「ぽんきんかん」から「早慶近?」へ なぜ近畿大学は人気が出たのか?
カテゴリー:学校紹介2025.12.04
近畿大学の人気が出た三つの要因を徹底解説
こんにちは。今日は、近畿大学について話をしていきたいと思います。「国際バカロレアIB広場」というところのサイトによりますと、「大学受験者数11年連続日本一」とのことです。受検者数が増えただけではなく、偏差値も年々上がっており、名実ともに上昇中の大学だと言えるでしょう。
ところが、昔から人気があったというわけではありません。昔は、「ぽんきんかん」(日本大学・近畿大学・関西大学)」などと揶揄され、大学は大きいが、実力はそこまではない、などと言われていました。
では、なぜ人気がそこまででたのでしょうか。話をしていく前に、下記のポスターを見てください。ここに大きく書かれた 「早慶近」。コピーの中では、最新の世界大学ランキング(THE)で私立総合大学の上位を頭文字でくくると「早慶近」になるという挑発的なメッセージが添えられ、広告の締めには「早々に慶(よろこ)びが近(ちか)づきますように」というダジャレも入っている。こうした「攻めの姿勢」が、近大の人気急上昇の象徴と言えるでしょう。

では、なぜここまで伸びたのでしょうか?今日は 近畿大学が人気を獲得した三つの要因 に絞って解説します。
- 攻めの広報戦略が完全に刺さったから
近畿大学の快進撃の最大の特徴は、大学とは思えないレベルのブランディング力 にあります。
▼代表的な広告例
- 「早慶近」
- 富士山が割れて、中からマグロが飛び出す迫力広告

- SNSでの強烈なコピー、Web戦略
- オープンキャンパスの演出、動画のクオリティ
これらは「話題づくり」というよりは、大学イメージの刷新を明確に狙ったものでしょう。
親世代の「普通の総合大学」「中堅」という固定観念を壊し、子ども世代には「今一番ノリに乗っている大学」という印象を植え付けることに成功したのだと思います。
- 学部・研究分野で「全国的に通用する強み」が生まれたから
もちろん、広報だけで人気は伸びません。近大は 研究・教育の中身も大きく評価され始めました。
▼特に強い代表分野
- 水産研究(近大マグロ)
- 生物・理工系分野の実績
- 医療系・農学・工学の応用研究
- 情報系の成長
近大の強みは、「わかりやすく強い研究」を複数持っていること。特にマグロの養殖は有名で、専門の飲食店が大阪と東京にあります。これが全国の受験生に刺さるのだと思います。総合大学でありながら、「この分野なら近大で学びたい」という選ばれる理由がはっきりしてきたことが大きいです。
③キャンパス改革 → 女子学生の取り込み
近畿大学のキャンパス改革は、「綺麗になった」「設備が最新」という表面的な改善ではなく、結果として 女子からの評価を一気に高める構造改革 でした。
ここがおそらくポイントです。
「安全・清潔・明るい」環境の整備
大学選びで女子が特に重視すると言われているのが、キャンパスの雰囲気の良さ、安全性、清潔感です。
近大はここを徹底改革しました。
- 新校舎のデザイン性が高い
- 動線が明るく広い
- カフェやラウンジの充実性
- トイレ・休憩スペースなど細部まで綺麗
特に、キャンパス内に滞在できる場所を多く作ったことで、「授業がない時間も快適に過ごせる環境」があるとなり、結果として、「行ってみたくなるキャンパス」→「女子人気の上昇」という流れを作りました。
まとめ:なぜ近畿大学は人気が出たのか?
■人気の三要因
① 広報の成功
→ 「早慶近」広告に象徴される“攻めのブランド戦略”
② 研究・学部の強み
→ わかりやすい実学系の強み
③ キャンパス改革
→ 女子学生が行きたいと思う環境づくり
この3つが同時に揃ったことで、
ぽんきんかんの中堅 → 全国区の人気大学へと急上昇したわけです。
お買い得度ナンバー1中学!富士見丘中学とは?
カテゴリー:学校紹介2025.07.19
本日は東京都渋谷区笹塚にある女子校、富士見丘中学の紹介をしていきたいと思います。場所柄、kip学伸から過去に何人もの生徒が合格して入学してきました。時に、受験生にお薦めすることもあります。
じつはこの富士見丘中学、最大の特徴は「お買い得度が高い!」ということです。まずはそこから話をしていきたいと思います。
①偏差値が低い学校は行く必要がないという意見
中学受験をするかどうかで悩んでいる保護者の方と面談をすると、一定の割合で「一定以下の偏差値であれば受験させずに公立中学に行かせます」と言われる方がいらっしゃいます。不思議なことにお母さんよりもお父さんからこの意見が出ることが多いですが、おおむね下記のような理由からそのようなことを言われるのだと思います。
・低い偏差値の学校に通わせる意味はない
・わが子はまだ受験をする時期ではない
確かに、偏差値40台と聞くと、本当に大丈夫なのか不安になるのは当然です。高いお金を払って私立の中学に行かせる意味などない、と思われるのは、むべならざることです。しかし、こうした考えはあることを見落としていると言わざるをえません。
というのも、私立の中学に通わせる最大の理由は、「地元中学に行って高校受験するよりも、良い教育が受けられる。良い大学に行ける確率が高い」ということだからではないでしょうか。そのことを吟味したうえで、上記の意見を改めて考えますと、以下のような疑問が湧きます。
・入口の偏差値は見るのになぜ、出口(大学進学実績)を見ないのか?
・低い偏差値の私立中学よりも地元の中学のほうが良い授業を提供してくれるのか?
・今成績が伸びていないのに、なぜ数年後本人がやる気になって偏差値が伸びると思うのか?
