょうか?あるいは、上記のような小論文が課せられたときに、海外の事情も含めて考えたときに、制服の着用義務が本当にグローバルに説得性をもつでしょうか?

 

多くの小論文の出題内容は時代が反映されています。当然です。大学で学ぶということは、単に自分だけの問題ではなく、社会的な意義を求められるからです。だからこそ、税金が投入されるのです。特に社会科学は、自然科学に比べて社会的な潮流の影響を大きく受ける傾向があります。昨今でいうと、「SDG’S」や「グローバル」「多様性」といったキーワードなどまさにそうだと言えるでしょう。こうした社会の流れを踏まえたうえで、自分が目指すべき方向性を考えるべきです。

 

以上のようなことを考えると、小論文でもある程度、結論は決まっているはずです。そうした方向性を知ったうえで、結論を書いていくことが大学入試に向けた小論文対策となります。

単なる型を覚えてそれに従って文を書く練習は、受験対策になっていないことを知っておきましょう。

作文が書けるようになるために

カテゴリー:小論文2022.04.14

作文が書けなくんて悩んでいる人は多いのではないでしょうか。そういう人にとって、「作文」とつくものはとにかく拒絶となってしまいがちでしょう。

それもそのはず。そもそも文章をどうやって書くのかを段階を学ぶことがないのですから、もともと書くのが好きな人以外にはハードルが高いはずです。
書くのが苦手な人は次のような段階を踏んでいけば、じょじょに長い文章も書けるようになっていきます。参考にしてみてください。

①読み手を意識して書く
誰に向けて文章を書いているのかを意識する
②短い文を正確に書く
主語と述語がねじれていないかどうか。
③文は具体的に書く
ごまかしの表現、あいまいな表現を多用していないかどうか。
④対比をする
一つの主張でも、他の意見との対比が書かれているかどうか
⑤因果関係を明確にする
原因と結果がうまく書かれているかどうか。論理に飛躍がないかどうか。

小論文の書き方

カテゴリー:小論文2022.03.30

英語や数学といった科目に比べ、小論文はどうやって勉強を始めたら良いか分からない人が多いのではないでしょうか。

学校で小論の授業があって受講している人もいるかと思いますが、その多くはいきなり実践的な(本番に近い)形式の小論を書いていることが多いようです。

しかし、それでは自分の力がついていくという実感ももてないでしょう。そのうえ何が採点のポイントとなるかどうかも分かりづらいのではないでしょうか。

長年、小論・作文指導をしてきた私の書き方指導は以下のような手順です。

1 すべての文章には読み手がいる    ⇒読み手を想像して書く。
2 文章は具体的に書く         ⇒曖昧な表現は、思考が練られていない証拠。
3 文の構成を考える          ⇒接続詞の正しい使い方と小論の型。
4 知識を増やす            ⇒調べながら書くことで、各分野の知識を増やす。
5 実践問題              ⇒過去問対策

このような流れに従って、訓練を積んでいきます。各ステップの中にいくつもの課題を書かせます。そうすることで、何を学んでいるかが分かり、その課題がクリアできているかどうかも分かります。

多くの小論文のテキストや授業では3と4のみに力がおかれているため、もともと文章が苦手な人は、けっきょく何も身につかないということに陥りがちです。そうならないためには、特に1と2の訓練を積んで、文を書いて相手に伝えるということが、どういうことなのかを知ることが最善の道となります。

小論文の極意(動画)

カテゴリー:小論文2021.09.23

小論文の書き方について話しています。
書いたことのない人でも理解できるように、身近な例を挙げて、書き方(型)について語っています。

【動画はページの最下部にあります。以下は動画のテキストバージョンとなります。】
>>合格を目指す方は「総合型選抜入試・AO入試/小論文対策コース」もご覧ください!