結構辛辣な意見かもしれませんが、重要なことです。ほとんどの人は、中学受験をゴールに設定して今を考えていることが多いのですが、大学受験をゴールに設定することで見えてくるものは異なります。「出口を見る」というのもそうですし、「どんな授業をしてくれるのか」というのも中学に入ってからの話です。こうした視点が抜けたまま、「受験をするべきかどうか」と悩んでいる人が多いのです。
これは私の持論ですが、都会に住んでいるのであれば、勉強が苦手な人、偏差値が上がらない人ほど中学受験をして私立中学に行ったほうが良いということです。そして、その見本となる学校がまさに富士見丘中学なのです。
②富士見丘に対する評価
まずは、富士見丘中学の偏差値を見てみましょう。
WILL入試 42
一般入試 43
です。お世辞にも高い偏差値とは言えません。ところが、大学の進学先を見ると、早稲田、上智に各10名以上、MARCHも10名前後、しかもすべて現役で合格しています(2026年版の『中学受験案内』から参照)。これは、かなりの進学実績だと言えるでしょう。要は6年の教育でかなり伸ばしてくれる学校なのです。
実際、『週刊ダイヤモンド』によりますと、「中高一貫校レバレッジ度総合ランキング」で富士見丘中学は首都圏で1位を獲得しています。レバレッジ度というのは、簡単に言うと、 6年間でどれだけ伸びるかということです。
③富士見丘が“1位”である理由
❶ 少人数制×学びの密度
- 教師との距離が近い/質問しやすい環境
- 英語・数学などで習熟度別/個別サポートあり
⇒要は面倒見が良い。実際、合格した生徒は通塾しない。
❷ 探究×グローバルの両立
- 探究型学習・模擬国連・SGH(スーパーグローバル)などの実践
- WWL拠点校として世界規模の課題に挑む教育
⇒要は新しいタイプの教育を提供してくれる。結果として推薦や総合型選抜入試での合格者が増える。
❸ 進路指導の徹底
- 中3〜高1でキャリア教育→自己理解
- 推薦・総合型選抜・海外進学にも精通した指導体制
⇒進学校にありがちな国立の一般受験目指す指導オンリーとならず、今の時代に合った新郎指導をしている
結果として、国内であれば、早慶上智、国際基督教、東京外国語、京都大などに合格者を輩出して、海外大学も、UCLA、クイーンズランド大学などに合格者を出しています。
こうした進学実績を地元中学⇒公立高校で実現することは難しいでしょう。そもそも6年かけてより良い大学を目指すという目標を掲げられないのですから。
さて、今日のお話を踏まえますと富士見丘中学は、下記のような魅力のある学校であると言えるでしょう。
・偏差値が低くても大学進学実績は良い!
・英語や探求学習に力を入れた新しいタイプの学校!
・今の多様な受験に対応してくれる進路指導!
・海外の大学も視野に入れてくれる!
興味のある人は、是非学校のHPに飛んでみてください。
「名門・神戸女学院大学の現状は?」 今と昔を比べてみた!
カテゴリー:学校紹介2025.06.26

先日、「津田塾の今」という動画を出したところ、とても反響がありました。津田塾が「東の名門」であるなら「西の名門」は神戸女学院!
ということで、本日は、神戸女学院の今と昔について話をしていきたいと思います。現在の親御さんが神戸女学院に対して持たれているイメージと現実とでは随分と異なると思います。ひょっとするとショックを受ける人もいるかもしれません。お母さん世代ですと「女子大の最高峰」というイメージを持たれている人も多いかと思いますが、それが実際はどうなのかについて本日は話をしていきたいと思います。
①神戸女学院大学とは? 歴史と伝統
- 創立1875年、関西最古の女子大学の一つ
- ミッション系(キリスト教主義)
- リベラルアーツ教育の伝統
- 英語教育の名門としても知られていた
- かつては関西女子トップ層が目指す大学
- 関西財界・文化人家庭の子女が通うことも多かった
②昔の偏差値・難易度・ブランドイメージ
1980年代後半(バブル期前後)
| 大学・学部 | 偏差値目安(当時) |
|---|---|
| 同志社(文学部英文学科) | 62~65 |
| 関学(文学部英文学科) | 60~62 |
| 神戸女学院(英文学科) | 58~61 |
| 立命館(文学部) | 58~62 |
| 関大(文学部) | 55~60 |
→ 神戸女学院の 英文学科は同志社・関学と併願が成立するレベル
→ 立命館・関大の一部学部よりはむしろ神戸女学院のほうが難しい場合もあった
→ 女子だけに限定すれば「神戸女学院を第一志望にして関関同立を併願」する人もいた
1990年代前半(女子大がまだ強かった時代)
| 大学・学部 | 偏差値目安 |
|---|---|
| 同志社(文学部) | 62~65 |
| 関学(文学部) | 60~63 |
| 神戸女学院(英文学科) | 57~60 |
| 立命館(文学部) | 58~62 |
| 関大(文学部) | 55~59 |
③現状はどうなっている? 偏差値・人気
- 現在の偏差値(最新データ例)
→ 学科にもよるが50台前半~中盤くらいが中心 - 関関同立との距離がかなり開いた
- 併願層の変化
→ 関西外大・京都女子・武庫川女子あたりとの競合が目立つ - 受験者数の推移 → ここ10年はやや減少傾向
④就職状況はどうなっている?
- 大手企業への就職は減少傾向
- ただし教育系・医療福祉系・文化系の職業志向は今も強い
- 英語力を活かして航空系を目指す学生も(近年は厳しいが)
- 女子大ならではのきめ細かいキャリア支援は健在
- 昔はアナウンサー出身大学ランキングの常連
特に 1980年代後半~1990年代初めは、「女子アナ御三家」 → 慶應/津田塾/神戸女学院 みたいな扱われ方が一部メディアにも出ていました。
しかし、近年では2000年代以降は女子アナの出身校がほぼ共学化し、早慶・上智・青学・法政・明治などのミスコン出身女子アナが主流になり、 神戸女学院は上位から外れるようになりました。
※ 2020年代現在 → ランキングにはほぼ登場せず
⑤ブランド価値は残っているのか?
- 親世代には「名門女子大」のイメージはまだ根強い
- 関西圏では「品のよさ」「文化的教養」のイメージも健在
- 首都圏では知名度が低下している
- 国公立併願層の減少が大きな課題
⑥まとめ・今後どうなる?
- 女子大復権の流れをうまくつかめるか?
たとえば:
- 東京女子大・日本女子大が「リベラルアーツ×キャリア教育」路線で 人気回復中
人気を回復している東京女子大や日本女子大はリベラルアーツの良さを活かしつつ「現代的キャリア教育(ICT、PBL、STEAM教育、女性のライフデザイン)」を整備して 受験生にわかりやすい進路像 を示せている一方で、神戸女学院や津田塾は歴史ある本格的リベラルアーツ校として 学問的には高い質 を維持しているものの、「キャリア教育との接続」が弱いため、職業志向の高い現代受験生には訴求力がやや低いといえる。
【津田塾の今】かつての憧れ女子大は、どう変わった?
カテゴリー:学校紹介2025.05.25

【1】偏差値の変化
保護者の方々、あるいはその世代より上の方にとっては、おそらく津田塾といえば、女子大の最高峰といったイメージがあるのではないでしょうか。ひょっとすると今もそのイメージを持たれているかたも多いかもしれません。しかし、随分と前から昔とは世間的な評価がだいぶ異なるようになってきました。津田塾がどう変わったのかをまずは偏差値の変化を通して見てみましょう。
【約40年前(1980年代前半~中盤)】
- 津田塾大学(学芸学部・英文学科など)
- 偏差値:65~68
- 旧帝大レベルの共学の難関学部に迫る高偏差値
- 津田塾大学は、早慶(特に早稲田の文系)に次ぐ最上位の女子大という位置づけ
- 共学が当たり前でない時代、「女性エリートの象徴」だった
【現在(2025年入試)】
- 津田塾大学(学芸学部・英語英文学科など)
- 偏差値:52~56(河合塾・駿台・ベネッセなど各模試平均)
- 偏差値はMARCHより明確に下がり、成蹊・成城・獨協あたりと並ぶ位置に。
※偏差値は目安です。模試や時代によって異なります
まとめると
→ 偏差値で約10~15ポイントダウン!
→ 大学ランク感覚で言うと、旧帝大クラスから中堅私大上位クラスへ
→ 「かつては超難関、今は一般的な上位私大」という位置づけに変化
【2】昔の津田塾
津田塾大学は1900年、津田梅子によって設立されました。まだ女性が自由に教育を受けられない時代に英語とリベラルアーツを重視する超先進的な教育を行い、“女子の東大”とも呼ばれる存在になりました。そしてバブル期までは、『津田塾ならどこにでも就職できる』というような神話すらありました。
【当時の津田塾の強み】
- 日本初の本格的女子英語学校(当時は「英語といえば津田塾」)
- 海外留学者を多数輩出
- 知性と品格の象徴だった
- 就職にも直結していた(大手企業が津田塾女子を取り合った)
- 女子の進学先自体が少なかった時代背景もある(東大や国立大学がまだ男子中心)
【3】人気低下の理由
ところが1990年代以降、時代は変わります。かつては偏差値65以上で早慶と並び称されるほどの超名門だった津田塾大学が、なぜ今、偏差値は50台になったのでしょうか?そして、本当に津田塾は衰退したのでしょうか?
【偏差値低下の理由】
- 共学志向の拡大
⇒女子だけの環境よりも、男女共学の大学を選ぶ受験生が増加。早慶、上智・ICU・MARCHの共学化された人気学部に流れる傾向が強まった。
- 実学・キャリア志向の台頭
⇒ビジネス・国際・情報・看護などの実学系学部がある大学が人気に。津田塾は学芸学部中心で、学部の選択肢が少ないのが弱み。
- 女子大人気の低下
⇒少子化とともに、女子大学全体のブランド力が低下。保護者世代と違い、「女子大安定・安心」のイメージが若年層では薄れている。
- 入試方式の柔軟性の差
⇒MARCHや共立女子などは多様な入試方式(共テ利用・英検利用・総合型)で広く受験生を集めている一方、津田塾はやや保守的で受験の間口が狭い。
上記のよう原因があてはまる津田塾をはじめとした多くの伝統女子大は、苦戦を強いられました。当然、それにともなって偏差値も、かつての『超エリート校』から、いわゆる“中堅校”の位置へと変わっていきます。
【4】そして、現状
しかし、このまま凋落が続くのでしょうか。津田塾はただ衰退していったわけではありません。今では時代に合わせて、大きな変革を進めています。
【変革ポイント】
- 総合政策学部を新設(文理融合型)
- データサイエンス教育の強化
- ICT・英語教育のアップデート
- キャリア支援の充実(少人数制・きめ細かいサポート)
もともとの英語教育の強みを生かしながら、現代のリーダーシップ教育に進化しようとしています。今、津田塾は“小さいけれど個性の強い女子大”へと生まれ変わっていると言えるでしょう。
【5】まとめ・これから
こうした変化を遂げた津田塾は、昔のブランドにしがみつくのではなく、“これからの時代に必要な女性”を育てる大学へと変わっています。背景には、大学選びは、単なる“偏差値”だけでなく、『どんな力をつけたいか』で選ぶ時代に変わってきたということもあるでしょう。
津田塾は、
- 英語を伸ばしたい
- 世界で活躍したい
- 少人数できめ細かい教育を受けたい
そんな人にとって、今も間違いなく魅力的な選択肢だと言えるでしょう。
学校紹介【昭和女子大附属昭和中学校・高等学校】
カテゴリー:学校紹介2025.04.22
昭和女子大学附属昭和中学校は、東京都世田谷区太子堂に位置する私立の中高一貫の女子中学校です。 アクセスは、東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋駅」から徒歩7分と便利な立地にあります。学校の設立は、大正9年でもともと文京区にありました。
高校は募集をしていない完全な六年一貫教育となっています。
入試においては、2科目、4科目、3科目から選択でき、英語資格を持つ受験生には試験免除の制度も設けています。 英語資格が利用できる入試というのは、今のはやりにのっていると言えるでしょう。
昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校では、生徒の多様な興味や将来の目標に応じて、以下の3つのコースを設けています。
- 本科コース:基礎的な学力を養い、多様な進路に対応する一般的なカリキュラムを提供しています。
- グローバル留学コース:英語力やコミュニケーション能力を高めることを目的とし、高校2年次にカナダでの10か月間のホームステイと現地校への通学を通じて、国際的な視野を広げます。
- スーパーサイエンスコース:理数分野に興味を持つ生徒を対象に、STEAM(科学、技術、工学、芸術、数学)教育を推進し、高度なサイエンスプログラムを展開しています。
英語と数学に力を入れているという意味では今のはやりにしっかりと乗っていると言えるでしょう。また、昭和⼥⼦⼤学の推薦を得たまま、他⼤学受験の準備をし進学することもでき、そういったことが理由となってか、偏差値も12年前に比べると上がっているようです。
2013年
卒業生 226名
首都圏模試偏差値 53と53 四谷大塚偏差値 45と47
2025年
卒業生 179名
首都圏模試偏差値 59と61 四谷大塚偏差値 46と49