はい、みなさんこんにちは。
Kip学伸、塾長の大沢です。
今日は「小論文の書き方の極意!」というのを、
話をしていきたいと思います。
小論文は、嫌だ、ハードルが高い、苦手だ、
そういう人たくさんいると思いますけども、
そもそもその理由は
小論文の書き方を習ったことがない
からだと思います。
ですから今日は、どういう風にして書けば小論文が書けるのかというのを
わかりやすく説明していきたいと思うんです。

小論文って実はいくつかのパターンがあります。
皆さんもご存知かも知れません。
一番オーソドックスなものはですね、
ぶわーっと文章が書いてあって、
筆者の主張みたいなものがあって、
まあそれに対するあなたの意見、
筆者の意見をまずまとめなきゃいけない。
要約みたいなものが必要ですね。
で、それに対するあなたの意見はどうですか、というのがあります。
次にですね、グラフとか資料みたいなものがたくさんあって、
そこから読み取れることを書きなさい、というパターンが1つ。
それから問題がわずか1行2行、
多くても3行ぐらいパパパッと書いてあって、
それに関してどのように考えるのかを述べなさい、というようなパターン。
まあその他たくさんパターンあると思います。

で、それぞれもちろん勉強の仕方とかっていうのは異なっていくんですが、
今日は極意ということですから、
その根本にある話をしていきたいと思うんですけれども、
小論文というのは自分の意見を発表するんです。
自分の意見を書くということなんです。
ですから、まあ基本的にはイエスノーで答えられるような話、
まあ命題がはっきりしているということを書くわけです。
なんとでも取れるような曖昧とした話ではダメなわけです。
ですから、はっきりとしたまあ
それに対する自分の意見というのがはっきりあるということが大前提です。
ですから、多くの場合、そこに書かれている文章、
例えばその筆者の主張みたいなものに対して、
イエスかノーで答えられるというものが多いです。
いいでしょうか。
まずは命題をはっきりさせるということです。

ここでいきなり小論文の難しい話をしたり、例をやってしまうと、
通常の小論文と一緒でハードルが上がってしまいますので、
わかりやすく説明しますと、
例えばですけども、まぁこれを見てる皆さんは
高校生が多いと思いますけども、
お父さん、あるいはお母さんに、
お小遣いの値上げ、
「お小遣い上げてよ!」という交渉したいと思ってください。
小論文的に言いますと、
ここでいう命題というのは、
お小遣いの値上げをしてくれということです。
いいですか。
まずは小論文、結論からです。
これは小論文に限らず、人に話をする時もそうですけども、
着地点がどこか見えないような話だと
聞いている方は疲れますから、
まず結論から、と覚えておいてください。まず結論から。
小論文の場合、「こうだ」という自分の意見を最初に、
今回の場合はお小遣いの値上げをしてほしいんだということを
まず明確に書いてください。

で、その明確に自分の意見を述べた後には
理由を書くといいです。
で、この理由ですけども、決めちゃいましょう。
2つ。理由は2つ。
なぜ2つかっていいますと、
例えば理由が7つありますというのを、
聞く気しません。
多すぎますから、聞く気しないですよね。
理由1つだと、薄い。
だからまぁ2つか3つがいいということです。
で、別に2つでも3つでもいいですけども、
3つだと思い付かないかもしれないので、2つにしましょう。
これぐらいでいいんです。

お小遣いを上げてほしいというようなことを書いて、
理由を言います。
「というのも、」と言って、まあなんでもいいんです。
あなたは今、受験生。
一日中、学校で勉強している。
学校が終わったらそのまま塾に行くと。
例えば、その塾に行くのに時間がない、
家帰ってご飯食べてる時間ありません。
でも学校でお昼食べてから夜ご飯まで、
ずいぶん、9時間とか時間が開いちゃう。
お腹が減る。
だから、毎日コンビニに寄っておにぎり食べなきゃいけないってなると
お金がかかります。
ですから、
毎日、私は今受験生として、あるいは僕は受験生として、
学校が終わったらすぐに塾に行って、
夕ご飯を食べるまでに相当な時間がある。
その間に間食を摂らないわけにはいかないので、というようなことで、
理由を述べます。
そのためには、自分がもっと使えるお金が必要だということがまず1つ。