偏差値は上がっていますが、注意が必要です。首都圏模試では偏差値が6~8上がっていますが、四谷大塚模試ではそうでもありません。大学進学実績を見ても、2013年に比べて良くなっているわけではないなぜ、首都圏模試だけ偏差値が上がったのでしょうか?背景には「模試の特性」と「受験層の違い」が関係しています。ポイントを整理します。
首都圏模試の偏差値が上がった理由としては、中学受験率の上昇(地元人気)が最大の理由だと思います。要は昔であれば受験しなかった人も中学受験をするようになった結果、偏差値があがったのです。一方の四谷大塚は首都圏模試よりも難しい模試であるため、受験者の顔ぶれがあまり変わってないから偏差値は大きく動かないと言えるでしょう。
分かりやすく言うと、
四谷大塚の偏差値は →「御三家や早慶レベルを受ける子が併願で受けたときの昭和女子の立ち位置」
首都圏模試は →「地元の子・公立併願の子が本命で受けたときの昭和女子の立ち位置」
このズレが今回の現象の正体です。
また学校の最大の特徴として、五修⽣制度というものがあります。
「五修生制度」は、高校3年生(6年生)の1年間に、在籍を維持しながら昭和女子大学の授業を受講できる独自の制度です。この制度により、高校卒業後に昭和女子大学へ進学する場合、受講した大学の授業が単位として認定され、大学生活を1年早く開始することが可能となります 。
主な特徴とメリット
- 中高一貫教育の早期修了:中高の5年間で高校卒業に必要な単位をほぼ修得し、6年生で大学の授業に参加します 。
- 大学単位の先取り:昭和女子大学に進学した場合、6年生で受講した大学の授業が正式な単位として認定されます 。
- 進路の多様性:大学生活を1年早く始めることで、留学や研究、大学院進学、就職活動などに余裕を持って取り組むことができます 。昭和女子大学附属学校
- ダブルディグリー制度との併用:五修生制度とダブルディグリー制度を組み合わせることで、5年間で昭和女子大学と海外協定大学の2つの学位を取得することも可能です
この制度は、昭和女子大学附属校ならではの特色であり、生徒にとって多様な進路選択や早期の専門的学習の機会を提供しています。
八雲学園中学校高等学校
カテゴリー:学校紹介2024.11.17
所在地は、東横線都立大駅から徒歩10分弱の住宅地の真ん中にあります。1938年に女子校として創立されましたが、2018年度より女子校から共学になりました。
首都圏模試の偏差値は、2024年で男女ともに47です。これは国・算の二科受験での数字です。共学化前の2017年は、4科で54、2科で51でしたから、若干下がったということになります。150名いた卒業生も89名まで減っていますので、人気が下降気味と言えるでしょう。ただし、大学進学率は78%から87%に上がっています。
合格実績としては、以前に比べMARCHを始めとした日本の大学は下がっていますが、海外大学の合格者数は増えているようです。海外協定大学推薦制度(UPAA)というのもあり、高校の成績・英語力を基準として、アメリカ・イギリス・オーストラリアの協定大学に推薦入試で受験できるそうです。今後はもっと海外大学が増えるのではないでしょうか。
さて、八雲学園の最大かどうかは分かりませんが、大きな特徴の一つに初年度納入金の高さが挙げられます。女子校時代の2017年は初年度納入金が103万でしたが、2024年は179万になっています。そうなのです。これはかなり高額でして、八雲はお金がかなりかかります。首都圏の私立中学初年度納入金の高さランキングでいいますと、3位です。ただし、学費や入学金が高いわけではなく学費以外のものが高いようです。
納入金が高いこともあって設備は豪華なものが多く、たとえば、トイレは帝国ホテルのものと同じものを使用しているようで、ものすごく綺麗なようで音楽も流れているようです。学校のHPも拝見しましたが、本当にホテルのようです。また、陸上レーンは、国際大会が行われる陸上競技場と同様のタータンレーンが2本あり、本番さながらのスタート練習ができるようになっています。また、足元を照らすライトも設置され、暗くなっても練習に励むことができるようです。さらにすべての教室には毎月生花が生けられるようです。以前、私は八雲に住んでいたのですが、もっとも印象に残っているのは、クリスマスのときに学校に電飾がされていたことでした。建物全体がデコレーションされています。
学習カリキュラム最大の特徴は、英語に力を入れていることです。近年は、受験の段階で英語が得意な生徒を集め、あたかも英語が得意になるかのような印象をつくる学校もありますが、八雲はそうではなく、全員英語ができるように一から鍛えてくれるようです。
共学になった2018年より、世界50か国の私立校が交流する「ラウンドスクエア」のグローバルメンバー校の一つになりました。「ラウンドスクエア(Round Square)」は、世界50カ国から約200校が加盟している私立学校を結ぶ大きなネットワークです。国連の会議さながらに、世界中から加盟国の生徒たちが集まり、環境や国際問題などをテーマに、ディスカッションや研究発表、奉仕活動、アドベンチャーなど様々な活動をおこなっています。また、中3生になると全員がカリフォルニアにある「八雲レジデンス」という学校施設で研修を行います。
こうしたグローバル教育以外にも文化体験にも力を入れているようで、月に一度文化体験の日を設け、美術鑑賞、ミュージカル、映画鑑賞をはじめ、さまざまな場所に出かけて文化や歴史を探求します。ただし、コロナ以降はその回数は減っているようです。また、部活動にも力を入れており、空手部は世界大会で金メダルをとったそうです。他にも女子バスケっと部が全国大会に出場しています。
さて、英語や文化体験に力を入れているという話からは近年の流行の学校のような印象を受けますが、そういった学校は人気が高くなり、年々偏差値が上がる傾向にあります。しかし、八雲は受験者数が減っており、偏差値も下がっています。なぜでしょうか。いくつか考えられることを挙げてみます。
一つは、校則が厳しいことです。髪型や服装に関してかなり厳しいらしいのですが、校則が厳しいことそのものよりも、英語や文化体験に力を入れているということと校則が厳しいことが、保護者や受験生にとって合わないのではないでしょうか。
また、在校生に話を聞きますと女子校時代からいる先生たちはずっと在籍されていても、新しい先生は出入りが激しいようです。そうしたことに加えて、朝礼などで話される先生たちの話もかなり昭和感があり、今の時代と合わないことが多いと言っていました。こうした学校の空気が、イメージとあまりにも合わないのだと思います。
おそらくこうしたイメージギャップが原因で、人気が下がっているのではないかと考えられます。学校の教育方針は、もっとも重要な要素ですから、人気をとるために方針を変えるということが良いことかどうかは分かりませんが、人気校にしていくには、自由な校風にしていくことかもしれません。
青山学院大学理工学部情報テクノロジー学科ってどんなところ?
カテゴリー:学校紹介2024.08.27
卒塾生の美咲さんが出演してくれました。青学の理工学部情報テクノロジー学科について色々と聞いてみました。
上智大学法学部地球環境法学科の学生に聞いてみた!【動画】
カテゴリー:学校紹介2024.04.23
現在Kip学伸で講師を務めているO先生に上智大学法学部地球環境法学科の実情について話を聞いてみました。
恵泉女学園
カテゴリー:学校紹介2023.03.18
恵泉女学園は、小田急線の経堂駅から徒歩10分ほどにある、プロテスタントの女子校です。河井道さんが戦前に創設し、「広く世界に向かって心の開かれた女性を育てなければ戦争はなくならない」という理念を持っています。
最近の特徴としては、偏差値が伸びていることです。2013年の53から2023年には65まで上昇し、(すべて首都圏模試の2月1日合格率80パーセントを参照)鴎友学園(偏差値70)に迫る勢いとなっています。高校では募集をしていないため、入学したい人は中学受験をする必要があります。進学実績は近年良くなっており、特にMARCHへの進学者数が増えています。2013年と23年の合格者数を見てみると下記のようになります。
明治 5⇒27
青学 17⇒14
立教 9⇒17
中央 6⇒8
法政4⇒22
ただし、早慶国立はあまり変わっていないところを見ると、学習カリキュラムがMARCHレベルなのだと言えるでしょう。実際、進度もそこまで速いわけではなく、内容ももちろん公立中学よりは難しいのですが、バリバリの進学校ほどではありません。
教育方針は、主体性・多様性・協働性を育むことで、聖書(主体性)を用いて自己肯定感や自分自身と向き合う力を育み、国際(多様性)を学び、英語力と世界観を広げ、園芸(協働性)を通じて「いのち」の尊さや感謝の気持ちを養います。
園芸に力を入れており、園芸の授業があるのは、特徴と言えるでしょう。英語に力を入れていますが、帰国子女に対してはそこまで積極的であるとは言えず、10名弱の合格に留まっています。
恵泉女学園は少人数制で、学習習慣を確立することに力を入れ、昨今注目されているような学習にも積極的に取り組んでいます。授業料は、初年度の納入金額は112万円で、10年前に比べて20万円ほど上がっています。
授業スタイルは少人数制で、学習習慣を確立することに力を入れており、昔からディベートや小論など昨今注目されているような学習にも力を入れてきました。
また、成績が明確にでないため、自分の学力的な位置が分かりづらく、高3時の指定校推薦をとるかどうかのときに、情報がオープンではないことによって、受験生が大変な思いをする可能性があります。さらに、成績が良いと指定校推薦ではなく、一般で国立・早慶を目指すよう促されます。
東京海洋大学ってどんなところ?後編
カテゴリー:学校紹介2022.03.24
【後編】東京海洋大学に入るまでしてきたこと
大沢:では、具体的にどんな勉強をしてきたのか。国立なので5教科7科目、全部やったの?
池田:全部やりました。
大沢:何が一番得意なんですか。
池田:生物です。
大沢:なかなか塾では教える機会のない生物が一番得意で、今もそういうのが好きなの?
池田:今も生物が好きです。
大沢:なるほど。生物が得意で、あとは?
池田:あとはしいて言うなら英語か国語と社会。
大沢:あれ、数学理科はそうでもない?
池田:そうでもないです。
大沢:そうだったんですね。国立なので、センター試験をやって、2次試験をやって、点数配分ってどれくらいだったんですか?
池田:他の大学だと全部圧縮されたりすると思うんですけど、うちの大学では英語は圧縮されないで250点満点で換算されて、他の教科を圧縮するって感じなんで。
大沢:じゃあ、センター英語が非常に重視される?
池田:ですね、はい。
大沢:じゃあ真面目にやってる子は行きやすいよね?
池田:そうです。そうです。
大沢:2次試験は?
池田:2次試験は私の学科だと小論文と、数学か化学か生物から1つ選んで2つで受験する。
大沢:あー、なるほど。じゃあもちろん生物をとって。
池田:はい、生物と小論文で受験しました。
大沢:小論はどういう題材が多いんですか?