その次に、何でもいいんですけども、
例えば、受験生で、今設定は高3の受験生ですから、
高3の受験生であれば、塾の先生に、あるいは学校の先生に、
「おお、英単語の勉強してるか。あの単語帳いいんだけどやってるか。」と。
それを知らなかった、とか。
あるいは世界史の、ちょっと資料が欲しいなとか、
何かいろいろと必要な問題集だったり参考書だったりというのが出てくると。
そういう時に家に帰って、
「お母さんお母さん、こういう本がほしいんだけどさ、
買ってくれない?お金ちょうだい。」とか、
「今 amazon でポチしてよ」みたいなことをすると時間がかかるから、
まあ学校が終わって必要だと分かったら、
その足で本屋さんに寄ってですね、
すぐに購入できるか。
過去問も、Aという学校しかなかったけど、
やっぱり Bという学校も今日急に気になりだしたから
ちょっと過去問を買ってやってみたいなと。
そういう時に時間のロスをしないためには
自分ですぐに買える状況が必要であると。
やっぱり受験生として第一の目標、
志望校に受かるというものを達成するためには、
そういう参考書だったり、問題集、過去問だったりが必要なので、
そのためにもお小遣いが必要であるというようなことを述べます。

理由2つ述べました。
で、小論文も自分の意見を言って、理由を述べると。
それに対する理由を述べるといいんですけども、
一方的な意見になってしまうので、
その自分の意見に説得力・説得性を持たすには、
自分の意見と反対の意見を取り込むと
より説得性が増します。
例えば今の話でいいますと、
お小遣いを上げてほしいのは自分であるわけですから、
お小遣いをあげる立場である
お父さん、あるいはお母さんの立場に立って、
確かに私は、僕は今、
私立の高校に通って、
さらには塾にも行かせてもらって、
受ける大学は私立の大学だから、
これからもお金がかかって大変だと思うと。
迷惑もかけてると。
お金も非常にかかっていると。
そういうのがわかってますと言って、
相手に寄り添うわけです。
これはもう説得するのと一緒です。
小論文というのは口で人を説得するのと一緒です。
自分のことばっかり、自分の要望や、自分の意見ばっかりを言ったら
人は聞いてくれないので、相手の方にまずは寄り添っていきます。
しかし、それでもやっぱり自分の将来を考えた時に、
ここで自分の目標を達成すると、
自分がやったらやった分だけ結果が返ってくるということを実証したいし、
自分の行きたい大学に行くことによって、
将来お父さんやお母さんにも恩返しができると思う、
というような感じで、
その自分のお小遣いの値上げに対する反対といいますか、
それに対するお父さんお母さんの立場も一旦書いた上で、
それに対する説得する意見、
自分が将来大きくなったら、
自分の行きたい大学に行くことで恩返しができると思うとか、
あるいは自分の志望校に受かると自分の夢が叶えられますよとか、
なんとか大学に入ったら大学3年生の時にドコドコの国に留学できて、とか、
というような形で、
その叶った後のことを書くことによって、
再反論ができるのです。
反論に対する再反論ができる。
それができれば最後は結論ですね。
だから、やはり今の僕、私には、どうしても、
心苦しいけれども、
お小遣いを上げてもらう必要があるんです、
というような形で締めくくれば、説得性が増します。

小論文も、大なり小なり、
お小遣いの値上げとは内容は違いますけども
構造は一緒です。
まずは結論。
言いたいこと。
自分の主張は何なのかということを述べて、
その理由を2つ述べる。
そして自分の意見とは反対の意見というのを書いて、
その反対の意見に関するもう一度再反論を書いて、
最後にもう一度結論を書くと。
これもちろん順番は違ってもいいです。
自分の意見を最初に書くというのの後に、
反対意見を書いてもいいです。
理由は後から書いてもいいです。
その辺の順番は特に決まっていませんが、
まあでも今言ったようなことを頭に、
念頭において、その構造さえ理解できれば、
出てくる文章が一緒でも
要は自分の意見を明確に書く、主張を書く。
そこが決まればあとはその理由を書いて、
それに対する反論を書いて、
反論に対する反論を書けば、立派な小論文が出来上がります。

今日の話はここまでになります。
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ではまた今度。

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