池田:そんなに海の関係とかではなくて、文章を読んで求められた答えが書けるのかっていうのが知りたい内容なので、普通に何かの本の本文から引っ張ってきて・・・
大沢:国語みたいな?一番オーソドックスな筆者の主張みたいなのをまとめていって?
池田:要約したりみたいな。
大沢:そういう感じなんですね。他なかなか一緒に目指そうっていう友達もいなかったんじゃないですか?
池田:いなかったです。
大沢:うちでも多分、受験した子はいなかったと思います。
他にもじゃあ、特殊と言っても、今日の話を伺ってると、食品流通とかだとここの大学じゃないと絶対ダメっていうわけじゃないと思うので、私大もいろいろ受けたと思いますけど、どんな私大を受けたんですか?
池田:まずは明治大学農学部、法政大学生命科学部、東京農業大学。
大沢:全部そういう関連なんですね。たとえば今の3つでいうと、明治なんかだと、明治が滑り止めになるのか、明治の方がレベル高いのか?
池田:どうなんでしょう?私は第一志望が国立で、第二が明治大学という感じで受験しました。
大沢:やっぱりそういう人が多いのかな?国立受けると、明治や法政だと滑り止めなるの?ならないくらいなの?
池田:滑り止めになるかならないかギリギリ。
大沢:同じくらいのレベルになるのかな?
池田:そうですね。
大沢:で、農大だとちょっと滑り止め?
池田:はい。
大沢:ちなみに大学に向けての勉強っていうのはいつぐらいからスタートを切ったのですか?
池田:本格的に始めたのは高3の夏休みくらいからですね。4月から夏休みまでの間は実感がなくて、何をすればいいのかわからなくて、行動に移せなかったというか。
大沢:頭ではわかっていても?なるほど。 結構じゃあ、夏はがんばりましたか?
池田:はい、普通に大手の塾に通ってたんですけど、毎日朝9時から夜10時まで塾に行って。
大沢:予備校?
池田:映像授業の塾ですね。
大沢:自習室みたいなところで?
池田:映像の授業を受けて、今日の分の勉強をしたあとに、夜までずっと自習するっていう感じです。
大沢:9時から10時だと13時間?
池田:途中お昼休憩を入れながら。
大沢:結構きつい勉強を夏休みめいいっぱいして、何か覚えてることありますか?夏前にセンターこれくらいだったけど、終わるとこれくらいになったとか。
池田:英語は多分伸びたと思います。
夏前あったら6割7割だったのが、夏終わったらはそれを当たり前に超えるようになってきました。
大沢:最終的にはどれくらいになったのかな?
池田:最終的には8割。
大沢:その30日40日の間で力をつけて、国立で全科目必要なので数学も?社会は何を取ったんですか。
池田:政治経済です。
大沢:なるほど、あまり勉強しなくて済むようなものを?
池田:そうです。
大沢:それでも科目多いので大変で、小論もやらなきゃいけないしとか?
もし、センター試験をしくじってしまったら変えようかなとかありましたか?
池田:いや、それはなくてダメ元で受けようと思ってました。
大沢:自分の想定の点数を下回っていたとしても、うけてやろうと?
池田:はい。0%ではないじゃないですか。
大沢:そうだね。結構やりたいことがはっきりしている人が多そうな大学なので行きたい人にはすごい魅力的な大学な感じが。うちにも生徒で海が好きで行きたいって言ってる子もいるので、そういう子には理想の大学かも。4年間ずっと船に乗れるってわけではない?
池田:そうですね、でも船乗りの学科に、他の学部学科に行けば、1年に2,3回乗船実習っていうのがあって、2週間とか長かったら1か月2か月くらい船の上で生活するのはあります。
大沢:そこで漁師さんでは学べないことを何かいろいろ学ぶってことだよね?
池田:大型の船の機械室とか航海に関わる仕事、技術面とかで資格が取れるようにっていうのはあります。
大沢:じゃあそういう船に乗る人っていうのは、そういう船を運転するような人に就職したりする?
池田:はい、そうです。
大沢:じゃあちょっとコロナで大変だったのかな?
池田:今は乗船実習の前は2週間家から出るなって言われているらしいです。
大沢:なるほど。2週間の隔離を経て、陰性であることがわかって乗れるみたいな。
そういうことなんですね。
学校の勉強も夏までは普通にしてたと。じゃあいつから大学は目指しだしたんですか?
池田:大學は、夏休みのオープンキャンパス行ったときにちゃんとここ目指そうと。
大沢:それは行ったのは高2?高3?
池田:高3です。それまではなんかいくつか候補があって、第一志望にする大学があやふやだったんですけど、とりあえず全部第一志望は国立だったので幅広く勉強しておけば対応できるのかなって思って。
大沢:ちらっと前に授業が終わったあとお話ししていた時に、お母さまが北陸の方だと聞いて、その時にお母さまはすごい魚介類にうるさくて、東京のスーパーの魚は食べられないから東京で買うときはデパートに行くって話をしてたと思うんだけど、そういうお母さんの影響もあって?
池田:この大学を初めて知ったのはお母さんに言われたからですね。さかなクンがうちの大学の客員教授をしていて、お母さんがなぜかわからないけどさかなクンが好きで。
大沢:お母さん、やっぱり魚が好きなんですね。そういうのもあって、海のものにきっと小さい頃からお母さんの話を通して近かったのかもしれないですね。
はい、わかりました。こんな感じでうちで講師をしてくれている池田さんが、大学でどういったことを学んで、こういう勉強をしているというお話をしました。今日はありがとうございました。
東京海洋大学ってどんなところ?前編
カテゴリー:学校紹介2022.03.23
こんにちは、Kip学伸の大沢です。
今回はうちの塾で現在講師をしてくださっている池田先生に来てもらいました。お願いします。池田先生は現在海洋大学海洋生命科学部海洋政策文化学科というところで勉強しているので、きっと海洋大学というのはどういう大学なのと疑問に思っている人もいるでしょうし、東京海洋大学に行ってみたいと思っている人もいると思うのでどんなことを勉強しているのか?入学するまでどういう勉強をしてきたのかということについて色々とお話を聞けたらいいなと思いますのでよろしくお願いします。
大沢:まずは、なぜ東京海洋大学に行こうと思ったんですか?
池田:一つは私が将来食品の流通業に関連する仕事をしたいなと思って、それでいうと例えば水産加工会社とか、水産系を扱う食品会社に関わることができる大学なると、この大学が一番いいのかなっていうのがあって。
大沢:もっと聞きたいのは、なんで食品の流通に興味があったのか?
池田:食品関係で働きたいと思ったのが始めなんですが、それはなんでかというと、人間が生きている限り食料品というものはあるので、少なくとも自分が生きている間は「食」があるなあって思って。
大沢:なるほど。確かに生きている限り食べなくてはいけないです。
池田:人間がいる限り、ずっとある分野だからと思いました。
大沢:で、そこから海洋加工品、海の関係だっていうので海洋大学に行こうと。その海洋大学では、他にもいくつも学部があると思いますけれども、どういう人が多いの?
池田:普通の大学に比べると少し変わってる人が多いかなあと。やっぱり海の生物が好きとか、釣りが好きとか、変な人が多いなって思います。
大沢:大学はそんなに大きくはない?
池田:大きくはないです。でもキャンパスは品川と、門前仲町にあって、それ2つなんですけど、人数は本当に少なくて1つの学部に100人いないですね。私の学部は40人弱しかいません。
大沢:じゃあ本当に高校の延長のみたいな感じですか?
池田:クラスみたいな感じです。
大沢:みんなで船に乗ったりはするの?
池田:1年生の交流みたいなので学校の持っている船で2泊3日のクルージングとかもありました。
大沢:2泊3日のクルージングって結構ハードでしょ?
池田:陸に降りれないので気持ち悪くなったら終わりです。(笑)
大沢:でも海に特化しているので、高校でも商船みたいな感じでいくつもあると思うけど、東京にそういう海洋に特科した国立があるってことを今のお父さんお母さん世代は知らないような気がします。設置が最近、2003年なので。やっぱり海が大好きで、海が基本にあってそこから海の生物だったり、海から派生するいろんなことに興味がある人が集まってくるイメージ。なるほど。池田さんそのものは、食品加工に関わりたくて入ったと、それは大学に入ってもその思いは変わらず?
池田:はい、ずっと変わらないです。
大沢:あとみんな大学院が多いんですか?
池田:ほとんどそうなんですけど、私の通ってる学科が理系でも文系でも受験できる学科で、その学科は6割くらい就職しています。でもほかの学科は8割9割、大学院に行くという感じです。
大沢:基本大学としては理系メインな感じですか?
池田:そうです。全部理系です。
大沢:海洋政策文化学科というのは、タイトルだけ見ると海の政策文化って言っても政策と文化がどう結びつくのかが名前ではわかりずらいんですけど、どういう狙いというかどういうことが学べるのでしょうか?
池田:例えば、海女さんとか捕鯨とかの伝統的な海に関する文化を交えて今の漁業の問題について考えるとか。
大沢:ということは、捕鯨を反対しているような海外の団体の人たちとやりあったりとかは?そこまではしない?
池田:そこまではしないです。
大沢:でも捕鯨であったり海女さんであったり、日本に昔からあって、伝統だけど廃れつつあるような文化的なものを学問的にとらえたり・・・なるほど。
池田:あとは、その海に関する文化以外にも普通に国際的に、例えば国際法とか。言ってみれば海って世界共通のつながっているものじゃないですか。国際的な見方もできるような勉強もするし、国際的ないろんな文化を理解する姿勢を持てるようにしようとか。
大沢:東京以外にも全国どれくらい国立で海洋系の大学があるか知っていますか?
池田:北海道と神戸・・・
大沢:北海道って北海道大学?
池田:そうです。
大沢:昔教え子が船に乗るような学部に行った気が。他は神戸にあって。
じゃあ、あんまりないんだね。それだけ貴重であり、希少なことが学べるところでもある、と。
池田:それは自信を持って言えます。
【後編に続く】
桐朋女子
カテゴリー:学校紹介2017.05.29
本日、午前中に桐朋女子の学校説明会に参加してきました。
場所が近いこともあって、うちからも何人もの生徒が行きました。
中学受験での入り口の偏差値の割に出口の大学進学では実績が良いという印象がありましたが、本日の説明会でも同じくらいの偏差値の学校に比べ、大学実績はよいとの話がありました。
通っている生徒の印象から割と自由闊達なイメージがあったのですが、本日の話を聞いてその印象がなお強まりました。先生がついてくださって校内見学もさせてもらいました。女子校ですが、実験室が七つもあり、設備は古いものの調っておりました。
レポートを書かせ、なおかつディベートもあるとのことなので、AO入試や公募推薦には有利だと思います。
AO入試者は、今後も増えていきますから、そこのところをもう少しアピールされたら良いのではないかなとも思いました。
暁星・・・通塾生の学校紹介
カテゴリー:学校紹介2017.03.29
*これは楽天ブログからの転載になります。(ブログをHP内に移しています)
暁星中学
現在中3のMくんは幼稚園から暁星に通っています。
暁星は、幼稚園からの生徒が40名・小学校で80名・中学で60名入ってきて、高校では募集をおこなっていません。中高一貫校ですから進度も速く、中学生2年生頃から高校の学習に入ります。
去年の合格実績では
東大 17名
京大 3名
一橋大学 4名
東京工業大学 4名
・・・
と国立では東大が一番多い合格者を出しています。
Mくんによると半分以上がお医者さんの子どもで、それもあってか医学部志望者が多いとのことです。「東大の理3行きたいなあ」と言っているクラスメートも何名かいるそうです。
合格実績を見ると、東京慈恵会医科大学、東京医科歯科大学、北里大学、順天堂大学といった私立医学部が多いのが特徴といえるでしょう。
医師の子どもが多いこともあって、裕福な家庭が多く、Mくんによると「お父さんが車をたくさん持っているから、車に詳しいという人が多い」とのことでした。Mくん自身も医学部志望者です。
また、フランス語をやっていることも大きな特徴だと思います。
勉強ばかりに力を入れているわけではなく、サッカー部は強いそうで、そのためグランドは人工芝とのことでした。足を怪我しないようにしているのですね。
暁星の英語の授業では、多くの進学校が私用している「Progress in English」を使用しています。
このテキストはイエズス会の神父さんが作ったもので難易度が高いことで有名です。
ちなみにこの「Progress」、教科書ガイドがないので自学自習をするのがとても大変です。使用校の生徒はみな苦労しながら予習をしています。
女子学院・・・通塾生の学校紹介
カテゴリー:学校紹介2017.03.29
Kさんは女子学院に通う中学2年生。
女子学院は桜蔭、雙葉と並んで女子御三家と言われる学校です。とはいえ、学習進度はそれほど速くなく、わりとゆっくりとしています。
全国的に女子校は、年々変わってきているとはいえ、進学意識が男子校に比べ弱いと言えます。トップ校の偏差値は男女ともに大きな差はないのですが、進学実績で開きがあるのはそのためでしょう。
ところで、女子御三家の生徒をたとえるのにこういう話があります。
道に空き缶が落ちていると、桜蔭生は本を読んでいるので気付かない。雙葉生は拾ってゴミ箱に捨てる。女子学院生は思い切り蹴る。
世間では自由闊達な校風からか割とおてんばなイメージもあるのでしょうか。制服も一応ありますが、普段は私服だそうです。
合格実績を見ると国立では
東大 30名
一橋大学 11名
東京工業大学5名
の順になっています。
私立では早慶をはじめ医学系の大学や東京理科大学といった理系が多いのも特徴かもしれません。
*これは楽天ブログからの転載になります。(ブログをHP内に移しています)
日本女子大付属豊明小学校・・・通塾生の学校紹介
カテゴリー:学校紹介2017.03.29
Rちゃんは日本女子大の附属校の一つである豊明小学校をこの春卒業しました。豊明幼稚園時代からKipに通っているので通塾期間も丸6年になりました。最近は国立の歯学部を目指すと言って勉強を頑張っています。
豊明小学校は長い伝統のある学校で、それゆえ学校内では、とても伝統を大切にするそうです。一般的にはお嬢様のイメージが強いのではないでしょうか。Rちゃんの話を聞いていても、豊かな方が多いように感じます。軽井沢に学校の施設があるそうで、小中高それぞれがその施設を利用するそうです。
Kipには他にも何人か日本女子大付属に通っている生徒がいますが、みな書くことが得意です。日本女子大付属は小学校の時から、書くことをとても重視する学校で、書かされる量は半端ではありませんから、それが多いに関係しているのではないでしょうか。
たとえば、学校行事があると、全て原稿用紙で4~5枚で書かなければならず、他にも週に2回書かなければいけない日記もあります。中学校の定期テストの記述量も他校と比べると群を抜いています。そうした訓練を経ることできちんとした日本語を書くことができるようになるのではないでしょうか。
また8割の生徒は日本女子大に進学しますが、残りの2割の生徒は難関大学や国立の医学部、歯学部を目指すそうです。内部進学した人の半分以上は家政科に進学します。
*これは楽天ブログからの転載になります。(ブログをHP内に移しています)
桜修館の塾対象学校説明会
カテゴリー:学校紹介2016.10.20
先日、桜修館で塾対象の学校説明会があったので行って参りました。
2012年に一期生の大学受験があったのですが、東大4名 早慶63名 東工大4名 一橋大2名という優秀な成績もあってか100名前後の先生が来られていました。この様子ですと、今年度はますます人気が高まると思われます。
全体的な印象としては、学習カリキュラムがしっかりとしていて、先生方もとても熱心に学習フォローをされているようで、人気がでるのももっともだというものでした。
一般公開はされていないいくつかの情報をパワーポイントを使って教えて頂けたので、気になったことを書いてみようと思います。
一期生で東大、東工大、一ツ橋、横浜国大など難関国立大学に進学した生徒の入学試験の結果がどうであったのかを追跡調査したものを見せて頂きました。
桜修館の入学テストは、適性、学校の成績、作文と三つからなりその総合点で合否が決まるのですが、適性が5割、学校の成績が3割、作文が2割です。
適性テストが高かったほど、難関国立大に合格した子が多かったそうです。面白いのが、逆に学校の成績が良かった子の合格は少なかったそうです。
それが理由というわけではないそうですが、今年から、学校の成績の割合が4割から3割に減りました。その分、適性が増えました。
校長先生も、広い範囲から優秀な生徒に来てほしいと明言していましたから、学校の姿勢ははっきりとしていると思います。
以前は学校の成績が良くて、作文が書ければ合格できるというようなことも言われていましたが、現在ではそういうことはありません。学校で習う基礎学力に加え、筋道を立てて考え、またその考えを的確に表現できる能力がなければ合格は難しいと思います。
日本工業大学駒場中学の説明会
カテゴリー:学校紹介2016.10.20


先日、日本工業大学駒場中学の説明会に行って参りました。
工業系なだけあり、理科系大学への進学に向けての学習カリキュラムには力が入っており、生徒の制作した掃除ロボットを拝見しましたが見事なものでした。
付属の大学への進学率は平成24年度でいいますと18%弱で思ったよりも少なく、他大学進学が半数を占めるのだそうです。また、カナダへ留学する生徒が10%近くいるのも大きな特色だと感じました。
富士見丘中学高等学校 説明会
カテゴリー:学校紹介2016.10.05
先日、富士見丘中学高等学校の説明会に行って参りました。
ここ数年の現役大学進学率は85%で、日東駒専やGMARCHの合格者層が多数を占めているようです。
また、海外留学制度もあり今後は海外の大学への進学も増やしていきたいとのことでした。
いくつかの学校訪問を通して特に感じたのは、今後アメリカやイギリスを中心に海外の大学の進学が増えていくだろうということです。
大沢





























